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10年ぶり…。
随分と酷い崖崩れなんだね。
復旧には時間がかかりそうかぁ…。
あんまり一箇所に留まると滞在費が…。
[急ぎの用は無いが、別の方で問題が出てきて。参ったな、と頬を掻く。パトラッシュに視線を移せばスペアリブを食べ始めていて。その様子に目を細めてフランに視線を移す]
そぉ?
何でもないなら良いけど。
[心の中で安堵の息を吐く。パトラッシュと約束したのだから、これは隠し通さなければならない]
二次災害、もう起きてたよね。
[その言葉と共に視線はグレッグへ]
[フランが視線を動かしてくれたことにほっとしつつ、内心全力でディーノに土下座で謝り感謝した。
フランとレッグの話にはそっと耳を傾け。
そういえば床が何だか土臭い、と思いながら、どこかで土砂崩れでもあったんだろうかとのんびり考える。]
10年前の、か。
[何かを思い出すように小さく呟いて]
宿代とかだね。
マスターに交渉してみたら?
あの道がないと村から出れないし。
どうしようもないもん。
[そう言ってマスターの方を見て]
あー、うん。
既に起きてたね。
[グレッグに視線を転じて]
[苦笑した]
交渉かぁ。
何か手伝うとかすれば良いのかな。
他で稼げるようなのは無いだろうし…。
手伝うから宿泊代少し安くして、とか。
[どぉ?と視線は主人に。返って来たのは、考えておく、の一言だけ]
即否定されるよりはいっか。
良い返事期待してるー。
[もはやどっちが雇われる側なのやら]
でも酷い二次災害じゃなくて良かったよね。
打ち身と擦り傷だけで済んだんだもん。
[スペアリブの肉部分を食べ終われば、がじがじと骨を齧り堪能する。至福のひととき。その時聞こえたのは
『酷い崖崩れ』『復旧に時間が』『あの道がないと村から出れない』
それらの単語から、全体像を浮かべ理解するのにそう時間はかからなかった。
(崩れたのはあの…、そうか。)
心の中で独りごちる。
(そういえばこの村に来るまでに危なそうな場所があった、ような。
あそこが崩れたってんなら……ふん、人が騒いでたのもそのせいか。ああ、占いで言ってた凶事ってのもこれのことか?)
それは至極まともな考えに思えて、一人納得する。
そういうことなら、もう余計な心配は無用か、と。]
まったくだね。
もし本当に埋まっちゃったら…。
[そこまで口にして]
[自分で顔を顰めた]
…縁起でもない。
とにかく気をつけてもらわなくちゃね。
[復旧を望む気持ちと]
[事故が起きないで欲しい気持ちと]
[もやもやしてきてカップの残りを一気に呷った]
マスター、おかわり!
復旧作業する人達皆、気をつけてもらわないとね。
何が起こるか分からないし。
[フランの言葉に頷いて]
あまり飲みすぎるのは…ってお酒じゃないから大丈夫かな?
[飲み物の消費が早いことに口を挟むも、それは酒では無いようで。止めるほどでもないだろうかと考える]
[突然フランに話しかけられ、骨を齧る姿勢はそのままに見上げてきょとりとする。
瞬きをひとつ。
(え、もしかして矢っ張りバレてる…?)
緊張を孕んだ視線で、じっとフランを見つめた後。
おもむろに、わん、と吼えて返した。
まぁ大丈夫じゃね? という判断のもと。
っつーか俺って幸せそうに見えるんだ、と、少々意外に思いながら。]
うん、このくらいはお酒じゃない。
[実際ソーダで薄めたそれは]
[普段飲んでいる物と比べなくても]
[大した濃度ではないが]
美味しいものがあるのって幸せだよね。
[パトラッシュの声に]
[クスクスと笑って]
[カップを傾けた]
このくらいはって…お酒なんじゃないか。
濃度が低いからって量を飲んだら変わらないんじゃない?
[飲みすぎはダメだよ?と窘めるように首を傾げて]
そうだね。
幸せになれることってそこら辺にぽんっと在ったりするもの。
美味しいものそうだし、楽しいこともそう。
身近にあるもんなんだよね。
[複雑そうな顔のパトラッシュに気付けば頭をわしわしと撫でて]
どうしたそんな顔して。
はいはい、気をつけます。
[軽く笑っていなし]
そう、幸せの鳥は身近にいるの。
そんなもんだよね。
[再びカップを傾けて]
[テーブルに伏しているレッグに気づき]
グレッグ?
こんな所で寝ると風邪ひくよ。
怪我したんなら堂々と泊まれるでしょ。
上の部屋借りなさいよ。
[軽口を叩きながら]
[レッグの肩に手を置いた]
[頭を撫でられると、複雑そうな表情のまま目を細めた。
身近にある幸せは、過去の不幸を全て払拭できるのだろうか。
そんなことを考えながら。]
[2人の声に、眠りかけ状態のグレッグに気付く。
足元で頭を擦り付けて起こそうとしてみたが、反応はない。
2人を見上げて、わふ、と吼え。]
[何度か揺すって]
寝ちゃったみたい。
そうね、その方がいいかも。
この怪我で風邪までひいたら目も当てられない。
でもディーノ一人じゃ大変でしょ。
手伝うわ。
[もう一度だけ]
[起きないかなと軽く肩を叩いた]
[パトラッシュの仕草を見て完全に意識が落ちていることを確認する]
そうみたいだね。
色々あって疲れたのもあるんだろうなぁ。
話からすれば復旧も手伝ってたってことでしょ。
じゃあ起きそうも無ければ運ぼうか。
[もう一度試すフランの様子を眺めて]
…ん、…ふぇ?
[もそもそっと顔を上げる。あたりを寝ぼけた目できょろきょろ見回して…]
…うわーっ!!!!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!!!
…って………、あれ?
[宿の酒場だという事に気がついて、呆然。]
[フランからの返答に苦笑いを浮かべて]
じゃ運ぼうか。
マスター、空いてる部屋ってどこだっけ。
[主人に空き部屋を聞いたところでグレッグが起きた。急に謝りだしたことに驚き目を丸くして]
…グレッグ?
[突然の声に驚いて]
[一歩後ろに下がる]
びっくりしたな、もう。
起きたんなら自分で上に行きなよ。
[謝り倒しているのに気が付けば]
[小さく苦笑した]
[だるさを抱えた身体を起こして、いつものようにピルケースに
手を伸ばす。
取り出したその桃色を少し眺めてから、口に放り込む]
……もう夜なのね。
[外を見れば濃紺がかった空]
[月は――此処からでは見えない]
[口の中で飴を転がしながら家を出る]
[今宵の月は黄みがかり]
[いくつかの星も見えて]
白と紅の11の星……
[昨日の宿屋での光景が脳裏を掠める]
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