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[一段落した所で耳に入ったのは、慌てたような犬の声]
っと……なんかあったのかー?
[問いかけて犬が答えるとは思わぬものの、何となく問いを投げつつ、用意した一式を持って部屋へと戻る]
…そうか。
[そっとクローディアから離れマイルズとパトラッシュに近づき]
ぼうっとしているようだが、大丈夫か?
[それからカルロスの声にさあ、と首を傾げ]
[顔を舐められ擽った気に小さく笑う]
[外気に冷やされ表面は誤魔化されていた熱は]
[恐らく室内では容易く肌に出ているだろう]
[気付かれているとは知らずに]
……どうかしたか?
[そう、犬に向けて問い]
[そうして漸く]
[旅人の視線が自身に向いていることに気付く]
[罰の悪そうな苦笑、ひとつ]
[返したのは其れだけ]
……どした?
[自分を見上げる犬の様子に一つ瞬き。
……それから、その頭に手を乗せる青年を見やって、わずか、目を細め]
……調子悪いんなら、ムリせず休んだ方がいいぜ。
ムリしても、いい事なんざなんにもねーぞ?
[口調だけは、冗談めかしたものではあったけど]
[緩慢な動作で立ち上がり]
[僅か、肩を竦め]
……紅茶を飲んでから、と思っていたんだ。
[心配をしてくれているのか]
[自身の周囲を回る犬が引き摺ってきた毛布に]
……すまないな、ありがとう。
[ぽふ、とまた一撫で]
[それから、毛布を受け取って]
ああ……そのつもりだ。
……気付かれるつもりはなかったのだが、な。
[苦笑を零し]
[額へと伸ばされる手に抗う気もない]
[伝わる熱は、恐らく酷く高いだろう]
[紅茶を飲んでから、という言葉に苦笑]
なら、しっかりあったまって、しっかり休んでくれよ?
[言いつつ、カップを一つ、渡して。
さて、この村に医者の類はいたっけかな、と窓の外を見やって*ふと思案*]
[伝わる熱に眉を顰め]
…つかまれ。
力はないけれど、とりあえずソファで一度休め。
[手を差し出して]
水分もだが、食べ物は食べたか?
ああ、すまない。
[紅茶を受け取って]
[ミルクを、と思ったがまぁ良いかと]
[差し出される手に苦笑して]
まだ足元はしっかりしているつもりだが。
[そう返しながらも]
[素直に手を取りソファへと向かう]
……正直なところ、あまり食べたくない。
大分熱があるのに確りしているも何もあるものか。
[クローディアの側の空いているスペースに彼を導き]
そうだろうが、何かを口に入れないと。
…甘くするか、紅茶?
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