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そうだな、ここにいたって食いもんからやってきてくれる訳じゃなさそうだし。
[番人をぼさぼさの前髪の影で見て、立ち上がる]
行くか。
紅茶には色があるだろう?
色が見えないのか?
[問いかけ、それからキッチンの中を見回す]
火くらいおこすか
座っていろ
温かくなるようなものもないだろう、今のここには
見えるよ?
でも、水とそんなに変わらないよね。
暗かったからよくわからなかったんだ。
[自覚の薄い物言い。
促されるままに、椅子に腰を下ろす。
狭い場所に膝を立て、
掻き寄せた布を口許まで引き上げた]
誰かがいたら、あたたかいよ。
[ナサニエルより先に重いブーツを踏みしめ扉を開ける。呑んだ量よりは幾分まし程度の足取りで廊下を進み、適当に角を曲がる]
どーこだっけなー。
番人に聞いて出てくりゃよかったか。
[背後についてきてるか振り返らずぼやき、それと程なくして扉から漏れる灯りと話し声に口笛を吹く]
ちょーどいいや、聞いてくか。
おーい、食料ある場所しらねえか?
[中の様子も気にせず髭面出して問いかける]
[暖炉に薪を、そして火をおこす]
[やがて火は大きくなってゆくが、最初は僅かに手に陰影が濃くなるだけ]
暗くとも十分変わる――とは思うが
[火が薪を這い、範囲を広げてゆく]
[ラッセルの言葉を聞いて、少し驚いた顔をした]
[それはすぐに、笑うことによって*消えたが*]
そうか
お前は変わった奴だな
―廊下―
[ギルバートは、上半身には眼帯以外を纏わぬ姿で、廊下に姿を現した。]
[男は、手すりにそっと手を置き、背筋を伸ばした。
唇が、掠れた声で数字を数える。ふたつのつま先をそれぞれ左右の地平線に向け、膝の間をしっかりと締めて立つと、緩慢な仕草で右手を胸の下へと引き寄せた。]
[膝の間を開き、浅く、深く、腰を落とす。
その動作を幾度は繰り返した後、今度はゆっくりと胸を反らした。
男は、其れをいつもの習慣としていた。
その理由は、彼自身にも分からなかった。
ただ其れが、彼が唯一強い記憶として持ち合わせている
「舞踊」と深い関わりを持っていることは確かだった。]
[深い、呼吸。
彼の膚にはうっすらと汗が浮かび、
汗は廊下の冷えた空気と交じり、湯気となって天井へと昇る。]
ゲ。
…ああ、いやいやなんでもねえ。
[顔を出した先にクインジーの強面を見つけ呻くが、よそ者の立場は同じと腹をくくる。ラッセルの問いには都合のいい部分だけ飛びついた]
ここにあんのか?
そりゃついてる、火もあるし。
おーい当たりだったぜー。
[最後の部分は後ろのナサニエルに言って、いそいそと食料を漁り出す]
[しばらくその動作を続けた後、彼はそれを止めて歩き出した。]
水……喉渇いた。
[タオルを首に掛け、歩き出した。
膚の上には、まだ汗が残っている。]
[少々足元が覚束無くなっていそうな先導者――ケネスの後ろを慎重に、時々壁に手を突いてゆっくりと進む。
結果として遅れ気味になったが、明かりの洩れる扉に辿り着いた辺りでその背に追いついた。*]
[廊下を歩いていると、広間とはまた違う場所から人間の声が聞こえてきた。]
何だ?……ネズミの群れにしちゃあデカイ声だ。
しかも人間の言葉を喋っている。
[灯りのともっている場所を、そっと覗いてみる。
どうやらそこはキッチンらしい。]
呑んだら食うのは当然だろ。
ってか腹へらねえのは聖人くらいじゃねえのか。
[ラッセルに答えながらチーズの塊を引っ張り出し口笛]
いーのがあるじゃねえか、あとは…干し肉か。
そっちの青毛にゃ食べにくそうだな。
オイ、てめえで作るか誰かに頼めよ。
[粥の材料になりそうなものを引っ張り出し、チーズの塊を抱き干し肉咥えて振り向いた]
…いかにも。
ただし「ギ」と「ル」の間に、そこまで長い空白は無いけれども。
[赤毛の青年に、悪戯っぽく微笑んだ。]
水。ここで飲めるよな?
グラスはどこ……だ……
[グラスを探すギルバートの視界に、チーズと干肉を抱える髭面の男の姿が入った。]
……ネズミ、か?
[ケネスの滑稽な言い草に苦笑しつつキッチンに入る。
入り口近くの壁に寄り掛かったところで、ふと覗いた茶色の癖毛。]
ギル……ああ。
先程はどうも。
[広間に居た眼帯の、どこか芝居じみた大仰な動作の男だと気が付いた。
自然、目は汗の浮いた裸の上半身に向けられる。]
もう食べたのかと思ったんだ。
せーじんも、お腹は空くかもよ。
[なんとなく立ち上がり損ね、足を揺らす。
料理の作り方は知らず、他の二人――
クインジーとギルバートに、視線がさ迷った]
ちゃんと聞いてなかったんだもの。
お風呂上がり?
[言い訳染みた台詞を誤魔化すように、
露な上半身を見て疑問を付け加えた]
鼠じゃないよ、人だよ。
でも鼠にも似てるかも。
兄さん。
身体の具合はどうだい?相変わらずか?
メシでも食えば落ち着くかな。
[先ほどまで、青い髪の乙女に介抱されていた男に微笑む。]
なぁに、風呂上がりじゃないさ。
ちょっとばかり身体を暖めていただけだ。
ウォーミングアップってヤツだな。
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