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―白雪亭―
頑張るよ。
迷惑ばっかかけるわけにはいかないしね!
[ゲルダの言葉にしっかりと頷いた。
忘れはしないもののおまけは恐らく、しっかり硬くなってから食べることが予想出来る。
が――ヒカリコケのパンは違った意味で硬くなりそうだ。]
いろんな意味で危険だからね、薬。
[しかし世の中はそんなに甘くないのかもしれない。
おそらく以前よりはほんの1%くらい、物覚えの良さは上昇しているかもしれないが。]
でもゲルダにとっては不味いんでしょ、あれ。
だったら味も確かめられなくないの?
確かめても全部まずく感じるとか、そんなことになるんじゃないのかなぁと思うんだけど…。
―食堂「白雪亭」―
[ウェンデルの声が聞こえれば眉が寄る。
……が、耐えた。
なんだかんだで手遅れ以外は放置したことがないというのは事実なので]
……準備ができたら言え。
[代わりにレナーテにそう声を掛け、再び待つ体勢に入った]
―白雪亭―
小さいのも目立たないようにしてるのだけれど。
イレーネは勘がいいから。
…そうならないようには常々気をつけているよ。
[隠すのが下手すぎだという噂もある]
[血まみれ姿は見られたことのあるゼルギウスが目の前にいた]
[誤魔化そうとしてみたけれど視線が痛い]
というわけでゲルダと挽肉の約束もしているから。
よろしく頼みます。
[嘘ではないが渡りに船とも思って笑いながらゼルギウスに答える]
[最後の一口を急いで食べると立ち上がった]
ごちそうさま、ベッティ。
[ユリアンになでられるのは、うわっと言いながらも避けはしない。
金の髪はふわふわくしゃくしゃになる。]
うーん、それじゃあきのこ畑を見るのは随分後になりそうだ…。
ちゃんと一日一回は家を出るとかにしたら、心配かけなくなるかな。
[真剣に悩みつつ]
まあユリアンに撫でられないくらいになればいいのか…。
─ギュンター宅 個室─
ねぇ、ギュン爺。
あたしに頼んだ理由がそれってことは─…
…ごめん、なんでもない。
[脳裏によぎったのは、ユーディのことだったが。
問うてはいけない気がして、訊くのはやめた。]
そうだって言ったって、絶対…ってわけじゃないでしょ?
…大丈夫、頼まれたものはちゃんと作るよ。
だから…そんな顔しないで。
ギュン爺のほうが、死んじゃいそうな顔してるよ。
[そう言って、困ったように*笑った。*]
……。可愛い。というのは
ユーディのような子の事を言うのだよ。
[本を抱いて、ユリアンには、べ。と、軽く舌を出して、そう返した>>216。
ウェンとレナーテの会話にそちらを見、]
狩りについては怪我をしているなら、
きちり。と治してからが嬉しい。
[無理を強いたいわけではないのだよ。とそう言って]
薬師の腕に期待して、
その間に、ボクはエーリ兄に許可を得てくる。
イレーネのおかげで、長年の案件にカタがついた。
[レナーテの言葉には、それだけイレーネも心配してるからだろうと思ったが、いつもの様に口にはしない]
ああ、一日一回は外にでて体を動かすといいな。
その方が健康にもいい。
[撫でられないくらいにといわれれば微かな笑みを浮かべて]
そうだな。
[と、さらにくしゃくしゃと頭を撫でた]
―白雪亭―
美味しかったよ。
[またよろしくとベッティに微笑む]
じゃあこれを。
[最後の包みをユリアンに渡す]
[ゲルダには頑張ってと応援の声を掛けた]
はい、お待たせしました。
[ゼルギウスの方へと歩み寄る]
―白雪亭―
[ウェンデルの決意にうんうん頷いて。
これは頑張ってヒカリゴケのパンを作ろうと、間違った方向に決意が固まっていった。]
正しく使えば大丈夫だけど…。
使わないにこしたことはない、のかな。
[とは少しゼルギウスの方を見ながら言った。
ウェンデルの微細な成長は流石に傍目で分るものではなかったので気づけなかったが。
きのこの事を尋ねられれば。]
あ、うん。
………判定はエーリに頑張ってもらう。
[とはいえどのパンも自分で一度食べるのが常だったが。
自分で食べる分は、可能な限り小さくしようと思った。]
[調子に乗った筆記者は簡単には止まれない。]
照れ屋だよね、ゼルギウスは。
ユリアンはそう思わない?
[しかしなでられては、少しむっとして]
ええい、すぐになでられなくなってやるんだからな。
まあちゃんと運動もしようと思っているよ。
―食堂「白雪亭」―
……あまり張り切んなよ。
[周りが大変だから、とまではゲルダに対して言わなかった。
若干毒気が抜かれているらしい]
じゃあ行くか。
[レナーテに頷き、席を立つ]
[レナーテの様子には、ちょっと疑わしげな視線を向けて。
それでも治療を受けに行く様子には、ちゃんと手を合わせておいた。]
がんばってねー。
[ベッティに改めてご馳走様を言って、]
ゼルギウスは、治療のときに、
優しくしてやるといい。
そうすればきっと少しは怖がられないぞ。
[何故か言葉遣いの改まるレナーテに瞬いて笑い>>235]
ななしきのこのパンは
試食が楽しみだ。
タイミングが合うといい。
[そう言って、またあとで。と、ひらり手を振って白雪亭を出た。]
―白雪亭―
じゃ、またね。
[店内に残っている者達に手を振りゼルギウスの後に続く]
[ウェンデルの言葉にうっかり笑って口元を押さえた]
[その決意を知ったら、なにがあっても店に近づかないことだったろう。
いつもの如く物忘れを発揮すれば良いとでも思ったかもしれないが、生憎読心術のスキルはないのだった。]
副作用はごめんなんだ。
[さっきそんなこと言っていた気がする。というような目でゼルギウスを見て。
それから、ゲルダの言葉に、あぁなんて頷いた。]
そっか。
判定…。
うん、間違いないね。エーリッヒがしてくれるなら、きっとだいじょうぶ。
[生贄がんばれ!とでも心で語ったかもしれない。]
おいしく出来たら僕も食べてみたいな。
ゲルダのパンも好きだから。
さて、僕もそろそろ家に戻ろうかな。
ベッティの料理がおいしくて、つい食べ過ぎちゃったよ。
[ミハエルのその様子とかが、可愛らしいとは思うのだが口にはしないでおいた、
代わりに肩をすくめるだけにした]
んー、ゼルは照れ屋というか、
[不器用と言う言葉が頭に浮かんだが口にはせず]
まぁ、それだけ心配してくれてるってことだ。
[むっとする様子には]
まぁ、そうしてるうちはまだ撫でられる対象だな。
[ゼルギウス達には]
ああ、一緒にいく。
じゃあ、またな。
[最後にぽんぽんとウェンデルの頭を撫でて、ゼルギウスの後についていこうと席を立った。
結局食堂にきながら何も食べていなかったことは、誰も咎めはしないはずだ]
―白雪亭―
[ミハエルの言葉>>240が耳に入ったので、優しいゼルギウスを想像してみた。想像できなかった。
ゼルギウスには>>238大丈夫、と言いながらこくりと頷いた。周囲の心配までされているとは思っていない。
レナーテのさっきの挙動が見間違いだったように、包みを受け取る動きは滑らかで、大丈夫そうかな、と思いながら。
木苺を喜ばれれば嬉しそうに。>>221]
よかった、それじゃ挽肉のお礼は木苺のかな。
じゃ、店番もあるし店で待ってる。
ウェンも、後で忘れないで。
ちゃんと来れたら、好きなの一つおまけしてあげるから。
[最後はそう笑って言って。]
―食堂「白雪亭」―
[レナーテに先立って白雪亭を出ようとし、
だがやはり我慢ならなかったようで、やや方向を変えてウェンデルの元へ。
頭に向けて拳を振り下ろしておいた。威力は定かではない。
ちなみに口こそ悪いが、普段は手を出すことは滅多にしない]
……また来る。
[そしてそのことには一切触れずに扉の前まで戻り、ベッティに一言言って外に出た]
[親友の行動には、肩をすくめて]
ウェン、感謝の気持ちは後で気付いても遅い、覚えておくといい。
[そう言葉を残して、食堂を後にした]
―村の通り―
ったく、どいつもこいつも。
[言葉は返さなかったものの聞こえていたミハエルの帰り際や照れ屋云々という言葉を思い出して、道中も機嫌はよろしくなかった。
自宅に着くまではそんな調子で、話し掛けられれば不機嫌さを引き摺ったまま答えただろう。
そして親友に問おうとしていたことも今は*忘れていた*]
[白雪亭を出て行く前にウェンデル相手ににやりと笑う>>232。]
ふ、ふ、ふ。
楽しみだ。
なにせボクの将来の大きな夢の候補のひとつだ。
本は何しろ。
ボクが────…、
[一瞬だけ間があって、]
── 言葉と語れば、後にも。ずっと、ずっと、
カタチとして残るものだからな!
[にぃっと笑って]
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