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[正直、背筋が凍った。あの場所ではサキが何かした場合に、九尾は確実に命を奪われてしまうから。
だが、心配とは裏腹に、亀も何も行わず、彼女は九尾の頭を撫でて手を引いた]
(……そうやって触れ合わなければ、何が間違いかわからない。そうじゃないか?)
[話し合いをするつもりだったが、少なくともサキは本質をしっかりと見てくれたと思った]
〈やってらんねーな〉
……!?
[ドクン!
それは本当に唐突だった。胸の中心に何かが言葉を口にしたと思いきや、心臓が不整脈を打った。たった一度ではあったが、それは彼の額から脂汗を滲ませ、歩みを惑わせるのに十分だった。どんどん二人の背中が離れていく中で、彼は道端に蹲った]
ぅわ、塩素くさっ!
[言われて気付きました、今更に。
黄金の剣は刺さった場所を中心に土泥にごり水となり、より遠くまで土にしようと効果を広げていく。
だが、まだ支配の及ばぬ水がマリーの剣により水柱となり、水圧を持って降り注ぐ]
ぐぅ…がぼっ!
[剣を抜くコトは出来ず、咄嗟に片手の平を天に突き上げて。
揺らめくよに纏いつく黄金の光で弾こうとするも、全ては敵わず、飲み込んで咽る]
ぅ…マジで胃ー酷使しすぎや!
どいつもこいつも!コンチクショウ!
[黄金色を纏ったままの手を剣の柄頭へと叩きつけ叫ぶ。
土の支配を受けた場所から、土の杭が数本マリーへ向け突き出す]
[土気と水気のぶつかる波動。ここまで来ると嫌と言うほどに感じられる]
盛大にやってやがるな。
こりゃまた怪我人出て終わる、か。
[大きな溜息。木の属が『隔離の陣』に居るために、『地の護界』のバランスは今沙耶香が補っている状態で。これでどちらかが倒れたら、また補う必要が出てくる]
どっちがこけても困るんだけどなぁ。
[土の璃佳が倒れたら己がその補いをしなければならず、水のマリーが倒れたら四瑞には補えるものが居ないと言う事態。実際、マリーに離反されたのかかなり痛かったりする]
久鷹、あそこだ。
あの空き地に──。
[前方を指差しながら振り返る。直ぐ後ろに居ると思った久鷹が居ない。遠く、離れた場所で蹲っているのが見えたか]
おい、久鷹?
[ボウっとする。耳に言葉が飛び込んできているが、それが何を意味しているのか頭で理解できない。
何とか顔を上げると、遠くでサキがこちらを向き、九尾が顔面を蒼白にしている様子が伺えたが、今は何も考えられなかった]
ああ、すまない。サキ。大丈夫だ。ちょっと暑さに参っただけだ。
[その筈なのに――。
彼の体は勝手に立ち上がった。そして額を拭うと困った
・・・・
ような笑顔でサキに愛想笑いを浮かべた]
[小朱雀の切っ先が肩に食い込むのを確かな手ごたえとともに確認する。
響く音は水を喚ぶ羽の音だったか、彼の跳ね返す力に逆らわずそのまま距離を置いて、無言]
……。
[鋒両刃造の刀身はあくまで突撃に重きを置き、斬撃にそれほど特化した造りではないが故にそれは受け止められて食い込んだとしてもそれほどの傷にならないとはいえ、流血しているのは確か。
無言のまま小朱雀を軽く振りおろせば、焼け焦げた床の上に、ぴ、と滲む赤錆びた匂いの血が飛沫のように]
…あ、そ。
[返した返事は短く、小朱雀も小朱雀で気が済んだのかするりと灰になって空間に消える。
比和による治療がが可能なら治してやることも吝かではないがあいにくと、それは朱雀が臍を曲げそうだったし、そもそも下手をすれば薬を通り越して毒にもなりかねない、というわけで諦めモード]
[久鷹が見せた愛想笑い。こいつはこんな笑い方をしただろうか? 少女も久鷹を見て顔を青くしている]
……お前、”誰”だ。
[本能的なものが察知した。何かが、違う。無意識に少女を庇うような位置に立ち、厳しめな表情で久鷹を注視した]
……面白みなくて、すいませんねぇ?
[短い言葉に、返したのは空元気。
天凰刀を軽く振り、どこかへ消す。
ほんの一瞬、身体が揺らぐが、それは押し止め]
ってぇ……あー、こりゃ、従姉殿に殺されるな……。
[ま、仕方ねぇけど、と呟きつつ、改めて響を見る]
んじゃまあ、俺はここらで失礼しますよ、と。
さすがに、校舎に血痕残すわけにも行きませんしねぇ……。
[口調だけは軽く言いつつ、ばさり、羽ばたく。
火気が揺らめき、その姿はふい、と消え失せ。
一歩遅れて、対決を見守っていた紅鴛もふわり、*姿を消した*]
誰だ、なんて侵害だ。俺は"俺"だ。イキナリ変な事を口走らないでくれ。
……まさかそうやって俺を悪人に仕立て上げて、九尾を殺す算段か? それはさすが天界の『犬』様だ。卑怯な手段もお手の物っていうのですかね?
[明らかに口調も変化した。浮かべた愛想笑いは次第に三日月のように不自然に歪み、まるでサキを警戒していないかの如く、軽やかに歩を進める。
そしてそのまま二人の横をすり抜けると、戦っている三人を手傘を作って観戦し始めた]
なるほど。この調子だとマリーが勝つな。これなら俺が
・・・・・・
護らなくても十分か。
[降り注ぐ水のすべてを受けきれず、一部(と言っても馬鹿にはできない量か)を被り打撃ダメージを受けるリカをにやりと見ていたが、土の杭が飛び出してくるのを後ろに飛びつつ剣の薙ぎ払いで無効化しつつ]
……まどろっこしいコトは止めようか。
必殺技、見せてあげるヨ。
[そう言うと、腰だめに剣を構え]
……やぁぁぁぁっ!!
[水面を掬い上げる様に振り上げ。それと同時に正面、両サイド、頭上の四方から4匹の水の蛇がリカに殺到する。]
……別に。
[面白いうんぬんで戦っていたわけではないのだから、そう言われるのも変な気がして。
軽く首をかしげるも、軽く体をかしがせる様子に呆れたように肩を竦めた。
揺らめく火の気配、消える姿、消える鳥。
まだまだ青い空を見上げて、やれやれとため息を*ついた*]
……まったく、どいつもこいつも。
[九尾、この子の名か。と心中で呟き。並べ立てられる久鷹の言葉に眉を顰める]
(違う、この雰囲気、喋り方。久鷹じゃない…!)
[警戒し、こちらへと歩いて来る久鷹に身構える。しかし相手は何もせず横を過ぎ、空き地の様子を窺っている。そして聞く、先程の久鷹ならば絶対に言わないであろう言葉]
護らなくても…?
何があっても護ると、そう思う相手じゃ無かったのか!?
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