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[剣を振り回していたが、視界を塞がれ、モガモガ動いていると、対の力の乗せられた歌が耳に届く
それで本能的に怯んだのか、一瞬握力が緩む。振り回す剣を握る力が緩めば、もちろん]
「ひゅんひゅんひゅん……(フェードアウト」
[漆黒の剣はそのまま暗闇の中へ回転しながら飛んでいった]
……あれ? ここはどk…くぁwせdrftgyふじこlp!?
[意識が戻った瞬間、そのまま手刀を食らって*ぶっ倒れた*]
遊んでなんかないもん……
[オトフリートの声には不満そうに答えて。
四苦八苦しつつもどうにかナターリエを大人しくは出来たみたいだ]
これで、よし。エーリヒさんもアーベルさんもありがとう。
私たちはこのまま移動しちゃいますね。
[祭壇の間へ来たときと同じように。
今度は言葉も紡がないままに影を伝って転移して*いった*]
―…→地上―
[深呼吸一つした後に、書の眠る場所へと涼やかな瞳をむけ。]
――おやすみ。
此の世界には、此処に在るモノたちの変化が相応しかろう。
幾年もかけ、緩やかな流れの侭創りあげていく。
そんな変化が。
僕は其れらと共に居よう。
露と成り、此の世界に溶け逝く其の日まで。
[ナターリエが落ち着いたらしい様子に音は止み、ぐったりとしながらオトフリートの手の中へたり込む。
息をつく暇もなく楽器をケースにしまって背負えば、残りの体力を振り絞ってとりあえず*竜の指先にしがみついて*]
−→地上−
『また目覚めそうなら、
今度はそのときをおしえておくれ。
そして、無理の目覚めを求めるひとを、
君はとどめておくれ。
だれも悲しませぬように。
だれも。』
[コトバを果へと送る。
新しい種になる果実は、この中に残り――ずっとずっと、それを守り続けることだろう]
─遺跡・地上─
[風を切るように葦毛の馬は走り来る。
その身体が灰が風に散るように崩れ、ローブを着た長い銀髪の男の姿へと再構成される。]
「…よくもまぁ…いろいろと派手に。」
[苦笑いを浮かべつつ肩をすくめて、銀の男は遺跡の中へ。
右手にはめた指輪と、胸元の赤い鱗には、赤き若竜と同じ紋章。]
やれ、やれ……。
[唐突な騒動にやや、呆れるものの、どうにか鎮まった事に安堵して]
さて、全員、しっかり掴まってくれよ?
[軽い口調で言いつつ、力を凝らす。
澄んだ咆哮が、祭壇の間に響き渡り。
白い翼が大きく羽ばたく。
紫と翠の光が舞い散り──そして]
……さて、帰りますか!
[光が弾け、漆黒の龍の姿が消え失せる。
……後に残るは、ひとひらの白き羽根]
─…→地上へ─
−遺跡・迷宮外部−
[アマンダは静かに大地に伏せたまま、急激に消耗した体力の回復を待っていた。今のアマンダには、それしか出来なかったから。
大地の色の瞳を閉じて想うは、消えて行った者達の姿]
[迷宮へと歩み出すティル。
夜空へと飛び立つベアトリーチェ。
霞む視界から姿を見失ったのは、本性なら流す事ない涙ゆえか]
[――ふと、訪れた違和感にアマンダは瞳を開けた。
切れ味鋭かった傷は、既に血を流す事をやめている。
感覚の鈍い上体を無理やり起こし、身構えつつ見たものは――]
みんなっ! ティルも…よかった…!
[ベアの事を案じつつも、*涙を零して微笑む*]
[中に居るものの気配が全て去ってから、彼は結界の入り口へと立ち、その指輪を翳す。
灰の竜馬が紡ぐ言霊は、封護結界の流れを変えていく。
元のように、半永久的に、書を封じて隠して守るようにと。
この力は在らねばならぬもの。
だが、触れてはならぬもの。]
[地上に飛び出し、ふわり、地に降りる。
外の感触は落ち着くような、でも、妙に──遠いような]
……近しいものに、近づきすぎたか、な?
[思わず苦笑しつつ、ぽつりと言った後]
……おやすみ。
[小さく小さく、本当に小さく。
*呟いた*]
―遺跡・地上―
[...はナニカに頬をぺちぺち叩かれるような衝撃で意識が浮上する]
は、な……?どした?
大丈夫だから。うん。大丈夫だから。
なんにも心配することはないよ。
[根拠はないけど、花を落ち着かせるように
そうふんわり微笑み]
[痛みが残るカラダを無理矢理動かし、遺跡の壁により掛からせた]
ほら、ちゃんと戻ってきた。
だって僕との「約束」だしね。
[花が慌てて、戻ってきた人たちの方に飛んでいく]
[そよ風がふんわりふいた]
[そしていろいろ言いたいことは山ほどあるけど、
まずは...はにやりと笑って言うだろう]
*『お帰りなさい』と――*
─エピローグ─
『終わりの始まり』。
そんな言葉がふと、過ぎったろうか。
金の髪の少女が置いて行った指輪。
貴紫の瞳の精霊王はしばらくそれを見つめていたが、やがて、小さなため息と共にそれをカウンターに置いて立ち上がる。
「……きゅ」
「ああ。そろそろ、界を開こう。
ヴィオ、この指輪、しばらくお前が持っていろ。
……シャーロットに返しに行くまで、少し時間がかかるかも知れん」
そう、告げる刹那。
貴紫の瞳には、どこか翳りめいた色彩が浮かんで。
しかしそれはすぐに失せ、影輝の王は庭へと向かい、携えていた刀を抜き放つ。
「界を閉ざせし影輝の力。
結び目を解き、界を……開け」
言葉と共に、天へと突き出される、刃。
光が舞い散り、そして。
貴紫の光の花弁が町に降りそそぐ。
それは、力ある者の目にのみ映る、静かな煌めき。
「さて……と。客たちが、帰って来るな。
……準備、しておくか」
精霊鋼の刀を鞘に収めつつ。
影輝の王はゆっくりと、店の中へと戻っていく。
『鍵の書』。
それは。
混沌の王の生み出せし、力。
世界を無に帰すその力が何故、世界の内に存在しているのか。
それを知る者は、限られているけれど。
それは世界に必要なものだから。
封護の内に抱かれて。
ゆらり、まどろむ。
安定した封印の中、自由なる変化を感じつつ。
破壊と誕生の交差、その輪転の声を聞きながら。
理性と感情の均衡の崩れに揺らぎ。
混沌を制する裁定に鎮まり。
悠久に続く繰り返しを。
無限なる時の腕の中で、見据えながら。
……必要とされる、時まで。
静かに。
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