情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……何してるにゃ?
[どうやら、水をかけられる事は無さそうだと判ると、今度は好奇心がむくむく]
それ、何の印にゃ?にゃにゃにゃ?!?
[ペン先の動きを目で追っていると、ふいに冷んやりとした空気が触れる]
お前、妖精なのにゃ?
[目を丸くして、アーベルを見た。じいいいいいい]
[猫はなんと返答をしたのやら。
熱は案外と思考を鈍らせるものらしい。向こうも悩み中らしく、こちらには気付いていなかった様子だが]
ミリィ、何してんの?
今、結んであげてるのが、緑ですからぁ……。
今度は、青系かしら?
んん、一度帰って、ちゃんと確かめた方がいいですかねぇ……。
[そも、なんに結ぶつもりのリボンなのかと。
口ぶりからして、自分でないのは確かだろうが]
……て、あら?
[ひとまず、戻るべきか、と結論づけたところに声をかけられ]
エーリ。寝てたんじゃないのですか?
[先に森で聞いた話を思い出しつつ、きょと、と瞬き]
寝て起きて買い物。
[傍で脚を留めた猫は彼女を見れば鳥の姿を捜したに違いない。
右手で袋を抱えていた事に気付いて、なんとなく、左に移す。腕にはまだ包帯を巻いているし、シャツの下ではあるけれど]
そっちは……リボン?
[視線の向いていた先を追いかけ、疑問混じりに言った]
ほんとに違うにゃ?
[消えるペンを見ながら、耳がぴくぴく]
も、もともと痛くなんかないにゃ!
[恩人に向かって、ふん、とふんぞり返ってこの態度]
あっと……武器武器!
[食べきった林檎の芯を放り投げると、代わりに戸口に立てかけてあった帚を手に取る。
通りにいる人には目もくれず、ウェーバーさんちの裏口へと。
足音を顰め、中の様子を伺った。]
―店内―
[こきり、と首を鳴らした。
掛けていた眼鏡を外し、手元から視線を離して。
壁に掛かった時計を見れば、あれから5回転程したところ。
椅子を鳴らして立ち上がり、丹念に磨かれた石は作業台の上に。
どうやら休憩に入るらしい]
― →通り―
……ちゃんと、休まないと、ダメですよぉ?
[気だるげにも見える様子に、軽く、首を傾げつつ注意を一つ。
白い鳥は、猫の視線にやや警戒気味の様子]
ええ、リボンですよぉ。
そろそろ、ブルーメのリボンを新しくしてあげようかと思いまして。
ちがうちがう。
違うから。
あのペンはお礼でなくなっちゃったの。
[暫くは使えないかなーなんて思いながら、ポケットにメモをしまいこんだ。]
……痛くなかったの?
そっか。
じゃあもう一度触ってみる? ほら、中にはおいしいのがあるよ?
[耳を仕舞う様子を、微笑ましそうに見る。]
うん、可愛い猫耳だったね。
用事済んだら帰るさ。
[要る?と問うと同時、答えを聞く前に飴玉を一つ、放り投げる]
ああ、なるほど。頑張ってるもんなー。
自分の分はいいのか?
[遠すぎず近すぎずの位置で、薄茶の猫は目つきをますます悪くしつつ、機を窺っているようだった]
むうむうむう…つまり妖精じゃないんだにゃ?
[ほんとに分かったのかどうかは若干怪しい。可愛い耳と言われると、赤くなりながら、顔を顰めた]
可愛くないにゃ!かっこいい耳なんだにゃ!
[こだわってるみたいです]
泥棒め、正義の勇者リディ様が成敗してやる……
[呟きながらそっと裏口の戸をあける。
泥のついた不思議な足跡が、廊下に続いていた。
ふわり、栗の匂いが廊下の先から濃厚に漂う。]
む。今日のおやつは栗の甘露煮かな。
[思わず唾を飲み込んだ時、キッチンの方で物音がするのに気づいた。
びくりとして帚を持つ手に力を込めると、廊下を慎重に進んでいく。]
うん、そうだよ。
かっこいい、というか、やっぱりかわいいだと思うけどな。
君はかっこいい方がいいの?
[不思議そうに見て]
まあ、いいけど。
ほら、食べたいなら、まずはヨハナおばあちゃんにご挨拶。
そうしたらきっと、優しいから、おばあちゃんがちゃんととってくれるよ。
もっと美味しくしてくれるよ?
[投げ渡された飴を両手で受け止め、ありがとうです、とにこりと笑い]
うん、ちゃんと休んだ方がいいですよぉ。
ブルーメのお陰で、一人でも安心してお留守番できますからねぇ。
ボクは、別に……あまり、飾るのとか、好きじゃないですし。
[自分の分は、という問いには、困ったようにこう返す。
肩の鳥はといえば、機を伺う猫と睨みあい続行。
そこだけ妙に緊迫してるかも]
―通り―
[休憩の際の習慣、いつもと違わず、森の方角へと足を向け。
やがて雑貨屋の前に差し掛かる。
視線は話している2人より先に、その足許の薄茶猫を捉えたらしい。
今は鳥に夢中らしい猫がこちらに気付いたなら、唸り声の一つでも上げただろう]
[キッチンのドアノブに手をかけると、勢い良く戸を開く。]
こらー!どろぼーうー!
動くな!
村の平和を守る正義の味方、リディ様が来たからには悪事は働かせないわよ!
[大声で叫んで、帚を構えた。]
かっこいい方がいいに決まってるにゃ!
[ぷう、と膨れて、しかし「美味しく」という言葉には心が動いたらしい]
あ、挨拶すればいいのかにゃ…て、みゃーっ!?
[アーベルの後を付いて行きかけた所で、飛び込んで来た正義の味方に驚いて、再び壁に貼り付いた]
その前に、こいつ届けたほうがいいのかな、っと?
[猫を掴みあげようとしてしゃがんだところで、気配に気付いた薄茶の猫が不意に睨み合いを中断して、些かやる気の足りない唸り声をあげた。
視線は青年とは別の方向。釣られて、見やる]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新