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─1階・階段付近─
[慎太郎の少し後ろ、前方から隠れるようにして先を急ぎ。
慎太郎が掛ける声を聞きながら辺りを見回した。
誰かが居るのを見つけたなら、慎太郎の後ろからひょこりと顔を覗かせる]
しんちゃん知り合い?
[そこに居たのはパソコン室でも言葉を交わさなかったために名前も知らぬ相手で。
相手の名を口にして訊ねる慎太郎>>127にこそっと訊ねた。
返答は、さっき少し話した、なんて言う簡潔なもの]
ふぅん。
……痛そうだけど、大丈夫?
[肩を撫でる様子>>125にそう声をかけたが、警戒は解けなかっただろうか。
その後は二人の会話にあまり口を挟まず、やり取りを聞いて。
ふ、と自分の左膝に視線を落とすと、見慣れないハンカチが巻かれているのに気付いた]
うわ、やべ。
蛍子先輩に返すの忘れてた。
[ぶつけた痛みはほとんど引いていたから、膝に巻かれたハンカチを外して。
それは一旦スカートのポケットへと仕舞われた。
そのまま返すか、洗ってから返すかにちょっと悩んだり]
あ、うん。全然開きそうに無かったね。
アタシも試してみようかと思ったけど、しんちゃんで開かないならアタシの力じゃ開かないだろうし、諦めたけど。
[慎太郎に同意を向けられて>>144、視線をそちらへと向けてからこくりと頷く。
その後に春枝へと視線を戻すと、何だか軽く睨まれたような気がした>>151。
不思議そうに何度か眼を瞬かせる。
パソコンのシスメの話になると、不安げと言うより嫌そうに眉根を寄せた]
どれもこれも企画者の悪戯でしょ。
……とは言いにくくなってきたよね。
電気が弄られてたのはまだしも、窓が開かないっておかしすぎる。
……ねぇ、さっきから『鏡』って言ってるけど、何?
何か知ってるの?
[問いかけは何やらあれこれ思考を巡らし口にしている春枝>>167に対して。
『鏡』に心当たりがないものだから、素直に疑問を口にした]
[その問いに返答はあったかどうか。
元々ガチなんてやらないし、難しい事を考えるのは苦手だったから、必要以上に二人の会話には口を挟まなかった。
挟めなかった、が正しいけれど]
んだね、じゃ一回玄関行こっか。
皆探すのはその後でも良いだろうし。
[二人の言葉に頷くと、連れ立って玄関へと向かう。
玄関についたなら、男手である慎太郎に全てを任せ。
職員室では自分も電話を取ったりして確認してみる。
結果、惨敗な様子に「うげー」と声を漏らした]
なにこれ電話線切られてるってこと?
学校全部がこの状態ってことになると…やっぱ異様過ぎる。
[不気味に思えて、両手で抱えていた黒い折り畳み傘に力が籠った]
[居場所がはっきりしている春陽達と合流するため配電室へ向かうと、その途中の廊下で春陽達を見つけた。
予想以上に人が多かったが]
うお、何かいっぱい。
[人数に驚きつつも、その場に居る人達にはぱたぱたと手を振る。
状況確認すると、他の人達も手立てなしな状態のようで]
うげ、まさかマジで学校に閉じ込められたとかそんなオチ?
勘弁しろよー。
[やだやだ、と駄々をこねるような態。
動きに合わせてポケットから垂れ下がるクマのぬいぐるみが揺れた]
―回想・パソコン室に向かう前、1F廊下―
[耳朶近くまで諏訪が顔をよせられて囁かれる>>238]
うわ!?え、ちょ、まっ
み、耳元で、イケメンボイス禁止!!
あたまフットーしちゃう、だろ!!
[慌てたように諏訪の腕をどけ顔を離し、耳をがしがしと手でさすった]
いま、俺、世界で一番、危険なもの聞いたよ!!
そ、それに……
[声を小さくして、諏訪だけに聞こえるように]
ほんっと、気にしないで、いいって。
だって、俺、ふられたことに、かわりないし。
……言わせないでくんない。今度それ、言ったら、泣くから。
[後悔してないとはいえ、ブロークンハートの輝きは永遠。諏訪にだけ聞こえるよう、だけど目はそらしながらぼそぼそと囁いた。]
―現在・パソコン室―
[配電室組と分かれ、アズマのあとをついてきた人を引き連れてパソコン室へと到着した。]
あ、ねえ、そこの子。大丈夫かな。
[金髪の少女を発見して、声をかける。
彼女からIDと名前を聞けば、自分も名とIDを告げ]
ああ、あの意味わかなかった日本語のひと!
俺、どっかの村で、意味分かんないしとか芝生やして吊ったかも。
ほんっと、ごめん。
[なるほど留学生なら仕方のないことだ。しかもその村は狼完全勝利で終わってしまった、苦い記憶があった。
先ほどまで自分が座ってた椅子に移動し、鞄を*回収した*]
― 1F廊下 →
か、か、かわいくなくていいですからっ
[否定しても重ねられる言葉に、赤くなって狼狽えることしか出来ず。
諏訪の言葉>>243に高峰が同意するように頷くのに(お前もかブルータス!)と内心で突っ込んだ]
え、えと、じゃあパソコン室に行った人たちにはそういっておきますっ
それでは、また後で……
[そそくさと離れようとしたところで諏訪>>244から高峰と帰ったほうが言われてちょっと立ち止まり。
なおかつ高峰も同意して近くへと来るのには、慌てて感謝を伝えた]
あ、ありがとうございます。
諏訪先輩も、気をつけて。
[そして配電室へと向かうために歩き出した諏訪と反対方向へと歩き出す]
― パソコン室へと向かう2F廊下 ―
うう……心臓に悪い……
[諏訪と離れて、また高峰と二人、廊下を歩きながらぼそりと呟きを零す。
それを聞きつけた高峰が諏訪のフォローをするのに小さく頷き]
そう、なんでしょう、ね……でもだからこそたちが悪いと思いませんか。
本心だからって言われても……うう、身の程知らずに高嶺の花に手を出す羽目になりたくないです……
[だがしかし、そんな諏訪のおかげで学校の異常な雰囲気から気がそれているのも事実。
はぁ、とため息をつく桜子には高峰はがんばれ、と他人事のよう、というか他人事だった。
パソコン室へと向かう途中、学長の姿を見かけることがあればちょっと足をとめて]
せ、先輩、あそこにいるのって学園長です、よね?
[と、高峰に問いかける一幕もあったかもしれない**]
[パソコン室に着くと、適当な席へと座る。
未だ周囲は薄暗く、煌々と光を放つのは例のパソコンただ一台だけだった]
動かないパソコンに開かない窓に繋がらない電話。
外と一切連絡取れない状態になってるのか。
もーやだ……。
[持っていた折り畳み傘は机の上に置いて。
身体をぺしょりと机に突っ伏した]
(……あ、やば。トイレ行きたい)
[パソコン室でオフ会の始まりを待ってる間にお茶を飲んでいたのがまずかったか、急にもよおして来て。
どうしようかしばらく考えた後に、椅子から立ち上がりトイレへ向かうべく部屋の外へ。
どこへ行くのか問われたなら、少し恥ずかしがりながらもトイレへ行く旨を伝える。
誰かついて来るなら拒むことなく、薄暗い廊下を進んで目的の場所へと向かった]
─女子トイレ─
うぇ〜、暗い…。
つか、まさか水まで止まってるとか無いよな…?
[辿り着いた女子トイレ。薄暗い中を慎重に進む。
途中、不安に思い手洗い場の蛇口を思い切り捻ってみた。。
心配をよそに、蛇口からは溢れんばかりの水が流れ出してくる]
あ、良かった、水は止まって無い。
そうと分かればさっさとトイレ入ってこよ。
[女子トイレの個室に入ると手早く用を足し。
ふと、時間が気になって個室を出る前に携帯を開いてみた]
ぅえ、何で時計まで狂ってんの。
圏外になって自動調整利かなくなった…?
[そんな馬鹿な、と思いながら、更に操作して受信メールフォルダを開き、メールを遡って見て行く]
……………。
ちくしょう、企画者出てきやがれ。
[いくつかのメールを見るうちに、だんだんと腹が立って来て。
愚痴を零しながら籠っていた個室を出た]
─ →パソコン室─
[手を洗ってからトイレを出て、再びパソコン室へと舞い戻る。
何か進展があったのなら話を聞いて。
あまり情報にならないかもしれないけれど、水は止められていないと言うことを皆にも伝える]
何かお腹空いて来たんだけどどうしよう。
食べるものあったっけ。
[両腕でお腹を覆って空腹を訴える。
お菓子が貰えるならありがたくそれを頂いて。
そうじゃないのなら、家庭科室になら何か無いかな、と提案する*ことだろう*]
─1F廊下─
え…や、見てたの…!?
や、RPはともかくガチの方は、その、忘れて欲しいんだけど…!
…ていうか、納得されてるし…!
[森が自分のIDを知っていた>>213のを聞くと、ガチでの動き方やRPの配分がわからずひどく足を引っ張った覚えしかなかったからあまりの恥ずかしさに真っ赤になって。
桜子と同村したときは本当に初めてのガチ村でそれは特にひどかったのだが、もしそれを見られてたなら、と思うと余計に情けなくて泣きそうになった。
誠や春陽のIDは聞き覚えの無いものだったけれど、仮に知っていたとしてもそちらに意識を向ける余裕はなかったろう。]
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