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なんだ、エーリヒもえらく疲れてんな…。
大丈夫か?無理すんなよ?
アーベルも乗るか?
[ナターリェ程度の体重を持ち上げるにもふらふらするエーリヒが背中にナターリェを乗せたならば、前足でエーリヒの背中を引き寄せ、一緒に背中に乗せてしまう。
ばふ、と背中にふたりとも乗ったのを確認した後で、アーベルにも乗るかを聞く。
乗るといえば乗せただろうし、乗らないといえばとりあえず2人を屋敷まで連れて行く、とその場をゆっくりと揺らさないように4足で歩いて*去るだろう*]
……。
[じゃらり、]
[持ち上げた左手][鳴る鎖の音]
重い、だろうから。
いい。
[ゆるり][首を左右に一度振る]
[緩やかな歩みで][やがて屋敷に辿り着くと]
[室内へと入り][廊下を抜けて][階段を上り]
[流水の獣の案内で、眠る天聖の獣を部屋に寝かせる]
[彼等が話す間も、私は意識を手放したまま身じろぎ一つなく。
胸の上に在りし手も、衣を強く握り締めたまま]
[豊かな毛並みの大きな背に乗せられ、緩やかに運ばれてゆく]
[流水の獣に代わり]
[真白い寝台に力の抜けた身体を横たえる]
[姿は人のものなれど][人とは異なる][耳][尾][そして角]
[それらを傷つけぬよう、彼にしては細心の注意を払って。]
……、
[身を起こそうとして、]
[見慣れぬ角へと右の指先が伸びかける]
[が、]
[横から投げられる][咎めるような視線]
[僅かに白金を掠めて、離れた。]
―二階個室―
[静かに下ろされたは、私の使う部屋。
在るは肩掛の大きな鞄が一つと、洗い干された亜麻色の布のみ]
……
[褥へと横たえられ、吐息が零れる。意識はありやなしや?]
ん、
ごめん。
[目を覚ましていたは定かでない]
[謝罪の言葉は][短く][小さくて]
[起きていたとて届いたかすらも]
[伝わるまで残るべきだったかも知れず]
[けれど傍らに別の存在があったためか]
[開かれたままの扉へと足を向けた。]
[額の角は肉に覆われ、何者をも傷付けぬもの。
なれど良く見れば、その内に抱くは歪な形]
[触れんとする気配を感じたか、僅かに睫毛が揺れる。
ただ、それだけ]
[謝罪は届いたや否や?]
[部屋を出][大地の獣の元へ]
[簡潔な言葉で説明を終えると]
[その傍らに腰を下ろして、ぼんやり巨躯を見上げ]
[*乾いた手を、伸ばした*]
─二階・自室─
……っ!
[唐突な覚醒は、何に寄るものか。
護法天陣──高位の守護陣の展開で疲れ果て、悪夢を伴う眠りに堕ちていた意識が目を覚ます]
…………また…………いつもの、か。
[掠れた呟き。
見守るように見つめていた白梟が、ばさり、と翼を羽ばたかせる]
ああ。悪い、ヴィンター。
[零れるのは、苦笑。魂を分かつ白梟とは、夢をも共有するから。
……だからこそ、丸い瞳には、案ずる光が宿るのだけれど]
……ん、そんなに心配……。
[心配するな、と。笑いかけようとするのと、呪印が痛むのとは、どちらが先か]
やれ、やれ。
これも安定させねぇと。
[傷む呪印のある、胸の辺りをつい、と撫でて立ち上がる。前後するよに目を覚ました従魔は、きょとり、とその姿を見つめて]
「時空竜?」
ちょっとでかけて……ああ、セレスも一緒の方がいいか。
獣態なら、俺に掴まってられるだろ?
[名を呼ぶ従魔に声をかければ、天青石の瞳は一瞬きょとり、とするものの、言葉に従い碧の獣へ。
小さな身体を右肩に掴まらせて]
……いよっと!
[……だから、窓から出るなというのに]
[唐突に降ってわいた姿を見た者は驚くだろうか。
行く先を問われたなら、常と変わらぬ声と表情で、西の森の様子を見てくる、と。
そう言うのと、その姿が『翔けて』消えるのとは、*果たしてどちらが先だったか*]
―広間―
[ふわりと顔を上げ目を開く。
猫達の姿は消えていて。部屋の一部は氷で塞がれていて]
…大丈夫かな。
[近寄り少しだけ触れる。冷たい。でも気持ちがいい。
昨夜は色々失敗してしまったけれど、対が消えたのは自分だけじゃなかったのだ。共に居てくれた白猫もまた。そしてこれを作り出してくれた人も。動揺の仕方は人それぞれだろうけれど]
……大丈夫、だよね。
[引きこまれた二人はどうしているのだろう。
何事もなく、とは難しくても無事でいて欲しいと。
探ろうとした力は無機的で慣れない波動に弾かれた]
ほい、っと…。
[入り口まで運び、屋敷の中へはアーベルとエーリヒに任せて昨日から陣取っている屋敷入り口に腰を下ろす。
アーベルに伸ばされた手が胸元のふわふわの毛を撫でるにはそのままにし。
まったりと目を閉じると、窓からふわりと時の竜の姿。]
単独行動するなって昨日言ったのはあんただぞー?!
[西の森へ、といいつつ掻き消えるその姿に、少し大きめの声をかけ。
あー、とか言いながら苦笑した]
[むぅ、と小さく唸る。
何となく分かってはいたけれど]
ねぇ、どうしてなの?
[呟いた問いは対象を定めたものではなく]
もっと他の場所も見たかったな。
でも一人じゃ危ないよね…。
[その直前、一人で出かけて行っている人がいるとは知らずに。
とりあえず外へと向かう]
―…→屋敷の外―
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