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うーん、聞くならやっぱりオトフリートさんだよねぇ。
クレメンスさんでも良かったけど。
素直に答えてくれそうにないし。ミハエルさんも怒りそうだし。
[ふわもこの視線から逃げた先、館の玄関で暫し悩み。
声に出して意思確認]
うん、探しに行こう!
[パタパタッと外へ出た]
別に、誰のもんてわけじゃないし気にしなきゃよかったのに。
[なー、と膝の上の小動物に声をかけながらナタリェを見やる。
別に小動物に返事を期待しているわけでもないらしいのだが]
愛。
……好物がそれなら、それを向けられるようにした
[ら? という語尾は消える。昔にやったことがあるかもしれないし。]
いつも……というか、記憶ではいつもこんなことをしているようだから、誤解してたよ。
きっと、ティルも。
[探すと言いながら急ぐ風でもなく。
世界の気配に紛れるように歩く]
どっちにいるのかなぁ。
[足音も立てず、ふわりふわりと。
それでも何故か気配のある方へとまっすぐに]
[先程とは違い、半分以上進んで。
ヘルガ殿の声に淡い菫色の瞳を向け、紅茶のカップへと移る]
……もしや、足りなくなるやもと…思いまして。
[砂糖+蜂蜜は見てはいぬものの。
先程の投入量を見て、早くお願いせねばなくなるかと思った様子]
私のようなものの力は、混沌と同様にバランスをとって存在しているものなのですよ、リック。
愛すれば、それを壊したいと願い、憎まれるほどに、愛しいと思う。
ふふ、とても迷惑だと、長く付き合った方が感じるのは、無理もないですねえ。
ひととき関わるだけならば、ただ助けて差し上げることも出来るのですが。
[ミハエルは、台所で拝借したコップへ水を汲み
それを片手に二階へあがる。
ちょっとしたバルコニーのようになっている場所があったので、霧を含む風に身を晒す。ほろほろと解けた冷気が風に乗って流れていった。
手の中のグラスには、入れてもいないのに氷が浮いていた。]
[空いた手に、薄氷で鏡を作る。
鏡面にはミハエル自身でなく、広間の様子が映る
が、ブリジットが広間に居ないようなので片眉をあげた。]
[発動の『言葉』も無く]
[鎖を刃に変え解き放つ]
[枝を蹴り地に迫り]
[描かれる銀の軌跡]
[時の竜目掛け横薙ぎの一閃]
…ああ、そういうこと。
[小動物を適度にかまいながら、じー、としばらくナタリェを見ていて。
おもむろに口を開いて]
…ナタリェは、さ。
まだ、あのちび竜が、心配?
[なんとなく、といった雰囲気で聞いてみて]
アーベルさん、変。
[足の向いた先、見つけた探し人。
だがそれよりもその傍に感じた気配に首を傾げた。
自身のそれはさておき、どうにも不均衡な気配]
ここと反発してる?
でも一部で馴染んでる??
……ん?
[近づく気配に、一瞬だけそちらへと視線を向け。
それから、感じた気配にとっさに右腕に意識を凝らす]
エターナル・ロンド、護方陣!
[舞う漆黒は銀の一閃を弾き飛ばし。軽い跳躍で距離を開ける]
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