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[ゼルギウスには二人の話が聞こえていたであろうか、
ベアトリーチェを気遣うようにみてからゼルギウスに視線をもどし]
よぉ。
[簡単に手をあげて挨拶だけして、
廊下をいく二人を見送ろうとする]
[少しだけ睫毛を伏せて、折り畳みのナイフをポケットへと戻す]
…ちが
[聞き返すよりも早く、拒むような謝罪の言の葉。
振り向いた翠玉の眼差しが移すのは、その背中]
じゃあ、持ってく。
[立ち去る背を見てから、歩む先は厨房。
その途中、ひとりごちたのは]
――…ウェンデルだって、あたしに背中向けてるのに。
……そういう事になる。
見極めるもの、見定めるもの、守護せしもの、象徴たるもの。
……牙をもつもの、牙を護るもの。
要素が揃う事で、全ては始まる、と。
[頷いて。
右手で掴むのは、胸元。
黒の下に眠るのは、捨てきれぬ、捨てられぬ想いの拠り所。
今は鈍い黒に染まる、銀の十字架]
……出来すぎてる、か。
それは、俺も思ったし……今でも、思っている事だ。
[逃げるようにして去っていくエーファの後姿を見送っていると、同じように廊下にいたウェンデルとゲルダの姿が目に止まる。
そして、好都合なことに、ウェンデルはどこかに去っていき、現在ゲルダが一人だけという状況になっていた。
探りを入れるチャンス。
老婆は、そのままゲルダの後を追うように歩き出し、丁度厨房に入ったところで声をかけた]
―――ゲルダちゃん。
ちょっと、お話よろしいですか?
[歩みは聊か早く、広間へ向かう。
しかしその途中、出て行く子供の姿を見かけた。
構おうという気になったのは、なぜか]
……どうか、しましたか。
[広間を過ぎて後を追い、声をかける。
ゆえに、老婆の行動に気づくことは無かった]
ライヒアルトもそう思うか。
[笑いかけ]
皆、普通に人狼を探し出すんだってなってるように見えてな。
正直俺のほうが異常なのかってな。
[それから一番聞きたかったことを、
少し迷ってから]
ライヒアルトは…、イヴァンのこと、あいつの言ったことは知っているよな?
ライヒアルトは…イヴァンのいうこと、
もしくは、イヴァン自身…信じられるか?
俺は…悪いが信じられないんだが。
[マテウスの挨拶には笑みかけながらトレイを持たぬ手を上げて挨拶を返し]
[マテウスに返答するベアトリーチェを促して階下へと降りる]
[彼らの会話は聞こえていたとしても、特に反応は示さなかっただろう]
[ゼルギウスの中心は既にベアトリーチェにある]
[彼女を護れるか否か]
[人狼が居ようが居まいが、やることは決まっていた]
─二階廊下→一階厨房─
………守護者?
[護りの力を持つ者。
その話のみは、おぼろげに聞いたことがある。
けれど、何故捜そうとしているのかと。
疑問を含んだ声]
―二階廊下―
[扉を開ける。話し込んでいる同居人とマテウス。
二人の脇を抜けてゆく、ゼルギウスと]
………。
[その傍らの少女に向ける視線は、複雑。
公平にあろうとして見れば、そうだとは全く見えない。
だとすれば。それはまだ庇護の側にあるはずの姿で。
動かずに、ただ彼らが階下に降りてゆくのを見ていた]
[一階に降り、厨房に向かうゼルギウスさんについていく途中。]
[廊下の先に、話し合っているウェンデルさんとエーファちゃんが見えた。]
えーーふぁちゃーーん!!
[思わず駆け出していって、飛びつく。]
―厨房―
…ヨハナ様。
ええと、はい。なんでしょうか。
[抑揚に乏しい声で是と答える]
此処での方が良いですか?
それとも広間にこれを持っていった後、そちらでが宜しいですか?
身の危険を感じたなら……動こうとするのは、本能的なものだろう。
[それは、人も人狼も変わらぬだろうが。
思えど、それは口にせず。
向けられた問いに、一つ、息を吐いた]
ああ。
俺が倒れた後の騒動も、家主殿から大筋で聞いた。
……正直な所。迷っては、いる。
以前の騒動の時の事を思うと……な。
[不意に走る、痛み。
まるで、惑うな、と言わんばかりに。
微かに顔を歪め、軽く、首を振る]
[朱の花、対なる者。かつては、常に傍らに在った。守護者は花を守らない]
なんでもない。
[花の息づく、ウェンデルの腕を見つめ、代わりに子供は小さく声を落として言う]
ヨハナは変、気をつけて。
[その言葉を彼がどう受け取るかは、気にしていなかった]
そうか、
[ライヒアルトの様子にそれ以上はこのことは聞かないほうがいいと判断し]
時間とって悪かったな、
俺はこのまま広間に行く予定だが、どうする?
[移動中、ベアトリーチェがエーファの名を呼びそちらへと駆け出した]
[その傍にはもう一人、ベアトリーチェと同様弟を重ね合わせていたウェンデルの姿]
[昨日のマテウスの話によれば、ウェンデルがアーベルを手に掛けたのだと言う]
[すれ違った時の手を紅に染めた姿]
[あの情景を思い出させる姿]
[僅か苦しげに真紅が細められた]
[しばしの間、厨房には入らずベアトリーチェ達の様子を少し離れた場所で見やった]
ああ。いえいえ。
此処で結構よ。そんなに長い話じゃないですから。
[老婆は、そこで一旦話を切って、本題を話した]
……突飛もないことを言ってしまうかもしれないですけど……もしかしたら、この中に人狼は、いえ、人狼そのものがいないように思えないかしら?
だって、不思議じゃない?
もし人狼がいるのならば、ここに押し込められてしばらく立つのに、この集会所の中で、はっきりと人狼の犠牲になったという人が誰もいないなんてことがあるのかしら?
私には、誰も襲われていないのに、人狼がいるかもという幻想に踊らされているような気がしているのよ。
……ゲルダちゃんは、どう思う?
それでもやっぱり、人狼がいるんだと思うかしら?
今まで一緒に暮らしてきた人達の中に、本当に人狼がいると思うかしら?
―少し前―
[広間に行こうとして、中から聞こえた少女の声に足を止めた。
人狼だと、イヴァンが指し示した少女。
イヴァンを信じる以上、彼女は人狼。それは、間違いない。]
…。
[今ここで、殺す事が出来るだろうか?
瞬時、そんな事を考えて。
次に聞こえた老婆の声。その声に思考を止めた。
ヨハナはイヴァンを信じないと言っていた。
今ここで、事を起こしてもおそらくは止められるだろう。
ふぅと小さく息をついて、その場を離れた。]
−二階個室−
[断片的に聞くアーベルの最後。
彼は最早この世の人ではなく、しかもライヒアルトの言葉を信じるのならば「人である」のだと。
どうやら人狼に罪を着せられ、嵌められたらしい。
自分の敵は非常に狡猾で有能であると、思い知らされる]
大人しく、殺されてたまるかよ……
[だが、そうした意気込みは往々にして空回りを生み、事態をを悪い方へ悪い方へと導いていくものだ]
―二階廊下―
[一つ、息を吸い、吐く。
このまま動かないでいるわけにもいかない]
廊下、冷えないか?
[マテウス達の会話もよく聞いてはいなかった。
だから内容には触れず、そんな声を掛けた]
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