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[アーベルの説明はわかりやすく、しっかりと聞いていた。
それから、影輝の姿を見ると、席を立つ。]
ノーラ殿、お座りになりませんか?
……良くない、進展ですか。
[告げられた言葉に眉をよせる。]
―食堂・入り口―
[丁度食堂に入ったところで聞こえてきたのは、影輝竜の声。
奥の方では他の竜達が、お茶を飲みながら話し合っている最中のようだった。
それよりも気になったのは、進展があった、というその話]
……よくない方向に、ですか。
なんとも芳しくありませんが。一体どのような?
[その場に居るものに会釈しながら、影輝竜へと話を促す]
要約すると、現在の焦点は『揺らすモノ』と『剣』。
そして大地殿の推測が当たっているならば、剣を隠す必要があるという所でしょうか。
[それ以上の智も青年は有していたが、口にするべき事ではないと判断する。
『聖魔剣』は天聖と流水の属性を、
『神斬剣』は影輝と精神の属性を、単体で持ち合わせる。
すなわち、それぞれの属性の者なら剣の所有者が自身の属性を有する何かを持っていると気付く可能性を――…]
―― 広間 ――
[一通りの情報交換が終ると、状況を鎮めるためにそれぞれの領域へ戻ろうとする生命竜や疾風竜が、皇竜の側近の姿を探しに出て行ったが、その役目は自分には無いと判っているので、同行はせずに見送った]
『力ある剣』か…そんなもの、普通に隠してあるわけないよなあ…
[どちらかといえば落ち着きとは無縁な身には珍しく、竜達の姿が消えた後も考え込むように広間の椅子に沈み込んでいたが、ふと思い出して先程貰った飴玉を一つ、口に放り込む]
甘ーい。
[赤い飴から口の中に広がったベリーの味に嬉しげに目を細めたその時、翠樹の仔の傍についたまま、影輝竜と行動を共にしていた機械竜から一つの情報が届けられて、動きが止まった]
…ギュンターさんが?中に?
なにそれーっ?!
[意味を認識した途端、慌てて広間を飛び出した。ちなみに飴玉は頬ばったままだ]
いえ。
[ オトフリートの心遣いにもノーラは首を横に振り、その場から動きはせぬ。
影はそうして在るべきだというように。
そして問いを為した者に対して、その者の口真似で聞いた侭の事実を伝える。
即ち天聖の側近が、内に囚われた事を。]
[断られ、疲れないだろうかと心配するも、
それは次いだ言葉で、驚愕に塗り替えられた。]
側近殿が……?
[西の方を見るけれど、ここからでは見えるわけもない。]
―食堂・入り口―
ギュンターが、ですか。
[思わず眉を顰める。そして少しだけ目を伏せて、数秒の間の後に、]
……竜王と、連絡が取れないのも。
何か、原因がありそうですね。
[口元に手を当てながら、悩ましげに呟いた]
[よくない進展との言葉にも口元の笑みを変えぬまま、少しだけ色を濃くした茶を二人分カップに注ぐ。
そして空いている席の前に置き、影輝と氷破の竜に促した]
どうぞ。
悪い知らせなら尚更ですよ。
[壁から離れぬ様子の影輝竜にも、一瞬だけ目を見て勧めた]
[ばたばたばたと、東殿の廊下を駆けて行く。『廊下を走ってはいけません』と、どこぞの人界なら注意を受けそうな勢いだ。やがて食堂前にさしかかり、そこから漂う花の香りと竜達の気配に、ぴたりと足を止めた]
―食堂・入り口―
彼ほどの方が……。
逆に何か手立てを見つけて、結界内へと入り込んだ……
という線は、薄そうですね。
[明らかにそれは、無謀すぎるだろう。そう思い、軽く頭を振った。
そこで薫ってきたのは、暖かい、優しい花の香り]
急なサプライズに、本来の目的を忘れるところでした。
ありがとう、アーベル。
[ほんの微か、苦笑のような、困ったような笑みを浮かべて。
促されるまま、席へと付いた]
あのっ!ギュンターさんが、結界の中にって、やっぱり誰かに入れられちゃったんですか?!
[食堂の中に顔を突っ込むようにして、問いを放つ。毎度の事ながら、声を抑えるといった小技は出来ないようで]
剣。
隠す、場所。
剣は、剣の形をしているのでしょうか。
その剣があれば結界が解けるのでしょうか…?
[呟いた所、扉に気配を感じて顔を向ける。
側近が、との言葉には、目をパチパチと瞬いた。]
―食堂―
貴方が入れてくれたお茶を飲むのも久しぶりね。
[穏やかな声と共に、精神竜へと微笑みかける。
カップの中身を、口へと運ぶ。枯れていた喉に、潤いが戻った気がした。
そこで聞こえてきたのは、ばたばたと廊下を走る、大きな足音で]
あら?
[機竜の姿を見つければ、ひらりと手を振るっただろうか]
……
[お茶とノーラを見比べて、少し困ったように尋ねる。]
お持ちしましょうか?
[が、それとほぼ同時に大きな声で機鋼の竜がやってきた。
そちらを見て、エーリッヒ殿と名を呟いた。]
てー…なんで、皆さん、こんな時に優雅にお茶飲んでるんですかあ〜?
[大人達の反応に、青年は、がっくりとうなだれる。そういう自分は飴玉で頬を膨らませているわけだが]
[ 出されたものを受け取らぬは礼儀に反すると思ったか。
語り終えた後なれど、紺碧の方を見やり、卓上に置かれたカップに視線を落とした。口許に手を添え、下りる沈黙は思考の間だ。
月闇の竜に再度問われて、漸く、空いた椅子に腰を下ろしたのだった。]
……ありがとうございます。
[ 小さな水面を見詰めつつ感謝を紡ぎ、持ち上げた両手はそっとカップを包んだ。口をつける様子はない。]
―食堂―
こんな時だからこそ、かしらねえ。
[若き機竜へ、くすくすと笑みを向けて]
ですが……本当に、あまり芳しくありませんね。
今の所、"結界に飲み込まれる"といった現象が起きる気配は無いですから。
何者かによって、と考えるのが――妥当です。
[そこまで呟いたところで、またお茶を一口]
慌てても、仕方ないと思いますよ。
[エーリッヒの言葉に苦笑して。]
それに、今聞いたばかりですから。
あなたも、お座りになりませんか?
[賑やかな機鋼の仔竜の問いに、眉を寄せていた青年は振り返った。その視線は仔竜の顎辺りで留まり、けれど飴玉で膨れた頬は視界に入っている]
それはまだわかりませんが中にいるのは確かなようです。
エレオノーレ殿が今、説明して下さっていたのですが。
[氷破竜の久し振りと言う声には会釈のみ返して、カップを手に包んだ影輝の竜へ視線を流す]
[エーリッヒが現れて言葉を紡ぐのに、ピシリと背筋を伸ばして眼鏡を上げ]
情報が錯綜した状態で動いても良い事はありません。
先ずは情報の整理、それからです。
[ずず、と、まるで縁側にいるかのように茶をすする。]
―――広間
ふぁ……。
[何度目かのあくび。
情報を聞き逃さないようにと、ずっと広間に流れる情報を集めていたが、さすがに眠くなってきたのを感じる。
そも、水は、安らかな眠りを司る一旦もあるので、なおさら眠りが恋しい]
……。
これ以上、そこまで情報は動かないかしらね。
食堂で、お茶飲んでくるわぁ。
[なにやら、移動寸前に、ギュンターが中に、とかそういう情報が機鋼のから聞こえてきたが、よくそこらへんの力関係が分かってない自分には、結構どうでもいいことでもあった]
―――広間→食堂
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