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[時間はある、との侍女の言葉に小さく安堵の息を吐いて。
しかし、続く言葉を聞けば一瞬目を見開き、
次の瞬間には口許に手を当て、居心地が悪そうに視線を逸らす。
その態度が、肯定していると同意になるのだがそれに気付く様子も無く]
……何処まで、知られてるんだろ。
[知られたのは昨日の2人のみだと思っていたらしい、
如何言葉を返せば良いのか、思案するように。]
……もしかして歌、好きなんだ?
昨日も歌聞いてたよね。
[楽譜を戻しながら、苦笑交じりに問いを投げ]
あぁ、確か。
今日は、食事会、だったかしら?
[瞬くその内は普段と変わらず]
服、変えないといけないわね。
さすがにこのままでは、汚れているもの。
[鞄を開ける。
ほとんどが画材であるものの、そこには黒のカクテルドレス。
ブラウスの釦に指をかける。
そのときに手の汚れに気づいて、それを*洗うことだろう*]
[あれは本当に気分が悪かった。と。深く息を吐く。]
まーだ。俺も気にしているんだな
[改めて思う。
でも、そのおかげで、自分がどうしたいか決まった。
この気分の悪さが存在する限り、どうしたいか迷うこともないだろう。
そう思うと忘れてはならないことなのかもしれない。
ただ、帰った後、父に怒られるかと思ったら、遅かったな。もっと早く戻ってくるかと思った。という。
あのときの事だけは忘れたい。
漠然とやってきた自分に。本当はどうしたいか。それに気づかせるためにわざとあそこに放り込んだのだな。
という。あっさり父の真意がわかってしまったことと、その思惑にあっさり嵌ってしまったということ。
今でもあれは恥ずかしい]
[今度こそは迷わない。
三回も行けば…流石の少女も足取りは軽い]
…それにしても広いよね…
[…あまり屋敷の中を歩き回らないのは、迷ってしまうから…だったのだが。
しかし、この中を歩いていればまた気分も変わったのかな、と思うと少し惜しい]
…折角だから、見て回れば良かったかな…
[お食事会とお披露目が終わると、普通はみんな帰るんだろうな、と、心の中でぼやきつつ、その足は階段を降りきっていた]
いずれ思い出してもあっさりと済ませれる日がくるのかね。
[なんて独り言をもらしつつ、窓を見て、ぎょっとする。暗い。
お披露目というのに行かなければな。と気持ちを切り替えてとりあえず着替える。
服装はやはり同じようなもの。お披露目があるのは覚えているが、着飾るという思考まではもっていなかったようだ]
さーて、オルゴールとやらは、俺にどんなことを抱かせてくれるか
[こめられた想いはどのようなものか。
せめて期待はずれでいないでくれよ。と。挑戦的な笑みを浮かべながら
ホールへと向かった]
─ホール─
[たどり着いたホールには、まだ人はさほど集まってはいなかった]
ちょっと早かった……かな?
ま、遅れるよりはマシか。
[それから、小さくこんな呟きをもらし]
[視線を逸らす仕草に、再びくすくすと微笑むと]
昨日は偶然通りがかりに耳に入りまして
本日の準備がまだ終わっておりませんでしたので、その場は立ち去らせていただいたのですが、そのあとにもう一度通りがかった際にエーリッヒ様とザムエル様が出てこられて、お伺いするとお二人とも違う、と
ああ、アーベル様でしたか
歌……ですか?
……そうですね。歌うのも聞くのも好き、ですね
あまり上手くはないですが
[そう言い、はにかみながら微笑]
─3階・主私室─
[ゆっくりと、読んでいた本を閉じて、机の上に置く。
読んでいたのは、伝承の記された書物。それには、シンプルなデザインの栞が一枚挟まれている]
……ふむ。
そろそろ、時間か。
これ以上、皆を待たせては申し訳ないからの。
[予想以上に手間取ってしまったわ、とぼやくように呟きつつ、主はゆっくりと私室を後にする。
机の上には、二冊の本。
一冊は、先ほどまで読んでいた伝承の書物。
もう一冊は、主の日記。
日記には、オルゴールを偶然手に入れてからの事が記されているが、それを知るのは書いた当人のみ。
……その中には、彼の亡き妻が、一度でいいからオルゴールの音を聴いてみたいと。
そう言って彼を困らせた時の思い出なども記されているだろうか]
[ホールへと向かうために、階段へ向かい、そして降りようとすると。
何かひょこひょこと。ちびっこい…じゃなくてブリジットが階段の降りたところが見える。
それに、まだ大きくなっていないかーと。そんな当たり前のことをぼけーっと思いつつ、向かう場所は同じだろうからいいや。と、特に声もかけずに、移動する]
[…ホールへと向かう少女は、部屋から引きずっていた感覚が気になっていた。
やはり、というよりも、その感覚が強くなっていく気がしてならない]
…あたしの嫌いな野菜とか出るのかしら。
[…ぼそ、と小さく呟く。
どうやら、後ろにいるユリアンには気付いていないようで、んー、と唸ったり、小さく息をついたり…せわしなく見えるかも知れない。
やがて、その手はホールへと続く扉に手をかける]
…こんばんはっ。
遅刻じゃないみたい…ね。
[微笑んで挨拶を行うと、昨晩の食事の時に座っていた席へと]
……そう人に聞かせられるほどの腕前でも無いけどね。
[弾くのは好きだから、と小さく息を吐きながらも笑みを浮べ。
楽譜を元の位置へ一冊ずつ戻しながら、続く言葉に僅か視線を向ける。]
―――へぇ、歌うのも好きなんだ?
[最後の一冊を本棚へ収めれば、そちらへと身体を向ける。
折角なら聞いてみたいけど、とへらり笑みを向けて。]
[会釈するザムエルに、礼を返して]
ああ、どうもこんばんは。
……なんだか、やる事もなくてヒマだったもので。
でもまあ、遅刻して御大に小言言われるよりは、マシですからね。
[くすり、と冗談めかした様子で微笑みながらこう返す。
その間にも、ホールには人が集まってくるだろうか。
華やかな銀と深紅の装いや、それとは対照的な黒のドレスの女性たち。
それ以外の面々も、少しずつ集まってきて]
[何か、唸ったり、小さく息をついたりと、せわしないブリジットの後姿を飽きないなーとぼんやり眺めつつ、...も歩いて。
ブリジットが入った少し後に続いてホールへと入る。]
こーんばーんはっと。
[自室で考えていたことなど露程も感じさせない気楽な声でホールにいる人に挨拶をした]
[聞いてみたい、と思わぬ反撃をうけ狼狽]
え!? い、今ですか?
そんな、わたくしの歌なんて聞かせられるようなものでは……
……はぁ、わかりました。私の得意な曲でよろしければ
[諦めた様子でそう呟き、コホンと軽く咳をすると、静かに歌いだす]
Stille Nacht, heilige Nacht, alles. schlaft, einsam wacht
nur das traute hochheilige Paar, holder Knabe im lockigen Haar,.
Schlaf in himmlischer Ruh, schlaf in himmlischer Ruh.
[オルゴールを収めた部屋の前までたどり着けば、そこで部屋の番をしていた執事がいつもと変わらぬ優雅な礼と挨拶を。
彼にねぎらいの言葉をかけ、厳重にかけた部屋の扉を開ける。
月光の差し込む、小さな部屋。
その中央の台座の上に、それは静かに置かれていた。
外観は、ごくシンプルな銀のオルゴール。
目立つ細工は、蓋にあしらわれた金緑石ぐらいのものだろうか。
しかし、それは言葉で言い表せない……清冽な力のような物をふわり、とまとっており。
それが、ただならぬ雰囲気と魅力とを織り成していた]
……『永遠のオルゴール』……歌姫の魂を宿した、歌わぬオルゴール……か。
[小さく呟くと、深紅の天鵞絨にそれを包んで部屋を出る]
[エーリッヒに言葉に頷き]
遅れるよりは早い方が良かろうな。
ワシも退屈しておったので早めに来ておったが。
[そう話す間にも人はホールへと集まって]
ふむ、そろそろ集まるころですかの。
[そう呟き、新たに現れた者たちにも挨拶を]
[…今さっき少女が入ってきた入り口からユリアンが入ってくると、思わず目を丸くし…]
…
[ユリアンを見つめる。
…まさか、歩きながら色々呟いていた所を…見られた、ワケじゃ、ないよね…?
内心でそう思いつつ、ゆっくりとテーブルの方を向き]
…きょ、今日、だよね…?
どんな、オルゴール…なんだろ…
[…隠すように。話題を逸らすように呟いた]
[そして、いつも座っている席につく。
待つかなーーと思っていながらぼんやりと周りを眺める。何人か既にいるようで。
その中で、明らかに正装だなという。華やかな銀色と深紅の装いをしたヘルガという女性と、黒のドレスを身につけたナターリエや、こざっぱりとはいえ、ここ数日よりも整えられているザムエルの服装などをみて]
場違いかな…
[と、しまったなーと思い小声で呟いた。
とはいっても、正装などないのだけども]
[部屋を出た主は執事を伴い階下へ。
1階に着いた後は、ホールに顔を出す前に、お披露目用にと準備をしておいた小ホールへと向かう。
灯りをやや落とし気味にした部屋の中央には、小さな白のテーブル。
その上に、抱えていた包みをそっと置いて。
その表情には、子供のような笑みが一瞬、宿るだろうか]
さて……では、参るとするか。
[妙に楽しげな口調で呟けば、主は客人たちの待つホールへと向かう。
たどり着いた後は、いつものようににこやかな挨拶をして。
歓談の時をすごした後、悪戯を仕掛ける子供のような表情で、*彼らを小ホールへと誘うのだろう*]
―――…へぇ。
[相手の紡ぐ歌に、声に。僅か目を見開いて。
旋律が終わりを迎えれば、小さく拍手を送る。]
…俺ってばラッキー。良いもの聞いちゃった。
じゅーぶん、良い歌だしね。
[ありがと、と。へらり、と笑みを向けて。
そろそろ行きますか、と笑めば音楽室の扉を開け
どうぞ、とドアを押さえれば、相手を促すように。]
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