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これは……ひどい。
[遺体の惨状を一通り確認する。]
腹部の損傷が一番酷い、か。
内臓……全部纏めて、ぶち撒けられていた。
そう考えていいですね?
[呼びかけられると、少女は一つ頷き、ふわりと微笑んで――]
お供いたしますわ、神父様――
[それだけを述べると、手を重ねて…]
――広間→ナサニエルの部屋へ――
[どの位然うして居ただろうか。]
[空腹を覚え、昨夜トビーが持ってきてくれた食料を少し摂る。]
[目覚めたらば少年も又食べられるかも知れないと]
[半分程を残し]
ええ、この分だとアーヴァインを殺した人狼とは別物ではないかと。
……ナサニエルさん。
単純に皆殺し、などとは考えないで下さい。
全員から情報を総合しなければ、判断がつかない。
もし、片っ端から殺戮を始めるおつもりならば。
[『聖書』からリボルバーを取り出し、銃口を彼の額にポイント。]
次の処刑者は、貴方になる。
御互い様だろうに?
[ 何時の間にか自らの腕を掴んでいた手は離され、メイの云い様に口許に軽く折り曲げた指を当てて小さくクスと声を洩らす。]
……まあ、其れだけ云えるようになりゃ、大分マシだな。
[ 僅か目を細め口端をニィと上げて笑う様子は悪戯っぽく。]
…えぇ、ほぼ其の通りです。
かなり食べられているようでしたけど。
周りに散らばっていた物は出来るだけ拾って……
[思い出したのか、言葉に詰まって]
まあ、お互い様だけど……。
[むう、としたままこう言いはすれども。
多分、自分の方が色々な意味で周囲に負担をかけた気はしていて]
……ごめん、ね。
なんか、一人で騒いでる。
あはは……みんなにも、ちゃんと謝らないと、だね。
[笑みを浮かべて言葉を綴る様子には、大分力が戻っていたか]
――ナサニエルの部屋で――
[案内されるまま、少女もルーサーの後に続き足を踏み入れる。
ベッドに横たわる美しい女性の姿が目に入り、少女は静かに目を閉じ、自らは捨ててしまった神に祈りを捧げた――]
せめて彼女だけは――安らかに…
[『眠っているよう――』
その言葉と共に毛布は、剥ぎ取られる。
途端に鼻を衝く異臭と――機能を失った内蔵の欠片が、無造作に体の中に納まっていた。]
――なんて…酷いことを…。
[薄紅色の唇は、ただその一言だけを漏らす――
それ以上言葉を紡がなかったのは、近しい人を失った者に掛ける言葉なんて無いことを、少女自身がよく知って居るから……]
……ナサニエルさん。
これは推測に過ぎないのですが。
犯行の動機に『ローズマリーさんの職業』が、関係しているかもしれません。
もしそうならば、『必ず食われなければならない内臓』が存在すると思うのです。
[銃をしまい込み、猟奇的な事を淡々と口にする。]
[銃を向けられ、其れが正確に額を狙っていると知り手を上げて]
聞いてたんですか?
もちろん冗談ですよ…そんな事をしても彼女は喜ばない。
彼女のもとに行くには早いでしょう?
仇を、討たないと。
でも、俺が人狼かも、とは思わないんですか、貴方は?
……ああ、すみません。
昨日、ローズさんから色々聞いたのですよ。
彼女の職業について、最初に誰を占ったのか、次に占うつもりだったのは誰か、を。
あれが最後の会話になるとは思わなかったのですが、ね。
……仕方無いだろう。
誰にだって、抱え込んでいるものはあるからな。
[ 謝罪の言葉に物珍しそうに――半ばからかうように――瞬けば、態とらしく肩を竦めて然う返す。視線が逸らされ何処か遠くへと向けられるも其れも一瞬の事。]
取り敢えず俺は、ルーサー神父に話を聞いて来るから。
[ 軽く埃を払って立ち上がれば、開かれた儘の扉の外へと向かおうと。]
……ああ。
[破顔する。]
私がローズさんに言った事と全く同じですね。
それはありません。
ローズさんは、真っ先に貴方を占った。
『信じたい』と思った、貴方を。
……そのうえでなおも一緒にいるのです。答えは明白でしょう?
[くすくす笑う。]
[からかいを帯びた仕種にやや、むぅ、とするものの、一瞬そらされた視線に戸惑い。
でも、その理由は何となく聞けずに]
あ……うん。
それがいいね。
[話を聞いてくる、という言葉に頷いて。その背を見送りつつ]
……ありがと。
[消え入りそうな声で、小さく、ぽつりと呟いて]
[ローズの仕事…それを思い出し少し目を伏せる。
自分はそれを気にしなかったけれど]
『喰わなければいけない内臓』……?
[そう聞いて、考える。
女性特有のもの……]
…子宮、ですか?
俺、そういう難しい事は知らないけど…
[それは果たしてどうだったかまでは思い出せず]
……そう。
おそらくはそれを隠す為に、他の内臓も食い散らかしたのでしょう。
…………だとすれば。
『その職業』に何か因縁のある人物か、コンプレックスのある人物。
そういった犯人像が見えてくる。
と、思うのです。
まあ、ローズさんが他に何処かで恨みを買っていると言うのなら話は変わりますが。
……おっと、殴らないで下さいよ。お年寄りなんですから。
[肩を竦めて。]
…占った?俺を?
それじゃ、ローズが……俺を、信じるために?
つまり、俺は人だと認めてもらえたと……?
貴方は、俺を殺さないと…?
[驚きと、そしてローズの思いに、声が震えて]
どーいたしまして。
[ 背を向けて答える声は素っ気無く、軽く手を振ってメイの部屋を後にする。
――其の後には神父への報告や昨夜の顛末を聞けば大分時間は掛かり、自室で休息を取っていれば、すっかりと夜の帳は下りていた。]
殴りませんよ…こう言う事です
[にやりと笑ってホールドアップ、すぐに手を下ろして]
其の職業に、ですか…でも俺には心当たりがないな…
貴方にはあるんですか、その…心当たりは?
ええ。
彼女は自らの命を賭してまで、貴方を信じようとした。
ただ、次に占う予定だったのがトビー君だった。
その理由は、結局分からないままなのです。
ナサニエルさんを占った理由と同じだったのか、それとも別の意図があったのか……。
[眉間に皺を寄せ、考え込む仕草。]
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