人狼物語 ─幻夢─


47 【いばらの王 blue-side】

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政治家 ヘルムート

[戻ってから。息を吐いて、決心したようにダーヴィッドを同じ視線の高さで見詰めなおした。伝えられる内容と、ヘリと言う言葉には分かったと頷き。
 手を伸ばして、触れるのは赤い前髪ではなく、ダーヴィッドの首筋。]

ダーヴィット。
……私は、言ったように
お前を石にするよ。

[サファイアブルーの両眼。]

私は、お前を──お前とあえてよかった。
私はお前と出逢わなければ、自滅していたかもしれない。
もっと、愚かだったかもしれない。

お前を殺した後、私は当然ヘリに乗り込むだろう。
道が見えているのだから。

[ダーヴィッドの首輪の周囲の皮膚をなぞり、それから。ダーヴィッドの両手を、ヘルムートのはだけたシャツの喉元に運んだ。──言葉の続きを、聴いて欲しい。]

(245) 2009/10/09(Fri) 00:20:45

消防士 ダーヴィッド、両手をいとも簡単に取られて、瞬いた。

2009/10/09(Fri) 00:24:26

政治家 ヘルムート

私がお前の首輪を奪い去る時、

お前が──

私の首輪を剥ぎ取っても、かまわない。

ダーヴィッド。

何故なら。私はずっと、
ピューリトゥーイを投与されたお前に、
助けられていたのだから。

[そこで言葉を切り、僅かに口元に笑みを浮かべた。]

(246) 2009/10/09(Fri) 00:24:48

令嬢 ブリジット

[かすか響いた歌。
途切れながら耳に心地よく。
苦笑を見て瞬き一つ>>244]

…ぁ

[片手で覆うように、血の滲む手を隠した。
意味など無い、アーベルはあそこにいて、
自分の行動を見ていたのに。
――痛くない。やはり、痛くなかった。]

…分かってるわ。

[痛くないもの、とは謂わなかった。
アーベルの片目は鉱石のいろ。]

…何の歌。

(247) 2009/10/09(Fri) 00:25:05

植物学者 ライヒアルト

……退屈しないのは、否定しない。

[組まれた腕。掠れがちな視界は、その意を確りと捉えきれず]

ああ、確かに。
生きるか死ぬかは、自分で決められればいい。
……それでも。

[は、と。零れるのは、ため息]

……安易に死を選ばれるのは、辛いけどな。

[零れた呟きの意味する所は、伝えずに。
聞こえた、ベアトリーチェの問いには、まだらしい、と返しておいた]

(248) 2009/10/09(Fri) 00:26:06

星詠み ノーラ

[出てきてないの、という少女の声。
室内にはまだ2人が居て、ヘルムートは――>>245]

……

[ライヒアルト達が先に行くのなら急ぐよう促す。
女は星座の形をした薬物を知らないままだった。

―― ペルセウス。

星はまだ空に輝いているだろうか。]

(249) 2009/10/09(Fri) 00:26:44

消防士 ダーヴィッド

>>246

[………そんな力はなかったけれど………]

議員……

       無謀です。


          [笑った]

(250) 2009/10/09(Fri) 00:29:44

写眞家 アーベル

[隠すブリジット]
[苦笑が一つ]

俺よりも手当上手い人、いるだろうし。

      [悪いけどそっちに頼んで]
[ジーンズのポケットに両手を突っ込んで]
[左にはカメラをかけたまま]

ん?そうだな───望郷の歌、かな。

[呟いて]
[もういちど]
[歌う]

(251) 2009/10/09(Fri) 00:29:51

盲目 ベアトリーチェ

[部屋からかすかに聞こえてきた、声。ヘルムートの>>246もの]

 ……ヘルムートさ、ん。
 しんじゃ、駄目よ。だから、必ず屋上に、きて。

[ダーヴィッドも、とまで言えずに。
それでも願う。ともにいければいいのに、と]

(252) 2009/10/09(Fri) 00:31:29

盲目 ベアトリーチェ、屋上へ続く階段を上がり始めた

2009/10/09(Fri) 00:32:38

写眞家 アーベル

───O for the wings of a dove,(鳩のように飛べたなら)

[微かなテノールは再び]

Far away would I rove.(遙か彼方へ飛んでゆけるのに)

[空気を揺らして歌う]

In the wilderness build me a nest,(荒野に巣を作り)

[瞳を伏せて]

And remain there for ever at rest(永久に休らうだろうに)───

      [残響は風に融ける]

(253) 2009/10/09(Fri) 00:33:12

令嬢 ブリジット


――… そうね。そうさせてもらうわ。

[治療が上手な人。
たとえば、この手に布を巻いてくれた人。
たとえば、両の手に包帯を巻いてくれたひと。
伏す眼。
シャッター音は、しない。]

……望郷。

[とおいふるさと。
ここから遥か遠く。

かえりたい。かえるの。なおして、かえって。
そうして、もう、でも、いみなど、な――

歌が届く方向を見遣るように、視線は空へ]

(254) 2009/10/09(Fri) 00:34:04

星詠み ノーラ

[此処に来て最初に見た空で見つけた星は>>2:644アルゲニブ。それは――ペルセウス座の星だ。
視えない場所で星は私達を導こうとしていたのかもしれない。]

……、…ヘル――

[>>246 彼の言葉に驚いた声を漏らしてしまうだろう。]

貴方は此処で死ぬ人であって欲しくないわ。

[遠回しに、生きてと願いを込めてベアトリーチェと共に屋上へと向かう。その足取りは重たい。

歌声が――聞こえてきていた。]

(255) 2009/10/09(Fri) 00:37:29

星詠み ノーラ、メモを貼った。

2009/10/09(Fri) 00:38:31

シスター ナターリエ

[だいすき。と声に出さずに唇を動かす。]

 安易かもしれないけど、あたしはあなたと一緒なら、って。あたしの話じゃなかった。

[腕を組んだまま、先へ進もうとした時にベアトリーチェの問いに返す声は重なって。

歩き出す。ベアトリーチェとノーラがついてくるなら一緒に。そうでないなら急ぐよう促すノーラにそちらもと言い。

屋上への扉の付近、床に横たわってヘルムートの上着をかけられたユリアンと再会する。]

 ユリアン、楽しかったよ、からかえて。いじめられてると思っただろうけど。

[ライヒアルトがユリアンに言葉をかけ終わるのを待ち、屋上へ。]

(256) 2009/10/09(Fri) 00:38:37

消防士 ダーヴィッド

[そして、手にかけられてた両手は離して……]

           



           そういえば、屋上の空はとても綺麗でした。
         行く時は、よくご覧ください。




          鳥が飛んでいるかもしれません。

(257) 2009/10/09(Fri) 00:38:42

令嬢 ブリジット

[翼があれば]

[――望んでいたのは、エーリッヒだったか。
鳥籠の中の幸せを見つけられなかったと
イカロスのように、
空。何処へ。遠く。]

[空を見る。眼を細める。
記憶の彼方。
区切られた窓
縁取るアラベスク

あれは――鳥籠。私の、鳥籠。]

(258) 2009/10/09(Fri) 00:40:06

令嬢 ブリジット、歌に耳を澄ませる。 いつの間にか、揺れる白い花。

2009/10/09(Fri) 00:41:46

シスター ナターリエ、聞こえた歌声。歌の意味は知らねど、懐かしさがこみ上げた。

2009/10/09(Fri) 00:41:49

盲目 ベアトリーチェ

[ユリアンの名を聞いて、杖で足元を探った。当たる、感触に腰を落として手を伸ばす]

 ユリアンさん……。ノーラさんを護ってくれて、ありがとう。ごめんね。


[触れて、離す。もう冷たくなっていた体。
かつりと杖で階段を辿り、上へ上へと上がってく]

(259) 2009/10/09(Fri) 00:43:41

写眞家 アーベル

[ゆっくりゆっくり]
[目を開ける]

[空を白い鳥が飛んでいた]

[強い風の中]
      [風が───]

───鳥になったら、風って見えると思う?

[微かに尋ねる]
[誰にという明確な意思はない]

(260) 2009/10/09(Fri) 00:43:45

植物学者 ライヒアルト

[唇の動きに気づいたなら、一つ、瞬いて。
それから、微か、笑む]

……一緒なら、むしろ生きる方を望むぞ。

[呆れたような言葉。
促す声には頷き、歩いてゆく。
階段近く、倒れたユリアンの元へとたどり着いたなら]

……じゃあな。

[やはり、短くそれだけ告げて、屋上へと向かう。
風と、それから、歌声が届いた]

(261) 2009/10/09(Fri) 00:44:51

令嬢 ブリジット

――…… わからないわ。

でも、……
鳥は、風に乗るのでしょう。


[白い鳥、が見えた。
尋ねる声に答えただけ。
誰かのそれと重なったかもしれない]


見えているのかも、しれなくてよ。

(262) 2009/10/09(Fri) 00:46:38

星詠み ノーラ

[屋上へ続く階段の前、腕を壊してしまった石像。ユリアンの姿。
その傍にも、おそらく城の到る所に咲く白い花。]

――…

[階段を上る途中にもそれはあるだろうか]



[ ――――― !]


[一瞬、下の方から嫌な音と城全体が揺れるのを感じた。]

(263) 2009/10/09(Fri) 00:46:42

政治家 ヘルムート

[笑ったまま、至近距離で顔を見合わせる。
 今はダーヴィッドを見詰めていて振り返る事のない扉の前を、幾人かが通り抜けて行く気配を感じる。慌ただしい音。その中に、ノーラと、ベアトリーチェの声が混じっている気がした。]


何でも。
無謀なくらいで、良いんだ。

ダーヴィッド。


[ダーヴィッドの首筋をなぞる指先が感じるのは、随分とゆっくりに感じられる動脈の音。首輪にかける手が震えた。サファイアブルーの両眼は強く見開かれたまま。]

屋上の空なら、知って──

鳥?
確かに空に鳥は居るかもしれないが。

(264) 2009/10/09(Fri) 00:47:10

政治家 ヘルムート、消防士 ダーヴィッドの手が離れた事に気付いて、嗚呼、と息を零した。

2009/10/09(Fri) 00:47:17

写眞家 アーベル

そうだね。

[目を細める]

きっと鳥には風が見えるんだ。

[うしろから現れる姿]
[ちらほらと姿が見えた]

[ノーラ]
[ベアトリーチェ]
[金の髪の女]
[偏屈な男]

でも───リーチェみたいに素直な子なら、風が見えるかな。

[呟く]

(265) 2009/10/09(Fri) 00:48:35

令嬢 ブリジット、揺れに、びくりと辺りを見回す。

2009/10/09(Fri) 00:49:02

写眞家 アーベル、足元から伝わる振動に眉を寄せた。

2009/10/09(Fri) 00:49:41

盲目 ベアトリーチェ

[開いた扉から、風が吹き込んでくる。それを感じると同時、地面が揺れる]

 あぶ、ない。ノーラさん、身を屈めて。ゆっくり上るの。

[杖で身体を支えて、階段から転げ落ちないように。一歩一歩、確かめて屋上を目指す]

(266) 2009/10/09(Fri) 00:50:13

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生存者 (6)

ライヒアルト
269回 残4522pt
ブリジット
249回 残5156pt
ナターリエ
249回 残6510pt
ベアトリーチェ
194回 残7495pt
ヘルムート
112回 残8896pt
ノーラ
306回 残4426pt

犠牲者 (5)

ギュンター(2d)
10回 残13260pt
イレーネ(3d)
113回 残9099pt
エーリッヒ(4d)
138回 残7972pt
ユリアン(5d)
121回 残9958pt
ゲルダ(6d)
117回 残10859pt

処刑者 (6)

リディ(3d)
27回 残12803pt
カルメン(4d)
113回 残9883pt
オトフリート(5d)
47回 残11323pt
ハインリヒ(6d)
194回 残6185pt
ダーヴィッド(7d)
251回 残6165pt
アーベル(8d)
105回 残10358pt

突然死者 (0)

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