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[オトフリートの挨拶には会釈を返して。
ミリィについては]
……さっきまで普通だったのに。
何があったのやら。
[原因が目の前の医者であることには流石に気付いていない]
聞いた事がない? それは当然だ。
こうして言ったのは初めてだからね。
そうだ、聖書にあるバベルの塔。
人々の驕りに怒れし神は言語を分かち人々を分離された。
信じぬ王に疫病や虫害、子の死を齎し……
海は使徒によって道となった。
「神の子よ悪魔に跪け、さすれば楽にならん!」
[内容は途中から塔についてではないものになり。最後は一際声を張り上げ芝居がかった調子で言った。アーベルの提案には頷き]
ふむ。それもよい。
なるべく多くの者に伝えたいところでもある。
[無駄に無い胸を張りつつ、なんだか尋常でないオーラを出して、オトフリートへと近づく。
一般人はオーラに気圧されて、その場から移動していった]
先生!
先程は、いきなりトイレに行ってごめんなさい。
えーと、なんでトイレに行ったのかは乙女の秘密です!
[出てきたミリィの様子に、やわらいだ笑みを。]
ま、女の子には、いろいろあるものね。
一歩づつ真っ直ぐ行くのが、近道だったりするかもしれないわ。
[ひらりとエプロンを揺らして、鼻歌混じりにキッチンへ。
新しい命がノーラの中に宿っているのを知る者はまだ少ない。
精々が、家族と医者くらいのものだろう。]
[去ったミリィを見送りながら、残されたオトフリートにぺこと、深く頭を下げた。薬のお礼を暗に含ませて。
顔をあげて視線があえば、いつもの澄んだ笑みを湛えてみせるだけで。]
お医者先生、こんばんは。
…ミリィ、おなか痛いのかな。
[そういえばミリィからオトフリートの事を何か聞いたような気はするのだが、今はすっかり忘れている。
ノーラに軽く頭を下げながら、ユリアンにこくと頷いて、添われるまま嬉しそうに隣に座った。
座った瞬間、足の付け根に微かな痛みを覚えたが、それには耐えた。]
そうなのですか?
…お腹の調子でも悪かったのでしょうか。
[心配そうにまた振り返る。
ミリィが丁度出てきたところで笑顔が浮かぶ]
乙女の秘密ですか、それでは聞かずにおきましょう。
ミリィは何にしますか?貰ってきますよ。
[オーラの異様さには気付かないのか、普段の調子で話す。
隣の椅子を引いて勧め、自分は逆に立ち上がる]
[しばらく歩き、ふと足を止め。
何気に見上げた空に、やはりと言うか、しばし捕らわれる]
……星……か。
……Wo kommt die Strömung der Milchstraße dabei an?
[独り言めいた呟きの後、歩みは再び、先へ。
帰り着いた家で待つのは、*さて何か*]
では、僕が――引いてはこの場にいた者が、
初めて耳にした人間ということですね、光栄です。
[それは「予言した」と言えるのか否か。
そんなことを考えたかはさておき、ブリジットの語る話に、幾度か真面目ぶって頷いてみせた]
しかし怒り、ですか。
もし神の怒りたれば、僕等に何が為せましょう。
滅亡は避けたいことではあれど、それが問題ですね。
[同意を示した彼女を宿屋へと促しながら、言葉を返す。
わざわざ場所を移したのは、仕事に戻るためもあったが、逃げたオトフリートに対する嫌がらせも少なからずあったに違いない。
扉を押し開いた後、こちらに向いた客の視線には、厭う色も少なからずあったが構いはせず]
[戻って来たミリィの放つ尋常ではないオーラは意に介した様子も無く。
また興味もほとんど無いため、イレーネを座らせると料理の注文へと向かう。
故にイレーネが痛みを覚えたことに気付くことが出来なかった]
…イレーネ、何食べる?
[自分の好みで注文しかけて踏みとどまり。
イレーネを振り返り食べたいものを聞いた]
[イスを薦められたのを見て]
ああ。いえ!
私は、イレーネと話がしたいので、イレーネの横に行きます!
で、行く前に、一つお聞きしたいんですが―――。
[ちょっとだけ顔が赤い]
先生は、私の家に戻っては来ないんですか?
ああ。ああの、その、変な意味じゃないですよ?
ただ、そ、その、なんていうか、両親も先生がいなくなって寂しがってますし、部屋も余ってますし、なんなら家を改装して、診療所にしてもいいと言っていますから!
……どうでしょう?
[最後は、少し声のトーンが落ちた]
そうでしたね、これは失礼をしました。
[苦笑を浮かべる]
お宅に戻って、ですか?
そう言っていただけるのはありがたいのですが、あそこは鉱山にも程近く、怪我をした人もすぐに運んでこられる場所です。
私の一存で動いては困る方も出来てしまいますから。
またご一緒できれば楽しいだろうとは思いますが…。
[困ったようにミリィを見つめ返す]
[ミリィのオーラには気づかず(何度も見かける事があったので、その異様さが分かっていない)
ユリアンに尋ねられれば少し考え。何時ものパンを頼もうとして、やめた。]
ん、ユリアンと同じのにする。
量は少し少な目がいいけど…。
[そう見上げ答えた。
同じ姿勢を続けていれば、微か針を指すような痛みはすぐに消えた。痛み止めは良く効いてくれているようだった。]
ただいま――って、そんなに怒らないでよ、
届け物は無事済ませたし、客も連れて来たんだから。
昨日のツケも、払ってくれるってさ?
[ブリジットを彼女の望む席へと案内してから、カウンターへ。
アーベルの姿を認め、開口一番文句を言う上の姉に対して反省の色の薄い笑みを返しつつ、娼館の女将からの届け物を渡す。招き入れた客が誰かを悟った彼女の複雑そうな表情を見て取るも、何かを言われる前に、さっさとキッチンに引っ込む]
ノーラ姉、お疲れ様。
あまり無理はしないでよ?
[掛け値も含みもない、労いの言葉。
碌に返答も待たず、出来上がった料理を手に、すぐさま店内へと引き返す]
何、そう畏まる事はない。
新たな予知夢が旧き予知夢を引き出したというだけだよ。
畏まりたければ止めないから幾らでも畏まりたまえ。
神の怒りを鎮めるには薪をくべなければならない。
火を囲んで星を見上げ祈りを捧げなければいけない。
自身が宇宙と繋がれし媒体となったかの如く!
[アーベルの開いた扉を軽く押さえつつ店の中に入る。室内を一度見渡して]
やあ、今晩は諸君。
芳しき事はあったかい。ないかね。それもまた必然。
ブリジット=フレーゲがお邪魔するよ。
[嫌悪や困惑の視線があっても気に留める事はなく、よく通る声で誰宛でもなく、誰宛でもある挨拶を]
[オトフリートに困った顔をされると、ミリィの心のオーバーリミッターが外れそうになったが、なんとかそれを押し留めて]
あああ!
いえ!
無理にとは言いませんから!
そうですよね!
鉱山に近いほうが怪我人の方に良いですもんね!
わはは!
では、私はこれにて!
[しゅぴ!と何故か敬礼をして、オトフリートの横からイレーネの横へと移った。
場所的には、ミリィ・イレーネ・ユリアン・オトフリートなので、そこまで遠い位置ではないが、酒場の喧騒と、食器などにより、そう言葉や行動が届くことも無いだろう]
……イレーネ。疲れた。
[イレーネの横に座り込むと同時に、テーブルの上にあごを乗せて、目を細めた]
…分かった、少なめだね。
[イレーネの言葉に頷いて。
カウンター奥の女将に若鶏の香草焼きとサラダのセットを頼む。
もちろん一つは量を少なめにしてもらった。
出来上がるまでカウンターで待ち。
二つの料理が揃うと、自分で運ぶ旨を伝えてイレーネの下へと戻った。
量が少ない方の料理をイレーネの前に起き、その隣に自分の分を置いて、イレーネの隣に座る]
……それじゃあ、頂きます。
[食事を促すように、食べる前の言葉を紡いだ]
[ブリジットの声に気づき、テーブルに突っ伏したまま、力なく手を振った]
やっほー……はあ。
[いい終わりと同時にため息]
……人生って、難しいなあ。
ミリィ?ええと…大丈夫?
[何だかぐったりしているミリィの様子を心配しながら、整えられていた赤毛をぽふぽふと撫でた。]
…お医者先生と話すの、そんなに疲れる?
[そんな雰囲気が醸し出されていたので、こっそり小声で聞いてみた。
ちなみに理由は未だ忘れっぱなしだ。]
薪とは即ち、生贄でしょうかね――?
[離れる間際の呟きは喧騒に紛れ、ブリジットに届いたかは怪しい。
呼ばれた事を理由に、彼女との会話は一端切り上げていた。
予言者の言葉を他に聞きたいものもいるだろうから自分ばかりが独占しては、とは、理由というよりも言い訳だったが]
はいはい、適当に。
高いのでいい?
[投げられたミリィの声に、さっくり返す]
申し訳ありません。
[ミリィが移動し、食事を頼む様子を見て再び席につく。
そこに響いた通る声に、思わずこめかみを押さえた]
…嫌がらせですか。
[呟きは隣に聞こえるかどうかの低いもので。
いつものようにゆっくりとした食事が始まる]
[イレーネに髪を撫でられると、少しだけ幸せそうにほにゃっとした]
ありがと、イレーネ。
ええと、理由は言ってなかったっけ?
うん。でも、今はどこからどう言葉が動くのか分からないから言えない。
今度また、二人のときにそれはお話しよ。
そんでさ。
[イレーネに撫でてもらって気力が少し復活したのか、顔を持ち上げて]
イレーネ。もし、空の色を、生まれてから一度も目が見えない人に表すとするなら、どんな言葉を使う?
うん。考え込まなくていいんだ。ぱっと印象でお願い。
[ブリジットの姿と言葉は見ない聞かない。
関わらないのが一番だと思うが故に。
イレーネを挟み反対側でテーブルに突っ伏すミリィを見ると、首が僅かに傾いだ。
かと言って何か言うでもないのだが]
やあ、ミリィ。久し振りではないか。
悩み事かい。良いじゃないか、悩みとは人生の付添い人だ。
そしてそれは特には若い頃に似つかわしい。
走るというのも同様にだ。
[ミリィに手を振り返し、そんな事を言ってから。アーベルを見送って不敵に笑ったが、声が届いたのかどうかは怪しかった]
了解。
きっと、御医者様が奢ってくれるのに。
[後半はオトフリートにも聞こえるように言い、「ねえ?」と笑いかけた。
呟きは届いてはいなかったものの、何を感じているかは予想がつく。
注文の方は女将へと告げ、料理の作成は其方に頼む。
アーベル自身も料理は出来るが、こういった場には出すことはなかった]
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