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ああ、話したいことはまた別件?
[ちらっと横のアーベルを見て]
そう、災難。それも特大級のね。
[こちらも肩を竦めてみせる。
そこには、かつての過去を語ることに対しての怯えは見られない。
ユーディットの中ではある程度消化されてしまった話らしい。]
んー、そう……なのかもね。
結社の人だって、私を飼ってた人狼を「見つけた」んだから、人と人狼を見分ける何かしらの方法はあるんじゃないか、とは、薄々思ってたし。
切り終わったら、鍋にバター溶かして炒める。
後、作り置きのクルトンがそっちにあるから。
[話しながらも確り指示は飛ばす。
じゃがいもを幾つか投げ込んだボウルの淀んだ水を流して、千切りに]
確かにね。そうでもないと、お手上げだ。
この村には伝承があるから、割と皆信じてるみたいだけど。
――でさ?
俺にもそういう力がある、
って言ったら――どう思う?
[手を止め、薄い笑みと共に、ユーディットに視線を投げたのは一瞬。
すぐに再開して、切ったじゃがいもは水に漬け、ピーマンとパプリカも同じように、切った]
はい、了解致しました。シェフ・アーベル。
[指示には冗談めかして返し、言われた通り鍋を火にかける。]
伝承か。なるほど、それで割と皆、人狼って存在を受け入れてるのね。人狼、それなーに?って人も、世間には多いけど。
……ん?
[何か含みを持った話題転換の声に、アーベルの顔を見る。]
……アーベル、も?
[ゆっくりと目を瞬かせた。]
え、アーベルも誰が人狼かわかるの?
それって……。本当に?
だって、それだったら、イレーネと力を合わせればあっという間に人狼を見つけられるじゃない!
[勢い込んでアーベルに向き直る。]
どうして皆の前で言わないの?
昨日、言ったと思うけどね。
俺は自分の興味で動くって。
[それは、探偵と称されたときに発した台詞。あの時には、他愛のない会話でしかなかったが。
当人は至って冷静な素振りで、料理の手を進める]
他にも理由はあるけど。
人狼も含まれているかもしれないのに、
皆の前で宣言するのは、襲ってくれって言うようなもんでしょ。
誰が人狼か、その牙に太刀打ち出来るかすら解らないのに。
後、俺が言っても嘘臭いだけだろうし?
[現実主義。客観的に見れば、そんな評価だろうと思った]
……そういえばそうだったっけ。
[昨日の会話を思い返しながら。手が留守になっていたことに気付いて、(焦げ付きかけていた)玉葱を炒める作業を再開する。]
ん、そうか。人狼を見つけられる能力がある人は、それだけ人狼にとって脅威なわけだから……。
……あ、人狼には1対1じゃ勝てない、ってことだけは教えておくね。人狼自体が言ってたし、結社の人も言ってた。
特別な力でもない限りは無理だ、って。
だから、アーベルがそうやって能力のことを隠してるのは……うん。良いアイデアかも。
[真面目な顔で同意した。でもそうなると、名乗っちゃったイレーネの方が心配だね、と独りごちる。後半の言葉には、呆れたように]
……嘘臭いって。まあアーベルってちょっと底知れないとこあるけど、でも……。
[言いかけて]
……待って。嘘、って。
[忘れていた、可能性。]
ねえ、アーベル。人狼が嘘ついて、「人狼を見つける力があるんだ」って名乗りをあげる、ってことも、もしかしたら。
流石。
探偵助手志望は、聡いね。
[ようやっとユーディットに向き直った彼の、笑みは深い]
同質の力を持つ者同士が同じ場所にいるのと、
片方が嘘を吐いているのと――
さて、何方の可能性の方が、高いんだろうね?
それは……。
[深い笑みを湛えたアーベルに、言葉を詰まらせる。
自分たちを見つける力を恐れる人狼が、こんな大事になっているときに何もしないでいるとも思えない。
とすれば、圧倒的に後者の可能性がはね上がり――]
……じゃあ、アーベルはイレーネを疑ってると。
そういうことね。
[ため息をつく。]
用心はして置くに越した事はないからね。
[遠回しの肯定]
最後に信じられるのは自分だけ――
結局は、そういう話だよ。
[笑みを軽いものに変え、フライパンを手に取る]
[アーベルがフライパンを手にとれば、ユーディットもスープ作りに手を戻し。]
……わかった。教えてくれてありがとう。
で、ひとつ聞いてもいい?
どうして私にそれを話したの?
私だって、人狼かもしれないのに。
[信じられるのが自分だけというなら尚更、と付け加える。]
これで俺が死んだらユーディットが人狼、
……なんて遺言残しとけるなぁと思って。
どうせ喰われるなら男より女に、でしょ。
[冗談めかした言い様をしながら、油を敷く]
まあ――敢えて言うなら、
ある意味言い当てたからかな。
探偵って。
ところで。
鍋、焦げてない?
[気にかかり、訊ねてみる。
失敗していたら、エーリッヒ専用になることは間違いなかった。
いつの間にいたのか、白猫はそんな光景を見て、*暢気に鳴いた*]
[アーベルの冗談ぽい口調に、さきほどから真顔で固まっていた表情が緩む。]
一応考えてはいたのね。
安心していいよ、私は人狼じゃないし。
[あー、でも、これは誰でも言える台詞か、と少し考えながら]
言い当てた……って言うには、まぐれ当たり過ぎるけどね。
まだアーベルが偽っていう可能性も一応、あるにはあるし。
[言いながら、けれど、既にアーベルを信用しかけている自分に気付く。]
……ん、まぁ、ありがと。
これはまだ、私から他の人には言わない方がいいんだよね。
[確認をとりかけて、アーベルの指摘に、え、と鍋を見下ろす。
数瞬後、ユーディットの情けない悲鳴があがり、数分後にはそれはもう順調に、修復不可能なスープが出来上がることとなった。
がっくり項垂れるユーディットと異様な匂いのスープに、エーリッヒはどんな顔をしただろうか。
白猫のにゃあという平和な鳴き声は、その場に*酷く似つかわしいものだった。*]
[厨房の方から微かに届いた悲鳴。
それは何か、危機感めいたものを感じさせたのか、物思いを打ち破る]
今の……って。
[ユーディだよな、と小さく呟く。
嫌な予感――『現状』から鑑みれば、至極暢気で日常的なそれが、ふと過り。
それが的中したと知った時の表情は、どこか諦めたような、でもどこか安堵しているような、*なんとも表しがたいものだったとか*]
[食事というには微妙な食事をする間も視線は動く。
見分けられる力を持つというイレーネに、奥へと入っていった二人に。時折何かを考えるように手が止まる]
伝承の通りなら。
他にもまだいらっしゃるはずですよね。
[低い呟きは近くにいた者にすら聞こえたか*どうか*]
―昨夜―
[疲れたようなイレーネを支え続け。
食事をする様子に、頼んであった自分の料理を共に食した。
その間に技師の晩飯も用意してもらい。
イレーネが食べ終わるのを待ってから、代金を払い宿屋を出た。
その足でイレーネを娼館へと送り届けて。
中へ入って行くのを確認してからその場を去った]
……晩飯、持って来た。
[工房へと戻り、技師に晩飯を渡して。
いつものように自室に戻ろうとしたが、思い直してその足を外へと向ける。
技師が「どこへ行く?」と声をかけて来ると振り返り]
…ちょっと涼んでくる。
……逃げやしないよ。
[技師の心を見透かしたかのような言葉を発し。
相手が息を飲むのを後目に外へ出た]
……逃げられないなら、真っ向から向かうしかないよな。
負けるもんか。
[工房傍にある木の根本。
そこに座って寄りかかり、天を見上げながら呟いた。
新たな決意は、宿屋での決意と共に、しっかりと胸に*刻み込まれた*]
……いたたたた……。
[左手の痛みはいまだ治まらない。
痛くて、苦しくて、涙が止まらない。
それでもミリィは、絵の前に座り、続きを描き続ける]
……絶対。描き上げてみせるんだから。
人狼ってのが、もし本当にいるなら、私の命だって、いつ尽きるか分かんない。
―――死ぬ直前に後悔するような真似だけは、したくないから。
何もかも、中途半端なままで終わりたくは無いから。
せめて、この絵だけは……描きあげてみせる。
[痛みに耐えながら、ミリィが一心不乱に絵を描き続ける。
一見、昨日と同じ様に見えたが、
それは、
覚悟を為した者の、*強い意志が見えていた*]
―診療所―
[坑道の一つが崩れるという事故があったらしい。
その場では手当てしきれなかったという鉱夫が運ばれてきた]
道具を貸すだけでもいいですが。
時間も経っているのではそうもいかないでしょう!
[武器となりそうな物を手にしたままの男達に言い返す]
不安ならば周囲を囲んでいればいい。
たとえ人狼だったとしても、背後から一度に襲い掛かられては敵わないでしょうからね。
[苛立ちの篭った口調で言い、診療台の上で怯える患者に近付く。
傷口を覆っていた布を取り状態を見て、盛大に顔を顰めた]
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