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[あの妖精王に本当にそんな力があるのかとちょっぴり思ったことは伏せておいた。
説明を聞いて、納得したと一つ頷き。
やはりリーリエの様子には気付かないままで、空を見上げた。
戻した視線は手元に向かい]
…それなら、探したほうがいいのか?
[目的がそれなら、手に渡れば危険かも知れない。
だが伝承が伝わるだけで、肝心の場所は誰も知らない。
眉を寄せつつ]
天使様がお迎えに来てくれるかもね。
[追い返してしまいそうだ、などと思いながら言って、己へのアーベルの問いかけと、老婆へのティルの好奇心を前面に出した問いかけを聞いたのは、ほぼ同時]
いや、読み返す前に、これだったから。
……守護妖精の、ね。
ああ、それなら――そこにも書いてある。
[アーベルが手に取るノートに何だろうという目を向けたが、かけられた問いに視線はエーリッヒへ流れる]
そりゃ助かるねェ。
…ちィと汚しちまいそうなのが申し訳ないがなァ。
[必死で逃げてきたのでなかなか大変な姿だ]
そっか。
じゃあ、一緒にみんなで読む?
[エーリッヒの言葉に、首を傾げた。]
守護妖精の天使か。
綺麗なんだろうね。
妖精は綺麗なものが好きだし。
[妖精王に対する感想については多分以下同文なので略。
一応、力ある存在であり、結界に直接触れた事でそれを編み上げたものであるのは、理性の上では認識しているのだが]
……んん。
安全な場所に隠されているなら、そのままでもいいのかも知れませんけど。
もし、本当にそれが狙われているなら、放っておくのは良くないですよねぇ……。
とはいうものの。
そちらを探すにも、手がかりらしきものは全くないのですよねぇ……。
[エーリッヒの言葉の方は、先刻のお返しの用にスルーして、ヨハナににこにこ笑顔を向ける]
すっごく綺麗な天使なんだって。だからおいら見てみたいって思ったのさ。
それに、ほら、守護妖精の力を受けてるなら、もしかしてお願いすれば、守護妖精を封印しちゃった奴を見つけてくれたりしないかな?
天使とまで言われるものなら、見てみたいな。
でも、どういうものなんだろう?
虹のってことは、虹の色なのかな。
宝石なのかな、違うのかな。
―通り―
ミリィおねーちゃん見ませんでした?
ウェーバーさんが、森で、腰を痛めちゃって……。
[道行く人に説明しながら、治癒術士見習いを捜す。
そう言えばと、近所のおばさんが指したのは一軒の店の前。
そこに、目指す姿を見つけると顔を輝かせて走り出した。]
ミリィおねーちゃん!
でも、守護妖精って封印されちゃったんなら、
その天使も、封印されちゃったっていうことはないのかな?
教えてほしいとは思うけど。
へえ。
いい案じゃないか?
まあ、見つかればの話だけど。
何処に安置されてるのか、わからないって話だしさ。
[にんまり笑顔に向ける笑みは先程と変わらず――
否、それより深いものを湛えていたと気付いたのは向けられた当人くらいだろう]
……あららぁ?
[自分を呼ぶ声に気づき、そちらを振り返る]
リディさん、どうしたんですかぁ?
[こてり、と首を傾げつつ、暢気に問いかけた]
そりゃァ、虹の天使の事くらい知ってるさね。
守護妖精さんにゃ、若い時分にゃ素直に憧れたもんだからねェ。
[腰の痛みも少し忘れて、楽しげな笑みが浮かぶ]
なんでも妖精祭りで恋の叶う花冠を手に入れた守護妖精さんが、真っ白い雪の中で燃えるような髪をした娘と恋の炎に焦がれたなんて浪漫さねェ。
そして村に残されたのが願いの叶う虹の天使、というわけさ。
[伝説も200年越しの噂話のようなもので、文字として伝えられたもの以外の詳細は背びれ尾びれのついた古代魚状態]
[口許に手をあて、眉を下げ。
困ったものだと言わんばかりに、頷いた。
ミリィを呼ぶ声が聞こえ、そちらに振り返る。
目を瞑ったのが天使像の所為とすぐには気付かずに、首を傾げた]
へえ、そうなんだ?どこにあるのか、村の人にもわかんないのか。
ヨハナも知らないの?
[くるくるくるんと猫の目を丸くして]
あ、もしかして、妖精王なら知ってるかも?
虹……?
[硝子に集まる光は虹を帯びて地に。
硝子人形を持つユリアンの足下、虹色に輝く影が落ちている。
その色の美しさに急いた足が一瞬立ち止まった。]
恋の話なんだ。
虹の天使って。
妖精と人間の恋か。
大変だったんだろうね。
[またぺらり。]
エーリ君もこれ、調べるの大変だった?
[問題が違う]
探すべきものはわかっても、手がかりや方法がない、というのは、困りますよねぇ……。
[はあ、と一つため息をつき。
それから、足を止めたリディの様子に、不思議そうに瞬いた]
どうか、したんですかぁ?
……主に、話が逸れて大変だった。
[アーベルの問いには、ヨハナを見ながら答える。
妖精の伝説そのものより、想いを馳せる人々の空想話のほうが長い事もざらだった]
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