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─メインルーム─
[入るなり目に入った光景に、苦笑して]
つーか、こらこらエルちゃん、熱くならないーっ!
てゆっか、八つ当たりはどっちですかと。
あ、あの。エルさん……?
中指立てるのはやめた方がいいと思うの。
それに、喚くだけじゃ決定は覆らないわ。
何か……、強い根拠がなければ。
[隅っこから、ヒートアップしているエルに釘を刺す。]
―メインルーム―
[ぽてぽてと呆れ半分でメインルームへやってくる。
ヒートアップ状態のエルに、思わず頭を抱えつつ
うーんと。うーんと]
……とりあえずだ。
アーベルの隔離に反対か否かだけ、まとめるのはどーだ。
自分なりに、アーベルは人狼じゃねぇっつー
根拠を持ってるヤツのみ反対を唱えて。
「自信は無いけど、違うんじゃないかなー」的な意見は
非反対意見とみなす。 とか。
[とりあえず、思いつきで言ってみたっぽい]
―メインルーム―
[勢いよく部屋に入って]
おいCCっ!アーベルが人狼ってど……
[エルに先を越されたらしい。CCに噛み付くエルを見ている間にクールダウン]
[狸寝入り?を止めないCCを、じとーっと睨んでから、アーベルの言葉に振り返る]
わーってるよ!一言言ってやりたかっただけだ。
[膨れっつら全開]
強い根拠か…けど、そんなもんあるか?悪の組織ったって、ここまで潜入してくるような連中だぜ。実力も度胸もある奴らだろ?一日や二日で、決定的な尻尾なんざ出さねえだろが。
[ユーディットの言葉には、イライラと髪をかきむしる]
さて、と。
俺は一体どないすりゃあいいんでしょうねぃ。
俺の身の証を立てられるものったら、この通知一丁。
それだって、偽造したんじゃ、と言われちまえばそれまで。
いやはや、しかし参りましたねぃ、ほんとに。
[集まってきた面々を見回しつつ、困ったように]
―メインルーム―
あ〜CCさぁ…さすがに新戦隊に名乗り上げてる人…をつうのはどうなん?
そんなに疑わしいなら…まずマテウスに調査させるって言う手も有るじゃん?
[頭をかきながら言えば]
代替え案つうなら、俺はユーディットが【人狼】だとおもうぜ。
話したけど、変な提案するし怪しすぎだな、正直
ぶはー。すっきりした。
[すみっこですねているアレックスに]
おい、起きろアレックス!仕事だぜ!
[軽く尻尾を踏んづけると、ウィィン、と起動音。]
「…散々待たせた挙げ句に尻尾踏むなんて…やっぱり私は世界一不幸な」
はいはいわかったわかった。あとでご褒美やるから… !?
[響き渡るCCからの放送に顔色が変わる]
はぁ?アーベルだと!?
くそ、飯は後だ。行くぞアレックス!
[言うやいなやメインルームへダッシュ]
[ハインリヒの言葉には、呆れたような視線]
ちょ、待てよおっさん。俺には、あんたの言ってる事もいきなりにしか聞こえねえぞ。
いや、待てよ…あんた、さっきから推理とかしてっけどさ、この中にエーリッヒの匂いつけてる奴とかいないか探せねえのか?
わんこの嗅覚なら、昨日エーリッヒを攫ったやつの匂いくらい判りそうなもんだぜ。
…………。
[ハインリヒの提案を聞いても、顔色一つ変えない。]
まあ、そうでしょうね。
確かにおかしな発言は多かったと自覚しているわ。
……どう反論すればいいかしらね。
[その場で腕を組み、昨日の会話を思い出す。]
―メインルーム―
[いつの間にかいた少女がユリアンの言葉に挙手]
自 信 は な い で す け ど、アーベルはイエローだって名乗ってますし、他に「我こそはイエロー」という人がいなかったら信じていいのでは?
イエローは基本ですから、新戦隊にもいると思うんですけどねえ。
[と言いつつ真剣にかばう気はさらさらない]
[アーベルの持つ封書をじっと眺める]
なあ、この通知って簡単に偽造できるもんじゃねえんだろ?
エル兄、こいつはエル兄の元に来た通知と同じもんか、見てわかんねえか?
[エルザの言葉には]
正直ここで生活を共にしてるので、
メンバーの臭いがそれぞれについててそこからじゃ判断不能だよ。
いきなりと言われてもな…今日ユーディとと話した結果だ。
俺はもうユーディットは信じられない。
[ティルの言葉に振り向いて]
あ、そうか!そうだよな!
[近付いて通知を見る]
ああ、同じに見えるぜ。…きしょう!持ってきておけば良かったな。
[そうすれば他の者も納得できたろうに、と思う]
いや、でもとにかく、俺はアーベルは悪の組織なんかじゃねえって信じてる。絶対にだ!
[ティルの言葉に、むぅ、と唸って]
まあ、仮にも防衛組織の公文書だしな。
そう簡単に偽造はできねぇ、と思う。
他の連中のと同じかどうかは、俺には判断つかねぇが……。
ほい、そこのミリィっち!
[挙手されれば、びしぃ、と指差し。
続く意見には、あぁ、とか小さく頷いて。]
ってか、人狼が嘘吐こうにも『イエロー』ってピンポイントな
色を提示すんのって難しいと思うわけよ俺は。
だって、例えば今回の戦隊カラーが鳶色とかドドメ色とか
ビミョーな色ばっかりだったとしたら、嘘ってバレそうだし!
[念のため言うと、本人は至って真面目。]
あと!……、
……えーと。……
梅粥作ってくれたし!
[続けて言おうとして、思わず言葉が止まった。
ついでに梅粥には妙に力説。料理の出来る人に、悪い人は居ない!
……とか本気で思ってそう。]
ーメインルームー
おいっCC、どういうことだ?!アーベルって…
[メインルーム内の空気に、それ以上言えなくなる]
…とにかく、昨日のスキャン結果が先だな。
アレックス、《Checker》起動。昨日の結果を表示しろ。
「はい、お待ち下さいねっと。…。…。…。はい出ました。
昨日はユーディット様を上から下までそりゃもうみっちりきっちりスキャン致しましたが、どこを切っても立派な正義漢でございました。ようございましたね、ユーディット様」
…だ、そうだ。それにしてもお前、何でユーディット選んだんだ?
「え?それはそのデフォ…げふんげふん、やっぱり可愛らしいお嬢さんって疑いにくかったりするでしょ?ですから早いうちにCheckを、と思った次第ですよ、はい」
[エルの言葉に頷き。]
……ええ。あたしもアーベルさんの事、信じてます。
昨日交わした言葉に、嘘はないと思ったから。
[根拠としては薄いかもしれませんね、と笑いながら。]
まぁ、後はあれだ、そこの肩にのってる奴
[そう言ってアーベルの肩にいるライを指し]
そも、動物に好かれるのはヒーローの基本条件で有り
あんななついてるのがいるなら、アーベルはヒーローで良いと思うぜ?
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