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[こちらの戦意に気づいたのか、虎も低く唸り、こちらへと駆ける]
……上等。
[零れる呟きはどこか楽しげに。
こちらに突っ込んでくる鋭い牙にも、臆した様子などはなく。
ぎりぎりまで引きつけてから──飛んだ。
舞い散る、銀の羽。
それは刹那、虎の視界を遮り、動きを止め]
……もらいっ!
[声と共に、降下する。
その手はいつの間にか鋭い爪を具え。
降下の勢いを乗せた突きが、先ほど踵落としを叩き込んだ辺りへと、的確に繰り出された。
舞う、紅。
返るそれを浴びるよりも早く手を引いて、後方へと飛ぶ]
うん?
[見上げられて、手を止め、首を傾げた。
しゃがんで、視線を合わせる。
どうにも少女の反応は、「知らない」もののようで。少女の名の件と相俟って、暫し、考え込むように動きを止める。]
……。
食べてみる?
噛むものじゃなくて、舐めるものなの。
甘くて、おいしいよ。
[最後の部分は、殊更に強調して。
もう一度、少女へと差し出してみせた。]
[不思議なゆーでぃっと?と
もう一人の人物のやり取りにはきょとん…と二人を見比べる。
見比べていれば、不思議なユーディット?に
頭をなでられて…小さく身をすくめるが大人しく。]
…………。
[おともだちの名前をたずねられれば、
少女はお友達の腕につけている
厚紙に、細い紐を通してブレスレット状にした
それを指し示しめして。]
[少女の指し示す厚紙には以下のように記載されている]
なまえ:がすとん せいべつ:おとこのこ
がすとんはおともだちです。
[かなり字はよたっている。]
……ま、それなりにいい運動にはなったかね?
[着地しつつ、小さく呟く。
今の一撃の当たり所は良かったらしく、虎は伏して動かない。
それでも警戒を解かず、先ほど放り出した靴を拾いにそちらへと歩み寄り]
…………。
[ぴたり、と。
その動きが止まるのと、伏していた虎が身体を起こすのは、ほぼ同時で]
……ばぁか。
[零れるのは、呆れたような呟き]
がすとんさん?
ふふ、がすとんさん、こんにちはぁ。
ボク、ユーディット・クリューガーだよぉ。
[にっこり笑って、「おともだち」の頭を撫でた]
[一見、無防備な背後に爪が振るわれるのは、予想の範囲内。
伊達に、この手を『狩って』生活を支えているわけではなく]
死に真似するなら、もう少し殺気、消しな!
[鋭い声と共に、飛びかかる体の下に潜り込むようにしつつ、再び爪を繰り出す。
銀が向かった先は──心臓]
……はい、お疲れさん、と。
[響く絶叫に、淡々と言いつつ。
紅に濡れた手を引いて、下敷きになる前に、と素早くそこを離れる]
[もう一人の人物がしゃがんだらしく、少女と目が合う。
ぼんやりと、相手と目を合わせれば、
相手はもう一度”おくすり”を取り出して。]
…………。
[…白衣の人がよく美味しいよって嘘ついた。
そう言う”おくすり”は逃げられないことはわかっていて。
相手の優しい言葉にハの字眉でその”あめ”と言う名の
”おくすり”に、しょんぼり手を伸ばして…]
[かんじゃだめ、なめるように…]
…………!
[……本当に美味しかった。]
[地に伏し、今度こそ沈黙したらしい虎を一瞥して、周囲を見回す。
他に気配は感じられない、と確かめると放り出した靴を拾い上げた。
右手は紅に濡れているものの、既に爪はなく、足も人のそれ]
さすがに、ここで裸足は冷えるな〜。
[何事もなかったかのように言いつつ、靴を引っ掛け。
ポケットから引っ張り出したハンカチ──というのもやや気の引ける布で、右手の紅を拭う。
拭いきれなかった分は、洗えばいいか、と呑気に考えつつ。
翼を消して、のんびりと廃墟の方へと戻っていく]
─ →中央部建物へ─
…………。
[”あめ”の甘さに目を白黒させていれば
ゆーでぃっとが、おともだちの頭をなでる。
相手の挨拶に呼応するように、
少女はおともだちの視線を相手に向けて片手を左右に振る。]
おいしい?
[しょげたように見えた少女に、驚きのいろが覗くのに、薄く笑みを浮かべる。]
わたしは、嘘は、言わないんだよ。
言葉には、力があるからね。
[冗談めかして言うと、口許に指を当てる。]
……あ。名前、まだだったね。
わたしは、ブリジット=エメス。よろしくね?
[少女の「名前」を紡ぐのには抵抗があったのか、言わずに。]
とは言え、これだけじゃ、お腹空くよね……。
[画面の中、最後に残ったのは銀の獣と化した青年]
…お見事。
[白い巨躯は赤を飛び散らせ、その毛を染めて倒れ行く。
ふと漏れたのは素直な感想。
しばらくの間画面の中の相手を見つめていたが、画面が静止画のような静寂を取り戻すと興味を失ったかのように視線を外した]
[外した視線は再び屋敷の見取り図へ]
[「おともだち」が手を左右に振るのを見て、更に目を細めてあははは、と笑って]
可愛いねぇ。
千切りたくなっちゃうくらいだねっ♪
[楽しそうに言って、軽い足取りで広間をふらりと歩く。
置いてある調度品や壁等、ゆっくりじっくり、まるで博物館を歩いているかのように見て回る。]
…………!
[こくこく!]
[相手の言葉に、勢いよく首を縦に振れば、
細い髪があわせて揺れて。
……この人は嘘をいわない?
相手の動作を真似るように、自分も口元に指を当てて。]
[教えられた相手の名前。それに、コクリと深く頷く。
”ゆーでぃっと””あめ””ぶりじっと”
今覚えた言葉を頭で反芻させて。]
[続く相手の言葉には、頷く代わりに
胃が小さな音をたてて返事を返した。]
…………!!!
[ゆーでぃっと?の言葉に、ぎゅっとおともだちを抱きかかえて
1、2歩後ろに下がる…相手が広間を見渡し始めても
警戒して…猫は大丈夫だろうか?]
─中央部・建物─
[特に何事もなかったかのように戻ってきたなら、一階には複数の人の気配]
……あー。
これ、見られるとうるさいかねー。
[モニタールームから、一連の動きが見られていたなどとは思いもよらず、こんな事を呟いて。
取りあえず、廊下に人の気配がない内に、と二階の個室へ急ぎ足で向かう]
もう。
[思い切り、嘆息。
相手は夏でも、こちらは寒々とした冬の心持だ。]
そっちの子の御飯もいるかな……?
[視線は一瞬、猫へと向いた。
二人きり……二人と一体と一匹きり?にしておくことに不安はあった、のだが。かと言って、空腹のままにしておくわけにもいかず。]
……滅多なこと、しないで下さいね?
[念を押してから、広間の出口に向かう。
連れて行く、という思考は欠如していたようだ。]
[玄関に程近いモニタールーム。
アーベルが戻って来る気配も感じ取れたが、部屋を出ることは無く。
急ぎ足の彼をそのままやりすごす]
…広間はここから反対側、と。
何で間違うんだろう、この間取りで。
[溜息をついた時には既にいつもの情けない表情。
再度確認してからモニタールームを出た]
はぁい。
[虚空を一瞬見て小さく呟いてから金髪の少女が怯える様子を目にとめると、ぺろりと舌を出して]
あははは。
[何かを探すような視線につられるように広間に目線を流す。
ブリジットに念を押されてまたにぱりと笑い]
あははは、しないよぉ。
[出て行く様に手を振った。
猫と金髪の少女を、にこにこ笑顔で見る。]
[おともだちの後ろから手を伸ばして
ずるり、猫の手をひっぱていれば、
ぶりじっとが広間の出口に向かうのが見える。]
……………………。
[立ち去ろうとする姿をじっと見て、
それから、掴んだ猫の手を左右に振って。
ぶりじっとは”あめ”を食べさせにきた…ようには見えず
一体どういう人なんだろうと、今更首かしげ。]
[もっと、不思議な人はこの場に残っているけれど。
にこにことこちらを見る、ゆーでぃっとにはあらわな警戒。]
―午前早め・L―
[ふんふんと響く鼻唄が不意に途切れたのは気配を感じたから。
扉の外に見える羽、そして見える少女、きょとん]
…なんだ、腹へってんのか?
それなら食ってけよ、俺の飯はうまいぜー。
[おいでと手招きしたか、それとも少女の手をとって中へと招いたか。
それはさておき、青少年は少しだけ自分より年若く見える相手に食卓を挟んで名を尋ねた。
名前が分からねば、彼女を呼んでやれないからだ]
俺はユリアン、ユリアン・フェイ。
お前さんのお名前、何てえの?
[熱々の粥に千切った油條をいれ、豆苗も入れて蓮華でまぜまぜしながら首をかしげて]
あーあ、ボク嫌われちゃったなぁ。
ちっちゃいこと動物には、どーにも好かれないんだよねぇ。
って、別に誰にも好かれたりしないけどさぁ。
あはははははは。
[金髪の少女をじ、と見てにこにこ笑いながら、独り言のように言葉を紡ぐ。
壁際で、すわり心地の良い椅子にとさりとすわり、足をぷらぷらと揺らした。]
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