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[婦人の娘が視えない少女には
騒ぎは何の事だかよくわからなくて、
へんに不安を煽られるばかりで、
きゅっと眉を顰めて遠巻きに眺め、
ようやく落ち着いたかと思えば、
今度は鏡の迷宮へ向かうという。
熊と風船とをしっかり抱いたまま、
紅い睛は瞬きもせず、
扉の向こうへ行く姫と騎士を見送って。]
さて。
頼もしい姫君ですから、僕のほうが守られてしまうかも知れませんね。
[冗談めかして言いながら、コーネリアスに小さく礼をして扉の前へ。]
では、参りましょうか。
大丈夫、何かあったら私が守ってあげるわ。
…って言ったらかっこいいかしら、私?
[くすくす笑いながら、ラッセルの半歩後ろについて鏡の宮殿へと入ろうと*足を踏み出した*]
嗚呼。
姫君直々に守ると言われては、早くも騎士は廃業のようです。
[苦笑を零しながら、見送る少女に気付けば小さく手を振る。
拒否されなければ、その手はそのまま半歩後ろの姫君の手をとろうか。
それから、扉の中へと足を踏み入れ――]
[やがて午前零時を過ぎると、サーカスはその門を閉ざし、人々は家路につく……その中で何を見たとしても……今はまだ、ただの夢と、笑えるだろう。再びその閉ざされた門が開くまでは……]
-深夜3時-
ふぅ。
[ひとつ肩をこぶしで叩いて、インクをつけた羽根ペンをペン置きへと置いた。
小さな燈台の灯りの元、長い文章を書き終えて息をつく。
勿論内容は、サーカスの事。
沢山の風船や良くできた花。
ラッセルに手を預けて進んだ鏡の間では、10年前の自分のように見えた鏡があっただとか、骨董屋の青年とリック君のやりとりや「変わった貴婦人」エレノアさんと話した事。
魔術師さんと話した事に、あぁ、旅のお医者様が来ていたこと。そして赤い可愛らしい女の子はヘンリエッタちゃんだと教えてもらったこと、そして…ニーナが少し元気なかったかな?疲れてたのかしら。
そんな一日の出来事を思い出せる限り書き連ねると分厚い日記帳を閉じた。]
寝ようかしら…ふあぁあ。
[大きな口をあけてあくびをすると、電気を消してベッドに入る。
カーテンを閉めようと外を見て…ふと、丘の上に少し光が漏れているのが見えた]
…明日の練習かしらね?大変ね。もう、3時なのに。
じゃ、おやすみなさい。
[独り言を呟いて布団を被った]
んー。
眠れないわ…。
子供みたい…。
[いつも布団に入るなり眠ってしまうのに、目が冴えてしまった。
少しぶらりと散歩に出ることにしようと、カーディガンを羽織って表へ出てみた。
誰もが寝静まる深夜。
いつもはしんとしたこの町に、今は風にのって丘の上から音楽が聞こえる。]
[男が起きて来たのは昼過ぎだった。
しかし、それは男だけに限らなかったようで、レストランのマスターは笑いながら眠気覚ましの濃いコーヒーをカウンターに置く]
いい香りですね、ありがとうございます。
…ん、この苦味も美味しいんですが、なにか甘いものがあればまた一段と美味しいでしょうね。
[そんな呟きを零し熱い黒の液体をゆっくりと味わう。
マスターは忙しかったのか単に無視したのか、次に目の前に置かれたのはモーニングセット。
少々気落ちしながら食べ終えれば、診療所へと出かけていく]
-雑貨屋:昼前-
[パタパタと急いで階段を下りると、店はきっちり掃除をされて開いており-ゴミ箱に割られた瓶がチラリと見えたが気のせいだと思い込むことにした-、ほーっと大きく息をついた]
ごめんなさい、本当に、助かったわありがとう!
え?うぅん、大丈夫。昨日はしゃぎすぎちゃったみたいで、眠れなくて朝方までお散歩とかしちゃったの。
そしたらこんな寝坊をね。
[笑うソフィに舌を出して見せた]
[昨日、気乗りしないニーナを無理につき合わせてしまったお詫び(ついでに自分用)に、甘いものを求めて通りを順に覗いていく。
金の髪を緩くくくった女性がいる店を覗いた時、その後に見覚えのある姿を見つけて]
やあ、こんにちはレベッカさん。
貴女のお店はここだったんですね。
[嬉々として茶色のレンズの下の目が見つめているのは、ゼリービーンズのたっぷりつまった瓶。
買いに行きますと言っておきながら、店を把握してなかった様子]
あら、ヴィンセントさん!
こんにちは、本当にゼリービーンズがお好きでしたのね。
[くすくす笑う]
甘党の男の人って初めて見たかもしれないわ。
うちのゼリービーンズは魔法の味、一度食べたらもう他のお店では食べられなくなりますよ?
[にっこり微笑んで瓶を順番に指差す。]
こっちのピンクがストロベリー味、こっちの白いのはヨーグルト味。
これが今オススメのブルーベリー味、緑色はマスカット。
お得なのはこっちのミックスね。
あ、そしてそっちにおられるのが、リック君のお母様ですわ。
[目が釘付けになっていたのを笑われて、照れくさそうに髪を掻きながらレジカウンターへと歩み寄り]
ええ、本当ですとも。
…冗談で言うには、少々恥ずかしいとは思いませんか?
[くすくす笑いに笑みを返し、説明を熱心に聞く]
ほお、これは…貴女の言う通り魔法のように美味しそうです。
そんな説明を聞かされたら、全て味わってみない時がすまないじゃありませんか。さすがは商売上手ですね。
[先ほどから何か脳裏に引っかかる女性の正体に、ああと納得。
レベッカのさり気ない紹介に、笑みを見せて挨拶した]
こんにちは。
やはり、リックくんのお母さんでしたか。
彼はとても頭のいい子ですね。
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