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…ええ。ですよねぇ
[史夫と同じように苦笑を浮かべる
過去というのは感じる度合いは別にしてもどちらも同じようなもので]
本当。偶然というかなんというか。史人が帰ってきているというのも昨日、孝博や榛名に聞いて知りましたが驚きでしたよ
[それはタイミング以外のものも含んでいるが]
んー……。
[利吉の例えに、軽く、眉を寄せて]
まあ、例えそうだとしても、さ。
個人的には、それで何をしたんだよ、って感じなんだが、俺には。
……いや、俺はそんなに気にせんけど……影響受けやすいのも、結構いるからなぁ。
[少しは気をつけよーぜ、と言いつつ。
視線が向くのは、榛名の方。
ぽんぽん、と力づけるように数回肩を叩いて、ん、と頷き返す]
そっか、外の人には警戒してるのね。
まぁ私は昔っから動物…特に猫には懐かれなかったけど…。
はいはい、それ以上は近づきませんて。食事の邪魔はしないわよー。
[威嚇するコダマにそう言って、一人と一匹から1,2メートルほど離れた場所に立ち、何気なく玲の顔を見た。
猫をあやす彼女とは初めて会ったはずなのに、どこかで見た気がするのは気のせいか。
暫く首を捻って考えて。たっぷり数分かかってようやく思い当たるものを見つけた。]
…ねえあなた、ひょっとして葛木さん?
[昨日会った、葛木史人、彼と少しだけ面差しが似ていたのでそう尋ねてみたり。]
>>320
……確かに、知り合いが多いってのは同意だね。
今時、同窓会でもここまで集めらんねえよ。
[情報源として、知り合いは多いが、プライベートにまで関わる知り合いはほんの一握りしかいない。
それこそ、利吉に関わりすぎると、ろくな運命にならないことが多いのだから]
縁とか、運命とか。
そういう理屈じゃ片付けられないものがあるのも確かかもな……って、悪い。
[煙が吹きかかり、榛名が咳き込んだのを見て、利吉がタバコを握りつぶした]
俺の空気がこいつであるかのように、お嬢さんにとって、こいつが毒であったようだね。
[言いながら頭を下げる。
利吉にとって、精一杯の謝辞の姿勢だ]
[……カチン。]
触らぬ神か。
あるいは貴様にとって西行院もその類なのか?
[そう言って唐突に現れる。何やら剣呑なオーラを出していたり。]
ハハ、悪ィ悪ィ。
[ちっとも反省してないような笑み。]
んン、ソレがなァ。
その何年も後に、あの下で人が死んだ時に、また桜が咲いて、魔物が暴れたんだとか。
だから咲いちゃダメなんだとさ。
[ぷいとされてか眉を寄せつつ、そう付け加える。]
んーまァ、イイんじゃないの?
人それぞれって言うしさ。
[涼の心境には気づいたか否か、ただ笑みを返した。]
猫、苦手なんですか?
[コダマは「当然でしょ!」と言わんばかりの態度で尻尾を立てる。はぐはぐはぐと食事もしっかりしているが。
じっと見られて首を傾げられるのを不審そうに見ていたが]
…はい。そうですけれど。
[何故名前を知られているのだろう。
兄と面識があるからだとは思いつかず、コダマに負けず劣らぬ警戒色を示した。唸りこそしないが]
はい。そういうことですね
[他の者にもだが当然利吉にも声が聞こえたなど言えるはずもなく]
私に関しては特に気にしなくてもいいですよ。
それに言いたくないことは意地でもいいませんから
[柔らかい口調であるが、きっぱりという]
別に初めから疑うなどしませんよ。
何か起こされたらそれは困りますけどね
[恥ずかしげに頭をかく利吉にさりげなく釘を刺す]
もし本当に桜か巫女か、
何かの意思で集められるのなら、
きっとボク達の思いつかない理由、
もしくは簡単すぎて気づけない何かを理由にしてるんじゃないのかな?
声をかけやすかったとかさ。
[本当に思いついたことを適当に言ってみたと言った感じで、
すぐに咳き込む様子の榛名の方によって]
大丈夫?榛名?
[心配そうに背中をさすりながらすぐにとがめるように利吉の方を見て]
すわされる人のことも少しは考えてほしいなぁ?
[とがめるその様子は榛名のことだけでなく、
蓮実に対して探るようにした様子も合わせて快く思っていないようだ]
[驚いた、との蓮実の言葉に、だろうな、と呟く。
親との確執のみならず、右手の事情を知っている彼であれば、尚更そう思うのだろう、と]
ま、あれだ。
実家の台所を預かる妹様には、勝てん。
[冗談めかして言いつつ、肩を竦め。
榛名が煙に咳き込む様子に、大丈夫か? と声をかけつつ、傍らに膝を突いた]
[煙草で咳き込む榛名を見て止めようと思ったがその前に己が止まった。
理由としては懐かしさすら覚える剣呑なオーラを纏う者の存在であって]
…お久しぶりですね。晴美様
お変わりないようでなによりです
[考えて流した。そしてしたたかになったと思う
昔は傅くように育てられて多少そういう意識があったのにと]
ふーん。
人が死んだら、桜が咲くって、えーと
なんだっけー。
「桜の下にしたいが眠ってる」ってことなのかなー?
[うーん、ママのことは流しちゃえ!]
ごめ、…、け…り、すう…、い…も、こうな…の。
[途切れ途切れに利吉に言葉を向ける。利吉は悪くないと言いたかったが、咳き込んでしまい言葉にはならなかった]
だ……ょう、ぶ…。
すこ、し、や…め、ば…。
[傍に来てくれた瑠璃や史人にも、途切れ途切れの言葉で返し。背を摩られることで少しずつ呼吸も治まってくるだろうか]
……。
[軽い物音と、知らない人物の声。小百合に向けた警戒心もそのままに、食事の終わったコダマを抱き上げて立ち上がった。
微妙に不満そうなコダマはもっと貰うつもりだったのだろうか。それとも力の入ってしまっている腕に文句をつけたかったのか]
ううん、むしろ好き。小さくて可愛いし。
でも懐かれないのよねー、昔っから。
[残念、と言った風な顔をしながら。
警戒色には、ある程度距離を保ったまま。
内心「あ、なんかコダマが増えた」とか、ちょっと思ったとかそんな。]
あ、やっぱり。昨日葛木史人って名乗った、お兄さん…だと思われる人に会ったんだけど。何となく、似てるなって思ったから。
[そうやんわり言ってみる。ただここの兄妹仲までは知らないので、どう受けとったかは分からないが。]
人の趣味に、とやかく言いはしねぇけどな。
時期が時期で、わりと張ってるのもいるから、気ぃつけた方がいいぜ?
特に、古老連中はそーゆーのに神経質だからさ。
[利吉には、軽く返して]
あー、いいから、落ち着くまで無理に喋るな。
[途切れがちに返す榛名に、宥めるように声をかける]
あらさっちゃんこんにちは。
そりゃ居るわよ。祭り終わってないんだし。
[いい笑顔で聡に手を振った。
呼び方を変える気は毛ほども無いらしい。]
そっちは今起きたの?ぐーたらしてるわねぇ。
[自分の事は大いに棚に上げておく。]
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