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[ユーリーにあわせるように、こちらも手をあげる。
マクシームの様子も見てはいるが、特別何か話しかけることもないのだった。
カチューシャの様子に、くすくすと笑みをこぼして]
だって、昨日は大変そうだったもの。
もう、お酒に負けちゃだめよ。
ロランくん、さっきは大変そうだったし。
[大丈夫、なんていうのを聞いたくせに、ね、とロランを見る。
それから、レイスの声にそちらを向いて、笑顔を向けた]
さっき、キリルが来てくれたわ。
伝えてくれてありがとうね。
それで…後で話があるんだけど、大丈夫?
[少し困ったような笑みになった]
[なにかこそこそと話をするユーリーとマクシームに、
ろくでもないことを話してるんじゃなかろうかと、ちょっと疑いの視線が飛んだりもした]
そういえば、皆、食事は取ったの?
つまみになるかはわからないけれど、紅茶のクッキーを焼いたのだけど、食べる?
[甘くないのはいつも通りだから、わざわざ言うこともない]
[白い肌に朱がのぼるを眺める花色が弧を描く]
――…そういう所も可愛いと思うけど
[マクシームが“妹を口説くな”と声を上げた。
其の声に続く言葉を言いそびれてしまう。
渋かったとカチューシャが言えば一つ頷き]
わかった。
今度、キミに贈るよ。
[ふっと笑みを浮かべて約束する。
カチューシャの複雑な心境は残念ながら知れなかった]
[疑いの眼差し向けるイライダに先に気付くのはマクシームだった。
隣にいる幼馴染の顔がゆるんでいるのは
憧れの女性と視線が交わったせいか]
――……。
[其の様子に軽く肩を竦める。
イライダからの問い掛けには顔を其方に向けて]
そういえば朝食を食べたきりだったな。
紅茶のクッキーか。
もちろん、食べる。
[素直に頷く]
[花色の瞳が笑みの形を作るのを見つめ。
続けられた言葉にさらに頬が染まった。
兄の抗議には]
〜〜っ
[なにかいろいろ言いたいが言葉にならずに、そんなわけないというように兄を睨むだけだった]
――、はい。
ありがとうございます。
[気を取り直すように小さく息をついて、笑みを浮かべての約束には、
まだ頬が赤いもののちゃんと笑みを返して頷いた]
無理に大丈夫って言ったって、格好良い、イイ男にはなれないわよ?
[ロランの様子に、思わず笑ってしまうのは仕方のないこと。
カチューシャがしょんぼりするのには、首を横に振った]
迷惑なんて思ってないわ。
でも、変な風に酔っ払っちゃうと、いろいろ問題よ。
カチューシャちゃんも可愛いんだから。
[本心から言った。
その兄が嬉しそうなのに気付けば、口元が苦笑に変わる。
それでも声をかけずにクッキーを食べるというユーリーを見て]
じゃあ持ってくるわ。
ちゃんと味についての感想もよろしくね。
――料理、昨日おいしかったから、またご馳走してね。
[用意を気にする少女に、笑ってそうお願いしつつ]
[カチューシャの表情を見詰める男の口許が緩む。
幼馴染の可愛い妹。
何年か前であれば撫でているところであるが
彼女もまた年頃の女性だと思うからか手は動かない]
いつも美味しい料理を振舞って貰ってるから、ね。
ありがとう、は此方の台詞だよ。
[笑み浮かべる彼女の姿に男は一層笑みを深める。
けれどマクシームに腕を軽く抓られて苦いものが混じった]
[一度家に向かう時に、先にレイスに近づいて]
ちょっと、キリルちゃんのことだから。
皆の前で言うわけにいかないのよ。
[そんな風に言い訳めいたことを、小さく告げる。
それから一旦自宅に戻り、器にクッキーを移して、また戻ってくることになった]
[カチューシャの顔が赤く染まるのを見る。
胡乱めいた烏色に映るそれに、、目を、眇めた。
口端を引き結び、眉を中央へ寄せたそれは、
少し前にもしたことがある表情。
言葉は無く、ただ、目を背けた]
[底の深い、大きなお皿に、クッキーはたくさん入れられている]
……飲み物も必要よね。
[好きに取ってと、とりやすい場所に置いた後にそう気付いて、苦笑した。
何が欲しい、なんてたずねてみたり]
─ 自宅 ─
ただいま。
[誰もいない家に、声を掛けた。
暗くなりゆく中にランプの明かりを灯していく。
ぽつ、ぽつと、橙色の暖かな光が仄かに揺らいだ。
窓の外を見遣れば、雲ひとつない空に浮かぶ紅い月]
あたしが酔っ払ったって、問題はないとおもいますけど……
[皆、知っている人ばかりだ。
そんな心配はかけらもしたことなくて、イライダの言葉に首をかしげた]
うん、料理はいつでも。
また今度、お花見用のつくりますし。
[料理を褒められれば嬉しそうに笑って頷いた]
―― キリルの家 ――
[広場から出て、キリルの家の方へと向かう。
空にはいつのまにか月が出ていた。
畑に咲く花が黄色から紅に変わるように、赤い光を湛える月が]
………………
格好が悪いことだけど、正直に言おう。
[歩きながら自分の手を見て呟く。
目的地の家にはぼんやり灯がついている]
………こんばんは、キリル
[しばらく戸口の前で逡巡した後、静かにノックしてみた]
[昔はよくユーリーにも頭を撫でられていた気がする。
最近はなくなったそれが、なんだか大人として扱われている気もしてちょっと嬉しい]
料理は趣味みたいなものですし。
じゃあ、お互い様、ってことですね。
[にこにこと笑みを返したところで、兄が見えないところで何かした様子。
ちょっとばかり睨んでみるがマクシームは視線をそらすだけだった]
―回想・ロラン宅―
[ロランの家に来たのは初めてではないはずだが、久しく来ていなかったように思う。
台所が目に付き、幼馴染が食事の世話をやいてくれているのだろうな、などと。
ロランに促されるまま>>257]
あぁ、
[短く返事をして、扉の先の作業場へと足を向けた。
勝手に空いていた椅子に腰掛け、脚を組む。
子どもの頃、ロランの祖父の作業を見させてもらったこともある。
まだ、ロランがこの世に存在しなかった頃の、遠い記憶だ。
今腰掛けている椅子にロランの祖父が座り、作業台に向かっていた。
記憶と重ね合わせるように、ぐるり、と作業場を見渡した。]
―回想・ロラン宅作業場―
[車椅子の音が響き、着替えを終えたロランの姿>>258が。
早速皮を手渡し、彼の作業を見学させてもらうことになる。
気が散っては、と、黙って作業を眺めていた。
丁寧に脂肪や肉を削ぐのをじっと。
集中していたという訳ではないが、こちらに投げられた問い>>258にピクリと少し肩を揺らした。]
さぁ、な。わかんね。
[「大人」としては、「子ども」の不安を拭う為に「いる訳ない」と答えるべきだったろうか。
けれど、目の前で作業する彼が、そんな言葉で安堵する気もしなくて。]
俺は…実際見たものは信じるさ。
人狼に関しちゃ見てないからな。
だが、いないと信じ込むにゃあ、噂や伝承が多いとも思う。
現状、いる、とも…いない、とも言えねぇ。
─ 自宅 ─
……、
[あかりを灯す手を止めて、ふと月を見遣る。
震えるように息を落として、自分の腕をぎゅっと掴んだ。
鏡の前に置かれてあるのは、イライダから貰った化粧品。
やわらかな春の色を映したそれは、いかにも紅い月に不似合いだ]
───…、え?
[ことん。と、音がした。気の所為かと思った。
それでも再びコツコツ。と響く音に、戸口へと歩み寄る。
けれど、響いた声にふと手が止まった。
恐れるように扉を開く、手が動かなくなる]
イヴァン…?
[だからそっと、喉から声だけを押し出した。
隔ててあるのは、鍵も掛からぬ薄い木の扉一枚だけ]
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