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16人目、白猫 エーリッヒ がやってきました。
< とことこ、くるり。
白猫は、振り返って、彼の様子を眺めました。
金色の髪の彼――苗床と呼ばれる魔族は、先導する白猫に小さく笑いました。
白猫は、もうすぐだよというようににゃあと鳴きます。
そう、発端は、この苗床の下に落ちてきた一枚の招待状でした。
苗床はそれを白猫に見せる。
白猫はまだ代替わりし、ようやく己を保てるようになった新しい苗床に道案内を頼まれたのだった。
やがて屋敷が見えた頃、白猫は姿を人へと転じました。
そうっと手を伸ばした猫は、細い、内側から根が張られる腕を取りました。 >
あそこ、だと、思う。
力は、だいじょうぶ?
おれは、もどるけど。
< 金の髪をした魔族の笑い顔を見て、猫も笑いました。
そうして、苗床を置いて、白猫は森へと*戻るのです* >
あー、どうも。
迷子がもう一匹発生してしまったようです。
[疾風王に尋ねられれば、誤魔化すこともできず]
でもなんだか、気配が辿れなさ過ぎて。
[困惑の表情で米神を押さえた]
白猫 エーリッヒが村を出て行きました。
それは、な。
[小さくニーナの言葉に同意はしたが、固まってしまった若い影精の様子に、言わぬことではないと内心嘆息して]
…どちらもどちらだと、思うのだが。
[誰に説教を任せたところで、きっと火炎の王は変わらないだろうとぼんやり思い描く。
騒がしいところが相変わらず不得手らしい氷の王に小さく肩をすくめて、自分はもう少しいることにした様子]
いずれ、また。
精神のに、よろしく伝えてくれ。
[一番合っていない年月の長い男への伝言を託して氷の王の帰還を見送る]
16人目、苗床 リック がやってきました。
ありがとう、エーリッヒ
[リックは笑う。
人の姿であった猫は、すぐに獣に転じてしまったのだ。]
――不思議な場所だ。
ここにも種があれば良かったけれど。
[とくんと蠢く根を、肌の上から掴む。
どこかへ行く強い波動を感じる。
そうして苗床は、今、木の側に*座っているのだった*]
…ちょっとだけ様子見、かな。
危ないようなら、王にも聞いて…。
[軽く呟くともう一度大きな溜息を吐き。
お騒がせしましたと、その場の面々に軽く頭を*下げた*]
影精 ラッセルが村を出て行きました。
[麒麟の乙女の声を聞くと、漸く硬直から復活し、ゆるりと首を振る]
ああ、先程、貴殿が倒れた原因を持ち込んだのが、我が伴侶だったのでな…詫びを言わねばと思ったのだ。済まなかった。
[もう一度謝罪を口にしてから、仔竜を抱き上げる若竜の親しげな様子に、安堵と寂しさをない交ぜにしたような視線を一瞬向けて]
そうだな、立ち話もなんだろう。ああ、その娘は…
[立ったままうとうとし始めているベアトリーチェに手を差し伸べて抱き上げる。その気配に覚えがあったか、僅かに目を細め]
そろそろ茶会の準備もできているだろう。
……ふむ。
[其は館の屋根上に在り。
幼き人の姿をとっていようとも、
眼を細めた表情は王たる者の面差し。
乳白色の深き霧に果てなく続くかと思われる緑。
風は静寂を保っている]
やれ。
確かに、此れは。
[裾を翻して地に降り立つ。
音の代わり、僅かに舞い上がる土]
少し、見に行くかな。
[花妖の描かれた扇。
その先を頤に添えつ、独り言ち。
其の姿は次第に薄れゆく。
気紛れな風の行方は*誰も知りはせず*]
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