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あ。そうだ。
[と、思いついたのは、昨晩のライヒアルトの言葉]
『本を読むならば、教会が揃えがいいかもしれません』
[実際には多少違う言葉ではあるが、内容的にはさほど間違ってはいないだろう]
なんか読む本借りてこよーっと。
[人見知りするくせにそういうところだけは、行動力があったりする。
少女はすぐに、外に出て噂の教会とやらを探しに出かけた。
ちなみに、鍵を借りているくせに、当然のように鍵はかけていなかったり]
─回想─
おぅ、おめぇらも気を付けて戻れよ。
[店を立ち去って行く者達にはお決まりの言葉を向け。支払われた代金を簡易な金庫へと仕舞う。クロエには忘れずデザートを持たせた]
よっしゃ、リッキーそろそろ店仕舞いだ、片付けるぞ。
[他の客もはけたところで残った使用済みの食器や調理器具を洗い片付けて。その日は何事も無く眠りについた]
─回想・了─
─現在・宿屋─
[夜も明け、宿泊客の朝食の準備をして。起きて来た順にそれらを提供し。時間が空けば日課のオーナメントの手入れなどを行う]
[それらはフーゴーが船を走らせていた頃にお目にかかった歴史的遺物や発掘品を基に作られたもので、縮小されたストーンヘンジのジオラマや白銀の燭台のレプリカなど、置かれている種類は多岐に渡っている。一番目立つ所には自慢の商用ジーベックのオーナメントも置かれていた。壁には剣や盾、その他有名な偉人が使っていたと言われる武器等も飾られている。
ちなみにストーンヘンジのジオラマに使われている石は取り外し可能らしく、良く悪戯好きの子供達に弄られているとか]
うっし、こんなもんか。
おぅリッキー、俺ぁ船んとこ行って来る。
後は任せたぜ。
なぁに、下準備はもう終わらせてんだ、火を通すくれぇはおめぇでも出来るだろ。
しっかり頼んだぜ!
[またか、と呆れるリッキーを余所にフーゴーは意気揚揚と宿屋を出た。向かう先は、港に泊めてある愛用の商用ジーベック]
─宿屋→港─
−ゲルダの家−
[回想の海に浸っていたところで声を掛けられ、我に返る。
顔を上げれば、見知らぬ女性が居た]
……貴女が、助けて下さったのですか?
ありがとうございます。
[ふわりと微笑んで頭を下げ、己の名を告げる。
その後は、言われるままに*浴室を借りる事にした*]
― 港 ―
これは夜光虫ですか。
あまり大量に発生すると困りますね。
[波打ち際にしゃがみこんで、フィールドワークをこなす。
内寄せた赤い塊に、ふむ……と吐息を一つ。
近くにいた漁師の一人が、そんな様子を見かけて話しかけてくるか。]
おはようございます。
……おや、そんなことがあったのですね。
最近は、人間の拾いものが流行りなのでしょうか。
[噂好きのその漁師は、学者が此処に来る前の出来事、
ゲルダが甲冑姿の男を拾った話を聴かせてくれた。]
……今宵辺り、嵐になりそう、ですか?
[ゲルダが珍しく朝起きていたことを揶揄する相手の言葉に、
良く分からないと云った風に、微かに首をかしげ立ち上がる。]
確かに、少し潮の流れは変わってる
――…ような気がしますが。
私は天気は読めませんのではっきりとは……。
[冗談に対して真顔でそう云った。]
───広場───
みゅう。
[とりあえず、外には出てみたものの、なんか人が一杯いるさまに、多少しり込みした。
妙に端のほうを歩いて、人の視界にあまり入らないように歩き回ってみたが、考えてみれば教会というのがよく分からなかったり]
みゅう。
[もう一度、口癖を呟いた。
さて、どうやって探そうか?]
─翌朝・自宅─
おはよう。母さん。
[母が生前使っていた貝を加工して作られた髪飾り。他にも色々と形見はあるが、カヤはこれを飾って毎朝、母親への挨拶に使っている。父親から何度か『自分で使えばいい』と言われたが、母親の命を貰って生まれてきた自分が、これ以上何かを母親から貰うのが気が引けるのか、カヤはそれを固辞してきた。その事で父親と軽い諍いになった時に、カヤは長かった自分の髪をざっくりと切り落とした。それ以来、父親は髪飾りの件については何も言わなくなり、娘に自分の手伝いをさせるようになる]
…うん。今日も頑張ってくるからね。私。
[今日も頑張ったらご飯食べにいこうかな、と昨日の賑やかな宿での食事を思い出した]
んし、行って来ます!
ん、と、大体こんなとこかな。
[掃除はわりと広範囲に及ぶのだが、それもいつもの事。
それから、箒を片手に空を見上げる。
猫も真似して、空を見上げた。
ちりり、と鈴が小さく鳴る]
んん……なんだろ。
妙な感じ……っていうか。
[嫌な予感。そんな言葉が、ふと過ぎった]
……荒れたら、やだなぁ……。
─港─
[漁に出たり戻ったりする船乗り達に挨拶しながら、港の片隅に泊められた愛用の船へと近付く]
ダニーにメンテしてもらってから走らせてねぇんだよなぁ…。
そろそろ乗っておきたいところだが。
[船の外装に手を触れながらそんなことを漏らし、視線は天へと向く]
……今から出すのはちぃと無謀かも知れんな。
良くねぇ雲行きだ。
[それは勘にも似たものだったが、長く船を乗っていた時に培われたもの。天気の異変を何となくではあるが感じ取る]
どちらにせよ、今おめぇを海に出す余裕はねぇ。
悪ぃがもうしばらく待ってくれ。
[船に語りかけるように言葉を紡ぐと、せめてもの手入れを始めるのだった]
[そんな中]
……ん。
おい、何の話だ?
[奥様方の噂話が耳を掠め、何気なく声を掛けた。
態度は兎も角顔は悪くないこともあってか、噂話程度なら簡単に教えてくれる者もいる。
船乗りの奥さんから伝わってきたらしい港での顛末は、少なからず脚色がついていたかも知れないが]
へぇ、今度は男かい。
こないだも学者先生がなんか拾ってたみたいだが。
……ま、生きてんなら俺の出る幕じゃねぇな。
[男はその辺りには興味を示さず、不謹慎なことを呟いたりするのだった]
─朝・自宅─
[昨夜は結局帰宅してすぐ寝てしまったので、まず昨日中断した作業を片付けようと作業台に向かい。
ただの貝が美しいブレスレットに変わったのは結局昼を過ぎてしまった]
もうこんな時間か…あぁ、そうだ。
雑貨屋に行って、納期を確認しないと。
…ついでに、ゲルダのところに寄るか。
下手するとまだ、高いびきかも知れないからな。
[今出来上がった品物もついでに雑貨屋に納めておくか、と考えながら工房に鍵をかけ。
昨夜の事があるので、近くで仕事をしている漁師に来客が来たら少し待っててもらうように頼んでからまずゲルダの家に向かった]
― ゲルダの家へ ―
ところで、そのゲルダさんに拾われた男性は、
記憶喪失だったりしませんか?
いえ、私の拾った子がそうだったので、
その方もそうでしたら、
意外と繋がりがあったりするのかと思いまして。
[そして唐突に思いついたことを述べれば、
相手は「気を失っていたから、そりゃ分らん」と、
応えをくれる。]
……そうですか。
人間の拾いものというのもこの島では珍しいですし、
すこし、ゲルダさんのところに確かめに行ってみますね。
─港・船の上─
[それなりの大きさのある船へと乗り込み、甲板に立つと徐に指笛を鳴らした。甲高いその音は開け放たれた宿屋の窓まで届き、その窓から一つの影が飛び出す]
…よーし、来たなヴェルト、良い子だ。
[飛び出した大きな影はペットであるヴェルト。大きな羽ばたきと共に船へと近付き、何故かフーゴーの頭の上に降り立った]
……ヴェルト、そこじゃねぇだろ止まるのは。
[漏れる苦笑。時折ヴェルトはこのような悪戯をしてくるのだ。ヴェルトを促して腕へと移動させ、更に船の縁へと降ろす。そうしてから広い甲板の掃除を始めた。辺りに調子っ外れの鼻歌が響く]
んー、まあ見つけちゃったからねー。
ダーヴィッド、か。あたしはゲルダ。
よろしく。
[名乗り返しながら風呂に行くと言う相手に父の服を着替えとして渡しておいた。
それからまたリビングへと戻って珈琲を入れる。]
そういや、ライヒアルトもなんか拾ったとかって噂あったっけ……。
[狭い島のなか、珍しい出来事はすぐに噂になるものだった。
リビングで珈琲を飲みながら、珍しい事が続くなんてふしぎなこともあるもんだとのんびり呟いている。]
─ゲルダの家に向かう途中─
…空気が湿ってきたな。
今夜あたり…荒れる、か。
[自宅兼工房は海辺に有る為、急な時化が来ても大丈夫なようにいつでも出かける際はしっかりと戸締りはしているが。
いつになっても慣れるもんじゃないな、と内心で溜息をつきながらゲルダの家への道を急ぎ。]
─通り
あー、そいえば…クロエの店寄ってこ。
そろそろ革手がボロボロになってきちゃったしなあ。
うん、そうしよう!
[道具箱をかつぎあげると、幼馴染の居る店へと急ぐ。店先で箒を抱えて猫と居る姿が目に入った]
おーい、クーローエー!遊びに…じゃなかった。革手買いに、私が来たよー!
[理路整然としているような、そうでないような。
少しばかり不可思議な思考回路を漁師――船乗りかもしれない、相手に披露し、くるりと踵を返す。
白い砂の上を、土の上と変わらぬペースで歩んで行く。
視線を上げれば、自慢の船の上のフーゴの姿、ヴェルトの姿、
砂浜を歩くヘルムートの姿も捕らえることができるか。
近づいたなら、どちらにも「おはようございます」と挨拶を向け、
それでも相変わらずマイペースに自分から足を止めることなく、
ゲルダの家に向かって歩を進める。]
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