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[摘み取った草を手に、私は少し迷って。
周りを見てから、裾を少し上げて左後脚の白金の輪を外す。
一見、継ぎ目のない透かし模様のそれは、ずらし噛み合わせる事により嵌めるもので、簡単には外し方がわからないようになっていた]
…………
[醜い傷跡に柳眉を寄せて、私は摘み取った薬草を軽く揉む。
それを傷へと押し当て、しばらく薬効が沁みこむのを待つ]
んーあー…。
何か、駄々漏れ。
[窓辺に寄りかかって天を仰ぐような姿勢]
駄々漏れっつーか、お前ら色々興味持ちすぎ。
[かけられた言葉は宙を漂う風精に向けたもの]
―果樹園―
僕は別に、ものしりじゃないと思うけどねえ。
[猫に答えて、生命の娘が短剣を取り出すのを見ると、す、と表情を消す]
お嬢。
[声は、咎めるのではなく問うように]
―果樹園―
目撃者は消せってよく言うじゃない?
[ユリアンに答える代わりに、ナイフの刃が身を縮めるように細くなり、柄が捻られたように伸びて槍に形を変える。両手で槍を頭上に構えて、地面と水平にくるりと回した]
─東部・草原─
[屋敷から500メートルほど離れた樹の上。樹の根元には蓋の開けられたバイオリンケース。そして彼女の手にはやけに銃身の長い銃。後にスナイパーライフルと呼ばれることになる代物。
その銃身に取り付けられたスコープを介して望遠するのは屋敷の窓際に寄り掛かる彼女の人間界での知り合いであり、情報提供を依頼していた、多分この中で彼女を最もよく知る人物。
銃を支える右手─すでに拘束は解かれている状態─の翠樹の力により、風を読みながら射角を調整。]
色々と知りすぎたのがいけないんだよ。
…………レストインピース、ハインリヒ。
[そして躊躇いも容赦もなく、窓際のハインリヒの後頭部を狙撃。
ぱぁんっ!!]
―厨房―
ええと、何をどうすればいいんだっけ。
[厨房の中。とりあえずお肉とか野菜を探してみる]
これを焼いたり煮たりすればいいんだよね?
[聞いてる人がいたら頭を抱えそうな台詞。
鍋や包丁を探す。ちょっと派手な音が響いたかもしれない]
……、聖獣のおねーさんに
危険が及ぶのは避けたいのは同意だし、気持ちは判るけど。
「俺はともかく」ってのはやめた方が良いよ。オトフリート。
[いい加減怒る人もいるだろーに。不満げな従魔へと視線を投げて。
何度言えば判るかな。それも美点といえば美点なんだろうけど。]
あー…そっか。そういう可能性もあるか。
……まぁ、暫くは翠樹のおねーさんを徹底的に様子見かなぁ。
時間は惜しいけど、あれ以上問い詰めても繰り返しそうだし。
[呟かれる言葉に、なるほどね。と言葉を零して。
真面目に告げる従魔の言葉には、疑ってないよ、とこくりと頷き]
わざわざありがとう。
仮にも機密だしね。慎重に扱う事にはするよ。
――手の方は…、まぁオレの方も考えてみる。
このまま崩壊するのを指くわえてみてるのもイヤだし、
もしそうなら、転送された人たちの行き先も探さなきゃだしね。
―果樹園―
そんなとこで人間界の智慧を生かさなくていいです。
[呆れた口調でいいながら、エーリッヒを庇うように、前に出ようと]
< びっくり。ナイフだと思っていたら、やりになりました。
目撃者は………… >
目撃者じゃないよ
聞いただけ。
< しんけん。 >
―果樹園―
見るも聞くも同罪ってことで。
[くるくると、槍を回転させながら一歩下がる]
邪魔しないでって、
[短く助走を付けて、跳躍する。その踏み込みと同時に槍を頭上から下ろし]
言ったよね
[低く薙ぐ]
< ユリアンにかばわれて、猫は困惑しました。
なんにもできない猫だもの。 >
えぇと…だいじょうぶだよ。おれ、ちいさいし。
逃げるのは、とくいだから
< ね、と声をかけて >
…ありがとう。
[役目を終えた薬草に、私は感謝の言葉を述べて地へと返す。
いずれまた他の草の栄養となる事を願って。
そして翠に染まった手脚を見、少し考えてから水辺の方へと]
< でもちょっと遅かったみたい、あわててさがります。 >
……誰か、よんできたほうが、いいかな?
< こまりました。
でも、もしかしたらなにかできるかもって、しゅるり、猫のすがたになりました。 >
俺は、多少の事なら、どうとでもできますから。
[返す言葉は、相変わらずで。それが問題と、わかってもいる、けれど]
ま、何かしら事を起こすのを押さえられれば手っ取り早いんですが。
[……今、まさに起こしていたりするのだが。
機密だし、という言葉には、頼みます、と頷いて]
ま、機竜卿にも文句は言わせませんて。こんなややこしい事、してくれたんですから。
それじゃ、俺は、ちょっと気になる事があるんで、これで。
[にこりと笑うと立ち上がり、「またねー」と手を振る従魔を再び肩に乗せつつ、部屋を出ようと]
<ハインリヒ、逃げて、逃げて>
あん?
逃げるって何のことだよ。
<良いから逃げて>
だから何だって…おい!
[風精が何度も逃げろと言う。理由が分からず訊ね返し、それでも尚逃げろと言われる。不意に風精に頭を持ち上げられ、少し体勢を崩す。何をする、そう言いかけたところで]
──……っ!
[左の肩口に熱さを感じた。続く激痛。反動で前のめりに倒れ、どさっと大きな音が辺りに響いた]
がっ……!
銃、撃、だと…!
[かつて感じたことのある痛み。倒れた床に、紅い雫が滴り落ちた。流れ出る雫はその場に紅い水溜りを作っていく]
お忘れですか、お嬢。
[振り降ろされた槍が足元を薙ぐより先に、地を蹴り、少女の胸元に飛び込むように駆ける]
僕は雷光の将です。
[そのまま槍を持つ腕を掴もうとする]
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