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そっか。これが教会なんだ。
[ウェンデルの返答に少女は、教会を見上げた。
三角屋根のその頂上に十字架が立っているのが特徴的だと思った]
うん。覚えやすい。
今度からは大丈夫。迷わない。
[何処をどう辿って辿り着いたのやら、という気もするが、本人が大丈夫だと言っているから、大丈夫なのだろう。
そして、後半の言葉を聞くと、やはり首を傾げた]
学者先生?
何、それ?
[ライヒアルトの身分は、少女にとってはさっぱり分からなかった]
[そういえば濡れた男をそのまま寝かせた布団の始末をしていなかったことを思い出した。
とりあえず新しい布団を用意しておいて、濡れた布団は後で干させようと考えた。
もちろん拾ってきた男に。]
意識も取り戻したことだし、金があるかどうか確認して、あるようなら宿を案内すればいっか。
[見知らぬ青年が極悪人の可能性を全く考えていない女はのんびりと呟いた。]
―港―
ベルちゃんもきたのねぇ。
ごきげんうるわしゅう。
[笑顔つきのあいさつに気をよくして、こちらも満面の笑み。
フーゴーには、金の髪をゆらしつつうなずいて]
えぇ、そう呼んでくれるとうれしいわぁん。
そうよぉ、おさんぽ。
ここにいるうちに、できるだけ種をあつめたくて。
[いつかものがたりを、咲かせるための、種]
おもしろいものはまだだけれど…。
この島がいいところっていうのは、よくわかったわぁ?
―港・船近く―
ああ、自慢したくなるのは分かるよ。
とっても美人だ。
俺のスループだって、小さくても負けないけどね?
[素直に認めながらも付け足すのは忘れない。
大きな声で鳴くヴェルトにも親指を立てて見せた]
刺繍工 ゲルダが村を出て行きました。
─ゲルダの家に向かう途中─
人…?
…あの、髪の短い、子か?
ゲルダも、なのか。なら、もう起きてはいるな。
確かに、珍しい。
[幼馴染の投げる言葉と視線に、淡々とこたえ。
ともすれば、ゲルダが起きている事が珍しいように聞えるような返答をしている内にゲルダの家の前に着いた]
ゲルダ、俺だ。ライも一緒なんだが、居るか?
[この男にしては大きな声で中に呼びかけ、玄関のドアを2,3度ノックした]
─雑貨屋・前─
[急がなくていい、と言う声に、中へ向かう足を止めて振り返る。
ぶち猫は撫でられまくってご満悦、という様子]
あれ、そう?
じゃあ、今はのんびりなんね。
そっか、おじさん、出かけてるんだっけねぇ。
んじゃあ、カヤも忙しないねぇ。
[昨夜の宿屋で見た、疲れたような姿を思い出して苦笑する]
んー……天気。
やっぱり、荒れそう……だよ、ねぇ。
[話題が天気に及べば、黒の瞳はやや、不安げに空へと向かう。
嵐に伴うあるものが苦手なのは、幼馴染には周知の事]
13人目、刺繍工 ゲルダ がやってきました。
―自宅―
[濡れた布団を客間の端に寄せた女は労働したと言わんばかりにため息をつき。
あとはリビングに戻ってのんびりと珈琲を飲む。
ふと浮かんだ図案を紙に書き留めたりなどしながら、名前しか知らない男が風呂から上がってくるのを待っていた。
店舗が併設されている自宅は、けれど、店舗の入り口の横に玄関があるからわかりにくいと言うことはないのだった。]
[聞こえた兄の声にきょとんと瞬き、玄関へと向かう。]
あれ、ヴィリー兄?
おはよー、どうしたの、二人そろって。
[玄関を開けて兄と慕う男とその幼馴染を見つければ、不思議そうな視線を向けた。
まあ、はいって、と部屋の中へと案内する。]
― ゲルダの家の前 ―
リディさんと云います。
どうも、私に恨みがあることだけは、覚えてるようで。
なので、家に泊めてます。
[何が『なので』なのか説明せぬまま、
ゲルダ家の玄関を叩く幼馴染の後ろに控える。
彼の妹分と同じく、預かった相手に対する危機感はあまりない
――少し芽生えたかもしれないのは、胡椒の所為で少し紅い鼻だけだろうか。]
そういえば、嵐が今晩辺りくるかもしれません。
――ゲルダさんが早起きすると、なぜそうなるかは、
私には図りかねますが。
[思い出したように呟いた言葉は、ゲルダに届いただろうか。
ひとまず、中にと促されれば、ヴィリーの後ろに続いてゲルダ宅に足を踏み入れた。]
―港・船近く―
種、ですか?
[相手が大陸でも名の通っている作家だとは知らず。
フーゴーに向けられた言葉に軽く首を傾げた]
良い場所だってのは賛成ですね。
こうして休むのも、たまには悪くない。
―港・船近く―
[ふたりの船自慢には、わからないという表情を露骨にうかべ]
おとこのひとって、そういうの好きよねぇ。
[みずからのことを完全に棚にあげたセリフ。
焦げ茶のひとみの興味は、船よりも、]
よっぽどあなたのほうが、ステキなのにぃ。
なんていうなまえなのかしら?
[ヴェルトにむかって、そちらに語りかけるよう]
本当に知らなかったんか。
珍しい奴もいたモンだな。
[やはり事情は知らぬまま、やや呆れ混じりに呟いた。
頭を掻いて]
ライヒアルトって、お前を拾った人がいたろう。
あの人が生物学者なんだよ。
[簡潔に説明を返すが、後半は理解できるかどうか]
……で、教会に何か用か。
本のコト聞いてきたってこたぁ、読みに来たのか?
─港・船の上─
種か?
おめぇさん、植物か何か扱ってんのか?
そういやライヒアルトと仲良いんだったか。
[ヘルムートの言葉にフーゴーは首を傾げる。何をしている人物なのかを知らぬために知り合いであるライヒアルトの職種と繋げたようだ]
良いところか、それが分かれば十分だ。
ああそうだ、おめぇさん昨日ハンカチ忘れて行っただろ。
うちで預かってっから、後で取りに来てくれや。
[島を褒められれば我がことのように喜色を浮かべ。ハンカチのことを思い出すと預かっていることを告げる]
流石アーベル、分かってるな。
[美人と言われ、楽しげに口端が持ち上がる]
だがこいつは美人なだけじゃねぇ。
ダチのメンテのお陰で機能も他を凌駕するぜ?
[それが一番の自慢なのだろう。速度を重視するが故についた異名は今も健在のようだ]
今回おめぇのスループを見れねぇのは残念だな。
持ってきてねぇんだろ?
それらしいのが見当たらねぇ。
[やっとこクロエの表情が固い理由に合点がいって]
あー…ま、ほら?荒れないかもよ?
空模様なんて女心みたいにコロコロ変わりやがるってうちの親父が言ってたけど、あれは今思えば、誰の事言ってたのか…帰ってきたら締め上げる必要があるかもね。
[天気の話題から離れるように]
あー、まあ今日はねー。昨日頑張ったからとりあえずは…ね。親父も後3,4日すりゃ帰ってくるでしょ。
帰ってきたら思い切りこき使ってやんないとね。
そういうクロエの方はどうなのよ?相変わらず忙しくしてんの?って私、仕事の邪魔になっちゃってるかな?
[忙しくなる前に幼馴染のところで息抜きしたいと立ち寄ったが、もしか自分が邪魔になってたのでは?と思い切り泣きそうな顔になる]
─ゲルダ宅─
あぁ。
俺の用は、これ、なんだが。
刺繍に、使うこともあるだろう?
お前が要らないなら、クロエやカヤに渡してくれれば良い。
[中へ促されれば軽く頭を下げて入り、ゲルダの手の上に紙の包みを乗せる。
中には魚や二枚貝の形をしたボタンが20個ばかり入っていて。]
で、ライも用がある、そうだ。
─港・船の上─
[焦げ茶の瞳を向けられたヴェルトは、がー?、と首を傾げる]
ああ、こいつぁ俺の相棒でヴェルトってんだ。
オニオオハシっつーオオハシの中でも最大級の奴さ。
[鸚鵡などとは違い言葉を発すことの出来ないヴェルトに代わり、フーゴーが問いに答える]
[ライヒアルトの言葉が聞こえれば呆れたような視線が向かう。
兄の幼馴染といものであればそれなりに顔を合わせる機会があっても、変な人だと言う認識がされているだった。]
あたしが早起きした程度で嵐が来るんならもっと頻繁にくるんじゃないかなあ……
[どこか憮然としつつ呟き。
リビングへと通してから一応珈琲を二つ出す。
兄が渡してくれた包みを見やり、ぱっと嬉しそうな笑みを浮かべた。]
ありがと、ヴィリー兄。
こういうの少なくなってきてたんだ、助かった。
[にこにことお礼をつげてから、ライヒアルトの用ってなんだろうと言う視線を向ける。]
[ライヒアルトからリディの説明を受けると、そうか、とだけ呟いて]
…今度、工房にも連れてくると良い。
気に入るかは、分からないが。
…嵐、か。
[ぽつりと呟いた言葉には、どんな感情が込められているかは伝わりにくいが、幼馴染には少なからずの畏怖が感じ取れただろうか。]
?
[呆れたように呟くウェンデルにもう一度首を傾げた]
ライヒアルト?
あの人の名前は「学者先生」や「生物学者」じゃなくて、「ライヒアルト」だよ?知らなかった?
[説明はやはり理解できなかったようで、非常に変てこな返答をした。
ただ、ある意味的を得ているといえば的を得ているとも言える]
あ。そうだ。
それでね。本を読みたいの。ヒマだから。その為にここにきたんだ。いっぱいあるんでしょ?
[どうも少女の中では、教会というのは本が置いてある場所としか認識はしてないようである]
―ゲルダ宅―
[ゲルダの反応を受けて、
「それは自分が云った言葉ではない」
と云うことができるならば、
そもそも変人の烙印は押されていない訳で。]
私の用事というのは、ゲルダさんが拾われた方が、
記憶喪失かどうか知りたいのですよ。
[そしてやはり、何か色々はしょり過ぎた用事の内容を、
ゲルダの視線を受けて淡々と紡ぐのだった。]
─雑貨屋・前─
ん、そう、だね。
[荒れないかも、というカヤの言葉に、こくり、と頷き。
続いた、締め上げる云々の話に少し気持ちが解れた]
だよねぇ、そこはしっかり頑張ってもらわないとだ。
あ、ウチ?
ウチはまあ、いつもとかわんないよ。次の定期便までは、そんなに忙しなくもないしね。
……だから、そーゆーこと、言わんの。もぉ。
[泣きそうな表情に、ちょっとだけむぅ、として]
お互い仕事あって、中々ゆっくり話せんのだもん。
空いてる時には、いつでもおいでよ、ね。
―港・船近く―
ハハ、すみませんね。
[露骨なヘルムートの表情にポリポリと頬を掻く]
ああ、それも見てて感じるよ。
腕のいい船大工の存在は大きいね。心底から任せられる相手はいいなぁ。何せ今回は…。
[フゥ、と溜息を吐いて続いた言葉に苦笑を浮かべる]
ちょっとタチ悪いのに絡まれちゃってね。
下手すれば竜骨までやられそうな具合だったから。
こっちまで連れて帰ることもできなくてさ。
まあ、あの人も腕は悪くないからいいんだけど…。
[水平線の向こうを見て眉を寄せた]
お前がいつも昼まで寝ているのが、悪い。
親父さん達が居ないと、時間の感覚がなくなるのは、良くないぞ。
[ライの言葉に異議を唱えるゲルダに説教をするも、自分の持ってきたものを手放しで喜ぶ姿を見ると微かに微笑み。
コーヒーに口をつけるが、幼馴染の言葉を補足した方が良いと思ってカップを置き。]
…ライも、人を拾ったらしくてな。
その子は、記憶が無いらしい。
ゲルダも人を、拾ったそうだから。
聞きたい、らしい。
[しかしこの男自身も口下手なので、上手く補足出来なくて内心困ったものの、淡々としか説明できず。]
そういえば。
ゲルダが拾った人、というのは…どこに居るんだ?
……おそらく、リディさんも気にいると思いますよ。
昨日、クロエさんのところで鈴をみて、気に入ってましたから。
[気を使ってくれてるのだろう幼馴染の言葉を受け、
一度ゲルダの手元を見、幼馴染を見やる。
その動作の中に『女性はこういうの好きですよね』と、
いう意味合いが込められているのは彼には通じるだろう。]
ゲルダさんの早起きの所為だけでなく、
潮の流れも若干変わってるようでしたから。
……動植物に被害が出ないか、心配です。
[幼馴染みの嵐に対する畏怖の念を受け取って、
零した言葉は、生物学者にとってはこれ以上ない程の心配を示すもの。
――表情は相変わらず無表情だけれど。]
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