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[永遠のオルゴール。
そんな名称だったことも今知った...は、天鵞絨を取り去り、現れたオルゴールを見る。
ただ見る。
豪奢とか簡素とかではなく、その物の雰囲気を丸ごと覗くように。
感動や魅入るといったものではなく。淡々と観察する。]
[主の声に其方を見遣れば、天鵞絨の下より現れるそれに目を]
……ほほぅ。これが、ですかの…。
[それは思ったよりはこじんまりと、しかしながら独特の存在感を放ちそこにあって。
それが醸す空気は、それがやはりただのオルゴールではない事を思わせ、更なる説明を待って主を見つめる]
[あんなにはしゃいでる、と小さく笑いつつ、後に続く。
…その様子に、他意はなく…良いなぁ、と思っているようで…]
…
[小ホールに着けば、ギュンターがますます張りきるのを見て、唾を飲み込む…
天鵞絨が取り払われれば…]
…
[その中にあった銀色の光を放つ…オルゴールが目に入った]
…これ…
[招待客全員が部屋に入ると、彼女自身も中に入り、扉の前に控える
高らかに主人が宣言し、天鵞絨を取り去ると現れた古めかしいオルゴール
豪奢ではなく、かといって質素でもないその銀の輝きに、遠目だったとはいえ彼女の心は*奪われた*]
[やがて『永遠』の名を冠すオルゴールが、目の前に姿を表した。美しくも決して華美に主張することもなく、静寂を纏う小箱。]
・・・・・わ、
[微かに唇から洩れるのは感嘆の声か。]
[蒼い色の双眸は釘付けにされたように、それに見入る。]
[魅入る客人達も、幾ら待てども主がそれに触れず、
音を奏でさせようとしない事を不審に思うだろうか。
けれど執事は取り去った天鵞絨を腕にかけ、目を伏せて佇み、
邸の主はにこやかな表情を湛えているばかり]
[もう見た。十二分かどうかは知らないが、しっかりとは観察した。
そして、誰にもそうとは気づかせずに、内心首をかしげる
なぜだろう?なぜだろう?
自分でもわからない。
確かに、魅入るに値するものだとは思うが…
なぜだろう?なぜだろう?]
[ふるり、と頭を振る。何かを振るい落とすかのように]
えっと……御大。
俺の知識によれば、このオルゴールは……鳴らせない、って事に、なるんだが……。
[問いかけに、主はその通り、と頷いて]
……だよなあ……。
よく、御存知で。
[主と青年との遣り取りを耳に留め、
流石は伝承研究家、と賞賛の声をあげる]
ええ、確かに。
このオルゴールは鳴らせない……
いいえ、鳴らしてはならないものです。
[その声の響きは、意味ありげに聞こえただろうか]
永遠…
[オルゴールの説明を聞けば、じ、っとオルゴールを見つめる。
華美すぎないオルゴール。
しかし、誰かが聞いて、ギュンターが答える…
鳴らせない、オルゴール…]
…
[目を細め、そのオルゴールを見つめる。
音色を聞いてみたい、と思う反面…聞いちゃいけない、と思う部分もある…]
…
[ただただ、じ、っと見ている。
だが、ソレは次第に目が離せなくなっている…
そんな気分にさせられていた]
[なぜだろう?を繰り返すが、その間に解は浮かんでこず。
エーリッヒの言葉と、それに応じるギュンターの言葉を聞いて、確かにオルゴールのわりに鳴っていなかったな。と今更になって気づく。
普通楽器なんだから音が重要だろうと。そう思ったが。
でも、それが疑問に抱いたことではないようで…]
『これ以上は聞かなければわからないよな。』
[主がそれに触れぬのと、エーリッヒの言葉に頷くのを見て、もう一度オルゴールを見遣り]
……やはりそういう事なのですかの。
やれ、どこまでが真実やら。
とはいえここで確かめるわけにもいきませぬがの。
[過去に主より聞いた話と、自身で得た話とを思い浮かべて]
[傍らの会話が耳に入ったか、釘付けになっていた眸は漸く離れた。]
・・・鳴らせ、ない?
[控え目な疑問符を投げ掛け、館の主と金髪の青年を交互に伺う。]
[執事の返答の声にさらに瞬いた。]
・・・・オルゴール、なのに?
[音が鳴らずともそれはそこにあるだけで。
彼女はただ見ているだけ。
しかしその目の内に再び黒の十字架が浮かぶ。
それはほんの一瞬。そして、誰にも気づかれなかったことだろう。
ただただ魅入ったまま。
でいたのだが。]
鳴らしては、いけない?
[その声にようやく、我を戻したように。]
一応、その辺りは、調べて来ているからね。
[オトフリートの賞賛に、笑みで返して]
うん、確かに……。
鳴らしてはいけないもの……と、言えるな、これは。
……鳴らすために必要な対価が……冗談になってないし。
ええ、これは
[浮かべる笑みは、普段と変わらずに]
――魂を対価にして歌う、オルゴールですから。
[だから、冗談のように聞こえただろうか。
或いは、余計に真実味を帯びて聞こえたか。
傍らの主も、困ったような笑みを浮かべたまま]
[...は目の前のオルゴールにもうそれほど気を取られていない。
それよりも疑問の一つ一つを紐解こうと。
交わされる。オルゴールについての話題、意味深な言葉に耳を傾ける]
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