情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―図書館・書庫―
子供のころ。
……オトせんせーも、外にいきたかったの?
[その指の動きも目にいれながら、
ただ、じぃと顔を見上げる。]
― 図書室・書庫 ―
[ポケットから出した布で、きゅ、と音を立てて単眼鏡のレンズを拭く]
そうだな。兄貴が死ぬまでは、行きたかった。
[少女への答えは簡潔で、素直なもの]
ですよねぇ。俺も出来るなら外を見てみたいし……いや、あんま明るいとこは駄目だけど
[言って、左目を軽く手で覆いながらも一度空を映す穴を見上げて、また視線を戻し]
あ、そりゃよかった。
事態は事態なのはわかるけどいくらなんでも疑わしいってだけでさすがにそれはって思いましたしねぇ。それに、ギュンターのおっちゃんもそれならなんとかなるんだろうし、今度はなくさないでくださいよ
[告示をみたときなかった…のか単に読み飛ばしてただけかもしれないが。それにはあからさまに安堵し最後は少し冗談っぽくいってから。]
ほんとは…あったとき色々言おうとしてたんっすけどね。絵筆にそんな力もあるならなくすなよ。とかまあ盗んだのが悪いし…愚痴や八つ当たりのようなものだけどね
[なんとなく己の持っていた硬さを解すように吐露する]
[そして、その果てに考えること。
それは、昨晩の帰路で目の当たりにした告知。
……怪しき者を絵師の力を以って封じていくというもの。]
……兄ちゃんがそんな方法望んでするわけねぇから、決定したのは上層部の連中か。
にしても、その怪しき者をどうやって探すつもりだよ。
それに、そんなの盗んだ奴刺激するのは目に見えてんだろーが。
……殺られる前に殺れ、か。……アホくさ。
[とはいえ、打つ手がない、というのも恐らく事実なのだろう。
名乗り出ない以上は強硬策に出ざるを得ない。なるほど、それも真理か。]
……なら。
なら、せめて俺は守れる奴だけは何としても守ってやんよ。
それが、俺の運命っつーことなんだろ。
…………母さん。
[そう呟くと、よっと勢いよく立ち上がり、広場へと足を向けるのだった。]
そっか。
[しばらく言葉に悩むように、目を本に落とす。
数秒後、ぺらりとページを捲った。]
……せんせーは、行きたくなくなったの?
[不意に上がった手に、そちらを見た。
その主を見て、それが己に向けられたものだと悟り]
…ああ。
[いつもより何処か硬くはあれど、先よりは落ち着いた仕草で。
軽く頭を下げて、そちらに近付いた]
……だよな。
私も、そう思ったことがある――いや、今もかな。
きっと、昔とは別の理由だろうが。
けれど、誰かを犠牲にしてまでとは、思わないんだ。
もし、犯人が外に出ることを希うならば、
その強い想いは、何から来るのだろうな。
[問いかけというよりは、独り言染みていた。
エルザの挨拶の声に、遠くを見ていた視線を移す]
・・・・・さあ。
[目を閉じて、単眼鏡をかけなおす]
どこに行きたいのかが、分からなくなったのかもしれないな。
[くちゃ、と蜜蝋を噛んで立ち上がる]
少し外の様子を見て来る。
[僅かに笑んで、書庫の外へと出ていった]
[上を見やるアーベルにつられる様に、自身も一瞬、上を見やる。
『記憶』にある都市の様子は、彼には明るすぎるかも知れない、などとふと考えたのは一瞬]
まあ、普通はそう思うだろうなぁ。
ああ、じじ様のためにも、今度はしっかり持ってるから大丈夫。
[安堵する様子に、表情を微かに緩め。
続いた言葉に、瞬き一つ]
……いや、実際、俺の不注意がなければこんな事にはならなかったし。
愚痴られるのも詰られるのも、仕方ないさ。
当たりさわりなく腫れ物扱いされるなら、まだ、その方が気楽だしねぇ。
[最後の部分に零れたのは、滅多に吐露しない本心の一部]
……はーい。
オトせんせー、……気をつけてね。
[出てゆく時にようやく顔をあげて、
少しどうしようか悩んだけれど、それだけを口にして、少しひきつってしまうけれども笑った。]
─広場─
[いつもの場所へやってくると、既にそこには見知った顔がいっぱい。]
よっす。何か目新しい情報ってあるん?
ああ、一応告知の内容までは把握してるつもりなんだけど。
やれやれ、ずいぶんとまた、集まっているな。
筆盗人が見つかる前に、街が機能停止するんじゃないのか?
[嘆息しつつ、気怠げに、広場へと足を進める]
りゆう?
理由があるの?
[ミリィの言葉に、首を傾ける。]
此処にいるひとは、みんなつよいおもい。
持ってるのじゃないかしら?
―時間軸は少し前・広場―
[膝を抱えている]
[再生するは長の記憶]
ねぇ、アトリ。
このままだと、ギュンター様は…。
[ちいさな頭では限度もあるが、漠然ながら想像も――
[ふるり、首を振れば、細い質の髪も揺れた]
[と、膝の上から這い下り、アトリが赤い舌を出す]
…あ。 おなか、すいたのだ? …ごめんね。
[腰の袋から、
アトリの「ごはん」のつめられた小瓶を出し]
えふで。探さないと、ね…。
どこにあるんだろう [いや] 隠しもっているのは、だれ?
―― それでも、私はきっと
もう、海を越えられないよ ――
あーあ。
ほんとに、どうしよう。
空から見るしかできないなんてなぁ。
[ぱたりと本を閉じて、
置いていた左の手を、右の手でおさえる。
かすかに響いた音が、止まった。]
― 道端 ―
ミハエル=リヒトか。
兄があれで、疲れているのか?
[僅かに冗談を交えつつも、普段よりも覇気の欠ける様子に首が傾ぐ]
─広場─
ん……。
[新たにかけられた声に、向けたのは疲れたよな視線]
進展あったら、どよんと影背負ってないと思うけどなぁ。
[歩きながら、鋭敏になった聴覚は、人々の声を雑多に拾う。先の短い年寄りが怪しいという者、無謀な若者の仕業と疑う者、果ては絵師自身に疑いの目を向ける者まで、あらゆる憶測が乱れ飛んでいるのが分かる]
・・・・・さすがに誰かを特定、という話にはなっていないか・・・・・
[僅かに安堵した様子で、小さくひとりごちる]
[大丈夫と言う言葉に一つ頷き]
へー。そんなもんなんだ。
[己は一介の海人。絵師のような扱いを受けるようなこともないため、その吐露には素直に知らなかったというように]
あー…でも、俺も言われなかったらちゃんと喋れなかったかもなぁ。ミハエルの兄さんはミハエルの兄さんで急に変わるってことでもねえし
[単にそれまで知らなかったってだけで]
とりあえず今度から寝食ちゃんととりましょう。そしたらちょっとは不注意も消える…と思う。
[兄弟揃ってそうだもんな。なんて思って]
お。よっ。ユリアン。いや、俺も告示の内容ぐらいしか。なんか探す方法とかねえのかなぁ…って。
そういやなんか探してるっていってたけど、俺も出来たりしねえのかな?
[ユリアンに応えつつ問いはエーリッヒに]
[近寄るに連れ、周囲から向けられる視線には気付かない振りをした。
もう1人、傍にいる人に気付き、そちらにも頭を下げ]
…。
かも、知れませんね。
[返答には少し間があった。
困ったように笑み]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新