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3人目、時空学科1年 ライヒアルト がやってきました。
魔除けの儀の鬼役?
[祭事実行委員会に所属する友人の言葉に暗翠が瞬く]
やる! やりたい!! やらせろ!!!
「ちょ、待てライヒ!
俺の一存じゃ決めらんねーって!!」
推薦は出来んだろ?
誰かに頼むよりはやりたがる奴にやらせるのが良いと思うんだ!
「いや確かにそうだけど。
つかそれを自分で言うか」
[鬼役をやりたいと我儘を言う青年に友人は突っ込んだ。青年、と言うには幼さを残すその人物は、友人に対しにまりと笑う]
だってやってみてーし。
俺逃げ足は速いぜ?
「そりゃお前の得意魔法は移動魔法だからな」
つーわけで推薦頼んだぜ!
[そんなやり取りがあったのが数日前のこと]
紙くれ! 俺も出る!
[中庭へと駆けて来たライヒアルトは、参加申込書を配る祭事実行委員(友人)に笑顔で手を出した]
「へーへー、言われんでも分かっとるわ」
[ぺしっと音を立てて友人は紙をその手に乗せる。「さんきゅー!」と礼を言ってから申込用紙に記入を始めた]
────────────────────
■氏名:ライヒアルト=ヴァンダーファルケ
Reichard=Wanderfalke
■所属学科:時空学科1年
■種族・年齢:人間・18
■その他特記事項:盟約龍は精神属性の異界龍ベルティーナ、通称ベル。雌龍。
豪商・ヴァンダーファルケ家末子。
上に兄が5人、姉が4人居る。
家督を継ぐ必要も無いために比較的自由に育てられ、興味本位から魔法学院へと入学。
入学当初は寮で世話になっていたが、今は異界龍の力を駆使して王都の自宅から元気に通っている。
父親は習得した魔法から将来家業の手伝いをして欲しいようだが、本人は親の心子知らずで夢はでっかく冒険家。
末っ子のためか人懐っこく、誰とも明るく接するが、若干我儘で負けず嫌い。
移動魔法は得意だが、向こう見ずな性格が災いしてか防御魔法が苦手。
────────────────────
出来たぞー!
「はいはい、出来たらそのボードに貼る」
[ぴらぴらと申込用紙を振ると、友人が横のメモボードを指差し貼るように促した。言われるままにぺたりと貼り付ける]
これで良いのか?
「おぅ。そしたらしばらく待っとけ。
鬼役が決まったら連絡行くから」
おっけー。
[指示を貰うと了承の意を返し。しばらくはぷらぷらと生徒の間を彷徨った]
『…で、鬼役やるなんて言い出した本当の理由は?』
え? やりたかっただけだけど?
[肩へと止まっていた灰銀の龍がライヒアルトへと問う。その返答はきょとんとした表情と共に返ってきた]
『…おバカ』
何だよ急に! 逃げれば良いだけだろ、追っかけて来る奴らから。
『アンタ毎年やってる魔除けの儀がどう言うものか、すっかり忘れてない?
バトル仕掛けられたりしてたじゃない、鬼役』
………あ。
『……防御魔法苦手だったわよね? アンタ』
……まぁどうにかなる!
[その返答に灰銀の龍はただ溜息をつくしか無かった]
─中庭─
あー、はいはい、順番に、順番に。
……俺?
参加申請はしたが、裏方になるかどうかは、わからんよ。
[呑気な口調で言いつつ、てきぱきと申請書をさばいていく]
『鬼』役なあ……あれ、疲れるんだよ。
一回やったら、もういいわ、って気になるぜ?
[いつぞの記憶を思い返しつつ、どこまでもマイペースに申請書配り、くばり]
[灰銀の龍に小言を言われながらも生徒の間をふらつき]
…あ、ゼル先輩。
何で手伝ってんの?
[申請書配りをしているゼルギウスを見つけて首を傾げ、声をかける。祭事実行委員の幽霊委員と言うのは知らないようだ]
ん。
[呼びかけに一つ瞬き、声の方へと真紅の瞳を向け]
ああ、実は委員だったらしいんだ、俺。
で、取りあえず、申請書配りに手を貸してるんだが。
……ここにいるって事は、お前、出るのか『魔除けの儀』?
実はって。
ゼル先輩も知らないうちにねじ込まれてた?
[疑問の答えに周囲が悪いような言い方で返したり]
あ、うん。
鬼役にしてもらうようにダチに頼んだんだ。
[さらっと何か言った]
いや、何年か前に自分から入ったらしいんだが。
[「らしい、ってなんだ」という突っ込みが横からあったのはスルーした]
……て。
[さらっと言われた一言に、呆れたように瞬き一つ]
……正気か、お前。
あ、そうなんだ。
自分から入ったんじゃ手伝わなきゃね。
[うんうん、と一人頷いた。呆れるような相手の様子には首を傾げて]
へ? 何で?
俺はいつでも元気いっぱい正気も本気だよ!
[意味不]
うむ、そうかも知れんが。
……鬼一回やった後、「もうやらん」と言ったから、除名されたんだとばかり。
[事務手続きがされていないので、除名にはならなかったらしい。
委員会的には、また鬼をやらせたくて残しておいたのかも知れないが]
いや、だって、お前。
……鬼役の仕事、わかって言ってるか?
[なんか、心配になったらしい]
あれ、ゼル先輩も鬼やったことあるんだ。
口頭だけじゃ契約関係は成立しないって親父が良く言ってるよ?
[合ってるような合って無いようなことを言い。続く言葉には一つ頷く]
うん、他の奴らが追いかけて来るから逃げ切れば良いんだろ?
バトル仕掛けられるらしいってのはさっき知ったけど、捕まらなければ良い話だし。
[そう言う風に落ち着いたらしい]
ああ、三年前にな。
……死ぬかと思ったが。
[ふっと、視線が泳いだり]
そうか、んじゃ、今回の祭事が終わったら委員長に突っ込みに行くか。
[とか言いながら、また忘れる可能性も高いのだが]
まあ、最後まで逃げ切れば、委員会から色々と出るが。
先回りして、逃げ道潰すヤツもいたりするから、中々思うようにはいかんぜ?
[経験談のようだ]
え、死ぬ目に遭うの?
[視線を泳がすゼルギウスに暗翠が瞬いた。委員長への突っ込みには「それがいーよー」なんて返しつつ]
あ、何か出るんだ。
何出るんかなー。
逃げ道かぁ。
潰されたら切り開けば良い話だよね。
[にぱりと快闊な笑みを浮かべる。移動魔法が得意であるが故の自信だろうか]
時と場合と相手によるな。
なんとしても落とす、というつもりの連中は、加減を度忘れしたりもする。
[瞬く様子に、視線を戻して淡々と説明し]
それなりに、いいものは出してくれるから、まあ、苦労には見合うな。
……ま、そうとも言う。
[快濶な笑みに、肩を軽く竦め。
ちなみにこちらは、攻撃力でぶち抜いたクチらしい]
4人目、火炎学科4年 ユリアン がやってきました。
─中庭─
[冬の寒い中でもその枝葉を絶やすことなく在り続ける世界樹の子
その枝のひとつ。そこで昼寝をする野郎が一人
寒空の中、気持ちよさそうにすぴすぴ寝ていたわけだが、そこへばさばさと空から舞い降りて来る影ひとつ
それは漆黒の羽を持つ烏。ユリアンの頭上に陣取りじぃと彼を見下ろしていたわけだが]
「ずごしゃぁぁぁっっ!!!」
いっっっったぁぁぁぁあぁぁっっ!!!?
[眉間に嘴による容赦なき一撃がクリティカル。こうかはばつぐんだ]
あー、そう言う奴らかぁ。
なるほど結構危険なんだな。
『アンタじゃ直ぐに潰されるわよ?』
そんなことねーよ。
俺だって使えるのは移動魔法だけじゃねーし。
『防御魔法はろくに使えないけどね』
煩いなぁ。
[説明を受けて納得したものの、灰銀に突っ込まれてご機嫌斜めに]
見返りについて聞かないで申し出たけど、鬼役になれたらそれも楽しみにしとこーっと。
もちろん目標は逃げ切り!
[ぶぉんと拳を天に突き上げた]
[いてぇいてぇ言いながら暫く身悶えていたが、涙目で惨状の原因を睨みつけると]
空(ウツホ)、てめぇ起こすなら穏便に起こせと何回言わせりゃ気が済むんだ、この鳥頭。焼き鳥にすんぞゴルァ
「その穏便な起こし方では、1億と2千年経っても寝ていかねないでしょうがご主人は」
ぐっ……ん、んなことねぇよ。俺だって起きる時は起きてるだろうが
「起きない時はひたすら寝ていますがね」
ぐっ……うぎぎ
[空の反論にぐうの音も出ず、目線を逸らして]
…………ん〜?
[そこで下に居る人物に気付く]
[上から聞こえた声に、一瞬真紅をそちらへ向け]
わりと、負傷者もでるな。
そういうのは、生命学科の実習に使われるわけだが。
『……あなたは、負傷者を出した方だったわねぇ』
[さらりと言った所に、水晶龍から突っ込み一つ。
それに、そうだったか? と惚けて見せて]
まあ、逃げ切り目指して突っ走るのも、楽しいか。
……菓子持った女子の執念はかなりのモンだが。
[拳を突き上げる様子に、「若いなあ」なんて考えているのは秘密。
21歳の思考としてどうなのか、というのはさておき]
導師ら何でもかんでも実習にするよな。
確かに丁度良くはあるけど。
[水晶龍から入った突っ込みを聞くと、「へーへーへー!」と面白げに笑う]
…菓子持った女子?
あ、そういやそれもあるのか。
鬼を捕まえたら願いが叶う、だっけ?
女子相手に攻撃魔法はあんまり使いたくないなぁ。
けどそう言う奴らの方が見境なくなってそうだ。
[突き挙げた拳を下ろして胸の前で腕を組んだ。「むぅ」と唸りながら考え込む]
んん〜〜。あ〜れは〜っと
[そう呟くと、ひょいっと枝から飛び降り、自由落下
そして、着地の瞬間──地面が僅かに爆ぜる
黙々と上がる粉塵。そこから現れた彼は]
ぃょぅ。ゼルギーじゃん。何してんだよこんなとこで
ってうわ、視界が真っ赤だこれ
[額からまだ血がダラダラ出ているわけで]
使えるものはなんでも使え、って事だろう。
[妙にしみじみと頷きつつ]
ああ、それだそれ、その学院伝説。
それを狙って追ってくる女子の執念は、半端ないぞ。
[考え込む後輩の様子に、くく、と笑い。
……直後、落ちてきた姿に、ゆっくりと瞬いて]
……何してる、って、そりゃ、むしろそっちに問いたい。
何を流血の惨事起こしとるか。
[ゼルギウスに声をかける流血の人を見て、今度はゼルギウスに暗翠を向けて。知り合いかなー、なんて交互に二人を見ていたり。
ゼルギウスの返答には]
導師らが教育熱心だってことはよーく分かった。
[半分厭味]
ぽいなー。
でも理由はどうあれ、女子に追いかけられるのって悪くない気分かも?
こう、求められてる感じで。
[へらりと笑って言った。灰銀は呆れかえっていることだろう]
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