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─ 第二階層 第一実験室・作業室 ─
[実験室に入る時と同様、登録認証を行って作業室へと入る。
中にも同僚が数名居て、自分に気付くと軽く挨拶をして来た]
そっちの経過は?
……そうか、俺の方もやり直しだ。
こいつらには一般的な知識が通用しにくい。
俺達には薬の物が毒になるかもしれんし、その逆もあり得る。
些細なことでも全て試してみた方が良いだろう。
[それは何万回と言った作業を繰り返すことに他ならない。
自分の話を聞いて同僚は表情に辟易したものを浮かべていた。
未知の生物の謎を解明するのは地道な作業なのである]
サンプルRC1の細胞増殖はどうなってる?
またシャーレの中で指が出来てたりしないだろうな。
[食事休憩に入る前に同僚に意見を頼まれた実験についてを訊ねる。
生物関係については一目置かれているため、その分野に関してはチーフ的な存在とされ、指示を請われることも多かった。
捕獲した未開地の生物から採取した細胞。
それを培養すると細胞塊とならずその生物の組織になってしまうと相談され、助言を与えていたのだが]
………C'mon up.
再生力が強いってレベルじゃねぇだろ。
[案の定組織になっていたようで、呆気に取られるような声が漏れた。
その経過を聞きながら、口許を隠すように手を当て、親指で顎鬚を撫でて。
次にすべき事を思案し、口にした]
指に分化した時間を記録しておけ。
多能性幹細胞様の状態じゃないと移植実験もままならん。
後は分化に必要なシグナル分子が何なのかをチェックしろ。
それを除去出来れば多能性幹細胞様の状態で維持出来るはずだ。
シグナル分子の除去が難しい場合は……遺伝子レベルから攻めていくしかないな。
再生医療の発展に使えるかと思ったが…やはり一筋縄では行かんか。
[短く唸るような声。
バンダナの下では眉間に皺が出来ている。
その後も細々としたやり取りを同僚として、ようやく自分の作業へと取り掛かった。
実験器具を操作し、その手技や経過状態をデータベースへと記載していく。
しばらくは誰とも会話をせず、一段落するまで作業室で実験作業を*繰り返した*]
―― 第三階層 廊下 ――
[シャルシャルと旧式の掃除機の音がする。
片手で気が抜けたように機械を廊下の端からかけていく]
……っつか、何で輸送船に研究設備?
わけが分からない。
あ〜あ、これが客船ならまだモチベ上がるのに。
[何度目か分からない大きなため息1つ]
……愛しいあの人、シャーレに夢中〜♪ ――なんてね。
[この間までいた惑星で流行っていたCMソングの一節を少し改造して口ずさんでみた]
―― ん?
[ちょっと少しメロディーを忘れかけていたらしい。
途中、自分の唄に違和感があった]
シャーレに夢中〜♪ ……夢中〜♪
……どうだったっけなー……正直、悔しい
[正しい歌詞でもないのに、何度も満足するまで繰り返しやり直していた。もちろん、掃除の方はいいだけ気もそぞろ]
─第二階層・食堂─
[たん、とん、とリズムを刻むように廊下を進み、たどり着いた食堂。
セルフサービスのサーバーでコーヒーを淹れてほっと一息]
ん〜……コレもコレで美味しいんだけど、やっぱりちゃんと淹れたの飲みたいなぁ。
まぁ、あれもこれも、向こうつくまでの辛抱かぁ……。
[などと呟きつつ。
髪の一部をくるり、指に絡めとる]
7人目、通信士 ノブ がやってきました。
─第一層・管制室─
『 ......Mais.
A tempestade ocorreu no percurso não tinha certeza.
Isto irá seguir a rota do navio como o planejado.
Boa viagem. 』
[通信を終えて視界の端を確認する。
休憩時間のサインはもう大分前から出ていたらしい。
続けて引継ぎアイコンに触れ、登録情報の照会作業に入る]
ホープスター号 従業員 No.******
■Name:Nob Oswald Voland Akatuki
■Race:demi human
■Age:28
■Section:operator
----------
[確認アイコンに触れると画面は徐々にブラックアウト。
眼鏡に繋いでいたコードを外して座席を引いた]
はぁー、つっかれたー。
エリカちゃんにもまた置いてかれちゃったか。
[シフトの近かった同僚の姿が見えなくて肩を竦める。
バキボキベキと音が鳴った]
―第二階層・通路―
おっと。
[階層を降りて通路に出たら何かが近くに来ていた。
邪魔になるなら避けようとして、うっかりバランスを崩しフラついた]
─ 第三階層 第一実験室・前室 ─
[作業を一通り終えて実験室の前室へと戻って来る。
先程まで居た同僚は休憩に入ったようで、前室に姿は無かった。
煙草に火をつけ口に銜え、近くにあるソファーへ腰を落とす。
足を組んだところで研究用端末がデータ受信を告げるアラームを奏でたため、意識はそちらへと向いた]
………………。
[差出人は研究責任者、宛先は自分。
内容は研究責任者が現在担当している実験についてのものだった]
……俺に聞くのかい、これを。
生物は専門だが、全てを知ってるわけじゃねぇぞ。
[煙草を銜えた状態で、バンダナの下で眉根を寄せる。
しばらくデータを眺めた後に、端末を操作して研究責任者に対して返信を書いた。
直ぐには返答出来ないと言う短いものだったが]
実際に目にしてみないと何とも言えんな。
後で経過を見せてもらうとするか。
[送られてきたデータを自分専用のフォルダに保存すると、短くなった煙草を灰皿に押し付けソファーから立ち上がる。
珈琲を一杯飲んでから研究責任者の下へ向かおうと考え、実験室の出入り口の前へと立った]
―第一階層・船長室→廊下―
[そもそも事故のことや祖父母から自分達が引き取ると言われた事情を上官にもれたことからこの仕事を引き受けることになった。
本来ならば仕事の場に子供を連れて行くことに抵抗もあったのだが、任務内容に大きな危険も見られないことからとの判断を言い渡されていた。
自分が子供を心配し戦場に出れなくなることを上層部が危惧したこともあるのだろうと解釈はしている]
『それから例の君の子供、どうにかならないのかね?
こないだは立ち入り禁止のところに行こうとしていたと報告も入ってるのだが』
それは、申し訳ありません。後でちゃんと言い聞かせておきます。
[最後にそう答えて、一礼をすると船長室を後にする。
廊下を少し歩き船長室から離れると]
はぁ…あの年の子供が素直に大人しくするわけないだろうが…。
服装だってはじめに軍の人間だってわかるように軍服でいろって言ってたくせに…
[ぶちぶちと文句をたれながら歩いていた。
自分の存在が快く思われていないことがはっきりと感じられる]
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