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[大事なものをきっちりとしまった後、ゆっくりと立ち上がり]
そういや、腹がすいたねえ……
[捌いたものと仕入れたものの確認をしていれば時間を忘れるのもいつものこと。
食堂に向かうか、とゆっくりと部屋から出て行った。]
[宿帳には以下のように記載されている**]
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■名前:イレーネ・ヘルトル(Irene Hertl)
■年齢:30代
■職業:行商人
■経歴:黒曜石の産出が再度始まるすこし前から村にやってくるようになった行商人。
今迄村に来ていた商人から引き継いだ。村人とはそこそこ顔見知りのつもりだが、話しかけてこない村人などとはあまり口をきいたことはない。
基本的に村で作ることの出来ないたぐいの香辛料や食料、嗜好品などを持ってきては売りさばき、村の特産品を仕入れている。
村に来るのは毎年一回、半月ほど滞在している。
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7人目、元歌姫 エルザ がやってきました。
[幾度とない発声の動作も、やがて諦めて溜息を吐くのも、いつもと同じだった]
……なんでもない。
ご飯の用意、しないとね。
[丁度姿を見せた父親に何をしていたのかと問われ、困ったように笑みを浮かべ、首を振る。
出るのは低く掠れた声。
幼い頃の快活さも、“歌姫”と言われた頃の美しさも欠けた、望まない音]
[彼女についての記述は以下の通りである**]
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■名前:エリザベータ・ベルツ(Elisabetha=Bertz)
■年齢:25歳
■職業:元“歌姫”
■経歴:元は村人。10歳の頃に両親が離婚し、村を離れる母親に連れられて行く形となる。
その後ある街で歌い手として名を馳せたが、事故(詳細は明かされていない)により歌うことが出来なくなり、療養と称して2年前に帰ってきた。声が出ないわけではなく、日常会話程度は可能。
現在は父親と2人暮らしで、村の仕事の手伝いなどをしながら生活している。
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―食堂―
[宿でもたのめば食事を用意してくれるが、村の食堂を利用するほうが多い。
人との交流というのは莫迦にしたものではない、というか行商などは交流しなければ出来るものではない。
すこしきしんだ音を立てるドアを開いて食堂へと足を踏み入れる]
こんちは。
[店にはいると同時に挨拶しながら店内に視線を流す。
ヘルムートがいるのが見え、彼がこちらを向いたのならひらひらと手を振る]
Aセットを頼むよ。
[カウンターの向うにいる店主にメニューも見ずに声をかけて、空いている席に座る。
肉料理がメインのセットがでてくるまでしばらくかかるだろう]
8人目、伝承学者 オトフリート がやってきました。
─ 自宅二階・書斎 ─
……ん……あふ。
[本のページを捲る合間に、零れ落ちるのは長閑な欠伸。
睡眠不足は研究の敵、と。
わかっていても、ついつい深夜の資料漁りに没頭してしまうのは、学者の性で]
ううむ。
ここは、眠るか起きるべきか……さて、どうしたものか。
[開いていた本に栞を挟んで、ぱたむ、と閉じて。
傍らの山の一番上に置きながら、思案を巡らせる。
村外れに住む、変わり者の伝承学者。
彼の日常は、大抵こんな感じだった]
[折よく探していたモノは手に入れることができた。
庭で栽培もしているが、すべてを賄うのは難しい。]
今のところ怪我人が出るほどの騒ぎは起こっていないし、急ぐ必要もないとは思うけど。
ああいうものは突発的なものだから… 何とも言い難いところがね。
[ザックを背負いなおして村へと足を向けた。]
― →食堂 ―
[母が存命中は、足を運ぶことなどまずなかった場所だ。
1人になって無精になったのかなと思わなくもない。だからと言って自炊に手間をかける気が起らないのも事実だったりはする。
扉を開くと中へと声をかける。]
こんにちは。
[さほど広くもない食堂の中は、ちらほらと知った顔が見える。
採掘が再開されたとはいえ外部の人間はそう多くはない。]
[役場に提出されている記録には、こんな内容が記されている]
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■名前:オトフリート・アイフェ Otfried Eiche
■年齢:28歳
■職業:伝承学者(の皮を被った雑学者)
■経歴:5年ほど前に、ふらりと流れてきてそのまま居ついた伝承学者。
伝承以外にも生物学やら天文学やら、色々と手を出しており、知識幅は無駄に広い。
このため、村では何かあった時の便利屋的な扱いもされているが、当人は一向に気にした様子もなく、村での暮らしを楽しんでいる模様。
誰に対してもけらっと明るい態度で接するため、逆に警戒される事もしばしばある。
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─ 食堂 ─
[窓際で食事を取っていると新たに客がやってくるのが見えた。
瞳を向けると、それは短い間だけこの村にやって来る行商人>>21。
在村中はこの食堂で顔を合わせることも多く、知らぬ相手ではない。
手を振られて、虚ろな瞳を細め、笑みに変えてそれに応じた]
ご馳走様でした。
[食事を終え、いつものように食器をカウンターまで運んで。
もう一度、行商人──イレーネへと視線を向けた]
こんにちは。
また、いらしてたんですね。
― 食堂 ―
[料理がくるまでの暇をぼんやりとすることでつぶしていれば、食べ終わったヘルムート>>26の声に視線を向け。
にやりと笑みを返す]
夏の間はあたしが来る時期だろう?
そうそう、前に来たときにあんたの作品を幾つか買っていったが、他所で結構な値段で売れたよ。
[ヘルムートに答えている間にようやく料理がくる。
料理がくるのと、新たな客>>24が店に入ってくるのはほぼ同時だった。
聞こえた声に視線を向ければ、村の薬師の姿]
やあ、リーゼロッテ。
[ひら、と手を振って挨拶を返す。
商品として薬の材料を渡すときは屋号で呼ぶが、こういう場でであったときは名前で呼ぶのはいつものことだった。]
─ 自宅二階・書斎 ─
……いずれにしろ。
食料調達は、しないとならんか。
確か、備蓄がそろそろ底を尽く。
[しばらく悩んだ後、出したのはこんな結論。
その結論に従い、立ち上がろうとして]
あー……しまった。
また、階段への道が……。
[崩れた本が違う山を崩して起きる、連鎖反応。
中にはそれなりに貴重な古書もあるというのに、それに対する配慮などは見えず。
ただ、見事に埋まった扉までの道に、ため息をついた]
……仕方ない……非常口から、行くか。
─ →村の通り ─
[非常口、それ即ち窓。
書斎のそれは、決して大きくはないのだが、ぎりぎり、すり抜けるくらいの幅は開く。
そこから、ひょい、と。
物凄く軽いノリで飛び出し、裏庭へと着地する。
書斎の窓下に当たる部分には、少し小高い築山が作られており。
表面に生えた柔かい草が着地の衝撃を受け止めた]
……さて、それじゃ、行くかぁ。
[よっ、と言いつつ立ち上がり、村の通りへと出て歩き出す。
片付けの事とか、そんな事は、全く気にした様子はなかった]
―食堂―
[かけられた明るい声に軽く会釈を返す。]
もうそんな時期、か。時間の進みは早いね。
今年はどのくらい滞在されて?
香辛料の類を少しお願いしたいと思ってたんだけど。
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