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ロランは旅人さんの話し、知ってるのかな。
[きょろり、と広場を見渡しても車椅子の姿は見えない。
ロランの家のほうを見て、窓が開いているのを見つけ]
ちょっといってくるね!
[広場にいる人に手を振って、歩き出した]
[窓縁に凭れ、肘を着く様にして外を見ていた。
ふわふわと柔らかそうな髪を揺らして近寄る少女へと、
何時もの胡乱げな、眠そうとも揶揄される視線を向ける]
カチューシャ。
[ひとことに無愛想と言えるだろう表情。
長く共に過ごす者達には、不愉快な訳ではないと知れるだろう]
騒がしいな。
[が、決して上機嫌では無いのもまた、伝わるか]
6人目、 イヴァン がやってきました。
―― 村外れ 墓地 ――
……よし。
[柔らかな土を古びたしゃべるでならし終わるとそう一息ついた。傍ら、新しい土色が見える幽かな土塁の横に、ざしゅっとそれを突き刺し立てる]
あんたの宗派は知らないから、不満があるかもしれないが許してくれよ。あのままよりはなんぼかマシだろう。
[村の外れの墓地。その墓地の外れに作った簡素な墓。
ほぼ森に呑まれたその場所で、帽子を取って胸に当て、その場で軽く黙祷をした]
…だから、今、悼んでた。
[少し口を尖らせる。話しは聞いた、と、眉を寄せた。
トン、と膝の上の本を指で鳴らすのは、音だけが外へと届いて]
獣の仕業だろ。
――火でも炊くと良いかも。
…後、夜の戸締り。
[口内で転がす風の、いつもの喋り口調で言葉を落とす。
チラチラと視線は広場とカチューシャ、そして膝へと行きつ帰りつ]
―― 墓地 → 広場 ――
[一通り済ませれば、道具を担いで村中へと戻っていく。
自分の畑の隅で発見された遺体。残る傷。
事情を知った知己から噂は広がっているのだろう]
…………
[周囲をいつもよりちらりちらりと見ながら歩く]
狼よけをもういちど見ておこう。
[ひとりごちると広場に到着した。
幾人かの人影が目に入る]
今、済ませてきた
[端的に報告した]
――そっか。
[部屋の中から聞こえた小さな音に、彼が旅人から受け取った本を思い浮かべて小さく頷いた。
窓の傍で立ち止まりまっすぐにロランを見る]
やっぱり森の狼さんたちなのかな……
うん、そうだね……火とか、戸締りとか、みんなに伝えておくね。
[ロラン独特のしゃべり方には慣れている。
広場のほうを見る視線にまかせてといわんばかりに頷いた]
――ねえ、ロランはさ……
[考えるように紡いだ言葉は、途中で途切れ]
えと、そうだ。
キリルがお花見したがってたから、お花見は出来ないけどお花見の料理だけ作ろうと思うんだ。
ロランもいる?
[言いかけた言葉は飲み込んだまま。
違うことを問いかけて、どうかなと首をかしげた]
[広場にまた増えた人物の影を見て、目を眇める。
視線はまたカチューシャへと注がれて、烏色の髪を揺らした]
俺は、……――何…?
[消えた問いへと、言葉重ねたのは続く彼女の声でかき消された。
視線はまた広場へと移してから、小さく、頷く]
…――――食べる。
[彼女の料理が旨い事は、良く知って居たから]
[返ってきて当然の疑問にはなんでもない、というように首を振った。
ふわふわと落ち着きのない髪が大きく揺れる]
わかった。
じゃあロランの分も用意するね。
お花見しにはいけないけど、広場の花壇の傍で食べよ。
[にっこり笑って、あのへん、と広場にある、花が咲きほころんでいる花壇を示した]
なら、兄貴のことはボクがこの手で殺してやるよ。
[だから、ふんと鼻を鳴らして笑ってやる。
手を伸ばして、首を絞めるフリまでつけてやった。
そんなことで動じる兄貴でもないのは、知っているけど]
うん?ロラン?
ああ、そうだね。それじゃボクも──…
[カチューシャがもう一人の幼馴染を気にするのに、振り返る。
踏み出した足が止まったのは、もうひとつ声が聞えた所為。
ボクは、自分の顔が綻ぶのを感じてしまう]
…ん。
[花壇、と指差される方向へと視線を向ける。
綺麗に整えられている花々が、風にゆらゆらと揺れていた。
自分と同い年の幼馴染が髪と同じ烏色の眸へと映り込む。
ロランはまた目を眇め、ゆっくりと首を傾けた]
――俺も、外に出るよ。
[人が集まる様子に、膝に置いた本を机の上へと置いて。
キィ、と甲高い音をたてて、車椅子の車輪を片手で回し
一度窓枠から離れてドアへと向かおうと、半身を俯けた]
7人目、 ミハイル がやってきました。
[物音を立てないよう、慎重に。
身を屈め、息を潜め…。]
(…動くなよ……。)
[狙いを定めて―――]
――――パァーーーーン!!!
っし!よーしよしよし。
[持っていた猟銃を背後に回し、ガサガサッと大きな物音を立て、そこへと走り寄る。
仕留めたのはそこそこに大きな鹿。
今夜の夕食は、豪華なものになりそうだ。]
―― 広場 ――
[キリルがこちらにぱっと振り向き駆け寄ってくる。
あまり快くはない作業の鬱屈が残る表情が、少しほころんだ]
そんなに重労働じゃあなかったから大丈夫
[彼女の足取りが鈍くなり、見上げてくる視線が絡む。
物騒な台詞は耳に入っていなかったように、その瞳の色を狼への不安だと見て取った。安心させるように少しかがんで笑う]
それがいいね。きっとあの人は喜ぶと思う。
ただ花を森の奥まで詰みに行くなら声をかけて欲しいな。
[ちらりと横目で村の外に広がる森を見る。
見た遺体のせいかなんとなく狼がざわめいているような気分になっていた。そちらに向ける視線は彼女へのものよりも少し厳しい]
うん。でも、ね…。
[少し眉を下げて首を傾げる。
女の子っぽくないだろうと思うボクにも、イヴァンは優しい。
こんな風に屈まれると、
ボクも、自分が女の子らしく思えて少し落ち着かなくなる。
そわと斜めに視線を逸らしかけて、半分失敗して頷いた]
そうするよ、大丈夫。
庭の…花の枝とかどうかなあ。あの人も綺麗だって言ってた。
満開になるところを見たいって言ってた、だから。
[言葉がいつもよりも出しにくくなる。
もう一度うんと頷いて、それからも一度、つい笑った。
嬉しくなってしまったんだから、仕方ない]
[机を避けて部屋内をゆっくりと移動して、
玄関を出るにはやはり少し、否、多少時間がかかる。
カチューシャが頼まない限り手を出さない事、
それが彼女なりの気の遣い方である事も、良く知って居た]
…――んっ
[玄関の凸凹は何時まで経っても慣れる事が無い。
眉を寄せ眠そうな何時もの表情のまま、ガタリと音を立てた]
人狼の噂か?
[広場に広がる人達の会話は、と、続く言葉紡ぐ事無く
隣に並んで戻るカチューシャへと問いを置く]
―森―
[獲物を抱えて集落への道を辿る。
遠巻きにこちらを伺うような視線。
銃を見せつけるようにして、歩みを進める。]
…いくら血の臭いがするからって。
[あの銃声を聞いていなかった筈はないのだが。]
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