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─地底湖─
……。そっか。
[一つ目の答え。
抱きついて来た彼女>>9の頭を撫でる為、僕は右手を持ち上げます。
人狼の可能性が無いわけじゃない。そうは言いましたが、泣いている子を放っておけるわけがありませんでした]
皆、なんだ……
それは、怖いね。……。
[村の人たちも例の事件について知っているだろうことを、2つ目の答えから察せました。
そうでなければ、僕より幼い彼女がそんな理不尽な目に会う理由がありません。
抱きつかれたまま、頭を撫でながら、僕は少し考えて]
えっと……僕ね、暫く宿屋に泊まろうと思うんだ。
戻りたくないなら、ロミもそうしない?
[一つの提案をしました]
─ 宿屋 ─
……状況把握するのは、わるかないだろうが。
刺さるモノがあるのは、覚悟しとけよ?
[村の様子を、というアーベル>>10に、ごく軽い口調で告げる。
深刻になるのを避けたのは、ノーラの精神状態を慮っての事だが。
翠に宿る、疲れたような色を見たなら、視線の刺さり具合は察しもつこうか]
……取りあえず、昨日も借りた部屋、空いてるか?
しばらく、そこに厄介になるわ。
[それから、問いかけるのは、部屋の空き状況について。**]
……呪い。
それは、どんな伝承なの?
[普段なら伝承などと言われて、物語として興味を持っても、真剣に取り合うことはないだろう。
けれど今、ゲルダがひどく大切なことを告げようとしている気がして.
力なく紡がれる言葉の続きを促す]
やれることをやるしかないかしら?
[別に義理も義務もあるわけではないが、協力しない理由もない。
あれこれをひとつのバッグにまとめ、残ったものを元の荷物へと戻していく。
バッグを肩掛けにすると、自室を出てアーベルか女将の姿を探す。
そこそこの体格と比べれば少し大きめのバッグを肩掛けに、うろつく黒ローブ姿は怪しいとかそんなレベルのものじゃなかった。
一緒に宿屋にいた人たちの目にもすぐにとまることになるだろう]
─ 広場/中央樹 ─
袖を……?
パラッシには美味しい果実か何かに見えたのかしら。
[くすくすと楽しそうに笑いリスを見遣る蒼が
掲げられた左袖へと向いて、瞬く。
薔薇があしらわれた青の丸ボタンにふっと細まる双眸。
エーリッヒからの頼まれた其れは大事な思いいれある作品の一つ]
あら、そうなの?
――…億劫、って。
もしかして、具合が悪いの?
[楽しげだった表情は案じるようなものへと変わる]
わ、私が聞いた、で、伝承、では…
ひ、人が、の、呪いを受けて、人狼に、。
その、つ、爪で、ふふふ深いき、傷を負うと…
感染、す、するのだ、と…
[この洞窟に移って来る3年前よりもっと前。
住んでいた村で聞いていた伝承は、古い。
尤も、幾らでも似て非なる伝承もあるのだろうが]
…だ、だから…簡単、には、見つけら、れない。
んー…、わかった。
[相手の瞳に宿る疲れたような色>>21に、察した表情になり。]
うん、空いてるよ。
わかった、はい、鍵。
[ぽん、とライヒが昨日使った部屋の鍵を渡して。]
…やれる事、ですか?
[ベアトリーチェの言葉>>23に不思議そうに数度、眼を瞬かせた。]
厨房、となべ、借りてもいいかしら?
[バッグを見せながら]
なべを買い取るお金はちゃんと払うわ。
[つまり無事に戻らないことをすると、バッグの中身も見えるものは料理の食材などではなく、
100人に見せれば100人が黒魔術や魔女という単語を思い浮かべるだろう]
─地底湖─
……うん。
じゃあ、大丈夫になったら、準備しに行こう。着替えとかもいるしね。
僕もまだだから、ついて来てもらうことになっちゃうけど……
[頷いた彼女>>24に、僕は人差し指を立てて言いました。
女将さんは何人でも大丈夫と言ってくれていたし、1人増えたってきっと問題はないはずです]
……他の人が怖いなら、僕の腕に掴まって、目を閉じてたらいいよ。
ちゃんと、連れてってあげるから。
[そうして彼女が歩けるくらいまで落ち着いたら、僕はもう一つ提案をします。
家の中までは無理でしょうが、もし望まれるなら、住居や宿までの道はそうしてあげる心算でした**]
感染か……。
まるで、黒死の病のようだね。
成る程、それなら確かに、簡単に見つけることは出来ないか。
[人狼がどこから来たのか――それを明らかにする伝承は初めて耳にしたような気がして、小さく瞠目する]
でも、病のようなものなら
治療する方法も伝承に残っていたりしないのかな。
………爆発は、させないでくださいよ。
[少々悩んだ後、ベアトリーチェ>>29に告げたのは、そんなこと。
厨房が爆発したとあっては、色々と死活問題だ。]
き、牙、だ、だったかも。
[少し曖昧な記憶を辿りつつ。
続いた相手の言葉に、無表情に驚きが掠めた。]
…ち、ち治療。
き、聞いた事、も、か考えた事も、
な、無かった…
[視界に黒いフードが見えれば視線も奪われるが。
ミリィの言葉にはやはり、驚きを隠せない]
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