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……いや、びっくりしたのは俺だから。
[はあ、とため息をつきつつ、答えて]
いや、なんか……。
また、何か、起きるのかな、って、そう思って。
[どうにか大事に至らなかった事に安堵しつつ。
ふと、広間の緊張に気づいて、何事か、と話題の中央に視線を向け]
そう。
教会によって作られて、流れ出してしまった因子。
[当時は言葉の意味なんて分からなかった。
それでも自分がその当事者となってしまえば]
たとえ望むと望むまいと。
人と、場所と、時が揃えば動き出す、システム。
[何かを手帳に描くエーリッヒを見つめたまま。
止まってしまった言葉を継いだ]
ぼーっとしてるほうが悪いんだって。
[自分の不注意は、棚に上げた。
体勢を立て直して、窓の外を見た。黒と白の世界]
何か、ねえ。
起きないで欲しいけれど、ね。
っていうか、僕の御飯
[ない、と言おうとしたところで、一転した室内の空気を感じる。
視線を向けても、何をしているかは捉えられないわけだが、自然、そうした]
必要悪…。
[囁かれる会話の意味が頭に浸透するまでに、酷く時間がかかった、気がした。]
必要悪、なんて作って、どんな意味が…。
[ぽつりと呟く。][視線はエーリッヒと、イレーネと、他の人達の間を揺れて。]
[程なく描きあがる、ノーラの肖像。
やや寂しげな笑顔を浮かべたその姿をしばらく見つめる。
指先にペンを刺し、その指で触れる。
すっと薄れて、ページは白紙に。]
……教会、が?
教会が、何のためにそんなものを…?
……わたくしは、何も知らない……。
[恐らくは、今は捨てられた古き因縁なのだろうと]
[そうは思うけれども、教会がそのようなものを作るとは信じがたく]
因子?教会?システム?
[イレーネが呟く言葉をしっかりと理解できたわけではないため、疑問を口にしながらだが]
スティグマってのも神のしるし
教会からの権威の象徴…とかさっきいっていたよな
[共通する面を口にしながらも、エーリッヒが、ノーラの肖像をかきあげたのを見ていたが、何かしたのか、白紙に戻るのを見て不可解そうに顔を顰める]
[ナターリエの言葉が聞こえる]
[彼女を見る]
俺も知りませんでした
[嘘は簡単に口からこぼれた]
[心の奥に真実を]
[見抜かれることはないだろう――まだ]
…一体、どういうことなんでしょう。
教えて、いただけませんか?
……夕飯は、多分大丈夫。
[途切れた言葉に律儀に答えつつ。
交わされる言葉、語られる言葉を、静かに聞いて]
……教会……。
[掠れた声で、小さく呟いた]
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