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― 2階・自身の客室 ―
[やがて開く掌には、一柱による跡が赤く刻まれていた。
じっと、視線を落として。
それをポーチの中に放り直して、腰に再び据えて立ち上がる]
……もう、迷うまいよ。
これでは、きっと笑われてしまう。
[サイドボードに放り出したままだったスケッチブック。
殆ど進められていないが、それを手に部屋を出て]
[3階にあるヘンリエッタの部屋の前。
呼んでも返らぬ声に眉根を寄せる。
泣き疲れて眠って居るのか、それとも此処にはいないのか。
前者であれば邪魔になってしまうだろうからと、一時身を引く]
[後、食事の折にふと思い立ち、ネリーに尋ねることもあるだろうが。
時を逸してその日は扉を潜る事も適わぬままに]
― 2階・自身の客室 ―
[そうして訪れる夜、深夜。
一柱を掌に転がし、一人思案に暮れる]
[真実を暴く相手。疑う相手。
今は誰も彼もが疑わしく、確証は掌の中にしかない。
けれど叶うは一夜に一人]
……すべてを晒せればいいのに、ね。
[小さな愚痴を零して、掌の奥へと仕舞い込む。
額に押し付けるように拳を当てて。
思考に揺らめくは、――赤い髪]
[ゆっくりと離し、開く。
一柱は仄かな白い光を静かに零していた**]
……そうか。『彼』も、人狼ではないんだね。
― 廊下 ―
殺してやりたいのは山々だがな。
残念ながら今は決定打と手段が無い。
[胸を張る仕種に小さく鼻を鳴らす。
冗談のように物騒な言葉を続けて]
……まったくだな。
此処に“能力者”でも居れば楽なのだが。
[窓の外へと横目を向けて]
ふん。
野蛮な女だな。
[皆殺し、それを悪くないと言うのにも然程動じる様子は見せず。
少しの間の後]
……やれるものならやってみるが良い。
[いつも通りの不遜な物言いは次に死ぬ>>15に反応したものか、それとも。
それでも出された茶はきちんと飲むし、何だかんだで食事も頂くのかもしれない。
相手が背を向けるのと同時、窓から身を離した**]
― 台所 ―
[台所は幸いといっていいのか豊かだった。食材が運ばれたのがつい最近だったおかげでしばらく困る事もなさそうに思う。
湯を沸かし、3日はもちそうな野菜たっぷりのスープを大量に作った。作りながらふとレシピを教えてくれた料理長の顔を思い出すと笑ってしまった。
それから肉を切って焼いておいた。これ食べれた奴が人狼でいいかな、などとは半ば冗談だったが。パンとチーズも出しておく。残念ながらセロリ料理は思いつかなかったので断念した。]
あ。
[途中でふと手を止めて。]
しまったー。毒はないや。
[あったら楽だったのにね、とは心底残念そうに呟いた。]
― 翌朝・客間 ―
おはようございまーす。
オードリーさーん。朝食どうします?
[前日調子が良く無さそうに見えたのかあるいはただの気まぐれか。翌朝はじめに朝食の有無を尋ねにオードリーの部屋を訪ねた際、扉の向こうから微かに漂う血の匂いに、扉を開けた。]
……あらら。
[目の前に広がるのは赤い色。赤い色を擦った床を踏み近づいて、傷口を見ればそれは人狼の仕業と呼ぶにはお粗末な代物だった。]
これ本当に人狼?
[微妙な顔をして首を捻る。しばらく考え込んでいたが、傍らに屈むと虚ろに開いたままの瞼を下ろした**]
─ 2階・客室 ─
[結局、父の弔いにも参列せず、ネリーが用意した食事>>23も客室で取ることになった。
ヘンリエッタがそこから動こうとしなかったのが主な理由である。
出された料理も、口にしたのはスープのみ。
栄養たっぷりに浮かんでいた野菜はほとんど残した。
スープにより身体が温まり、少しだけ動く気力が湧いてきた。
寝る時は自室へと戻ることになったが、その移動の際、ヘンリエッタが小さく呟く]
……ネリー……
おとう、さま……なんで……
[問いかけを言い切ることが出来なかったが、父が死んだ理由を問うていると言うのは伝わることだろう。
その問いにはっきりとした回答は得られたかどうか。
曖昧にされるにしろ、答えを聞いた後、ヘンリエッタは唇を噛みしめて耐えるようにしていた]
─ 3階・自室 ─
…ネリー、ありがとう。
おやすみ。
[夜も更けてきた頃、甲斐甲斐しく世話を続けてくれたネリーに礼を言い、今日はもう休むと告げる。
もう大丈夫、とは言えなかったし、笑うことも出来ていなかった。
それでも今朝よりは口数も増えてきた方だろう。
それが安堵に繋がるかは甚だ疑問だったが]
[そうしてその日は夜着に着替え、自室のベッドで*就寝した*]
― 二階/オードリーの客室 ―
[本当に人狼か?と言う呟きに、改めて遺体を検分する。
傷は一つ。胸元に咲いた、元は真紅だったはずの、血色の花]
………なんか、変な気がしますね。
[ネリーはその場に残っているだろうか?それとも立ち去っただろうか?
いずれにせよ、落ちるのは独り言のような声]
昨夜はずっと部屋にいました。
その間、特に異変は無かった、筈……
もし、犯人がこの方を人狼として告発する気だったなら、もっと騒ぎになってもいいはずです。
それこそ、こんな個室ではなく、人の居る所で……
それに、一突きで確実に致命傷を与えている。
抵抗の隙も無く……始めから狙っていなければ、他に傷があってもおかしくないのに。
― 二階/オードリーの客室 ―
つまり……犯人は、ただ殺すためにオードリーさんを……
でも、何故?
[理由がわからない。否、考えられるのは]
……生き延びるために……殺される、前に?
[そう考えた所で、不意に思い出す。昨夜、聞こえた男の声を。
部屋との距離を考える……はっきり聞こえない、けれど声の聞こえる距離]
まさか……でも、他に手がかりがない……
話を、聞いてみたほうがいいかも知れません、ね。
[もし、ネリーがその場にいたら問うだろう。その人物の居所を]
探さなくては……ハーヴェイさんを。
[そうして歩き出す。ハーヴェイの姿を探して**]
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