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[けれど、浮かんだのは怒りではなく]
何故だ?
[哀しみに似た色を浮かべて、問う]
何のために、こんな方法を使う?
機鋼竜の為の力が欲しいなら、最初から、俺を連れていけば良かっただろう?
[奇しくも時空竜が言い当てた通り、機鋼竜にとって、尤も効率的なエネルギーとなるのは、純粋な雷撃の精である自分の力の筈で…そして、アーベルにはいくらでも、その機会があったというのに]
消えた。また。
[ポツリとハインリヒに答える。指の力をゆっくりと抜く]
ミリィさんには分かっているのかな。
今の気配はリディさん。
…ミリィさんのこと庇ってたけど、リディさんはそういう契約のようなものはしてなかったのかな。
いつもと変わらない。あの不思議な精霊のような気配だけだった。
もう一つのは私では掴みきれなかったけれど。
すぐそばで動いたよね。
[どこか淡々と確認する]
契約って何。
機鋼の竜は何を求めているの。
「……時空竜……また」
[短い、声。それに、そうか、と返しつつ、碧をぽふりと撫でて]
とにかく、戻ろう……ここ、護法天陣の外だし、色々と危険だ。
彼女も、ちゃんと休ませないとだし……な。
[そのためにどうするか、と考えて。
ふと目に入ったのは、白金の腕輪]
確か、これ……。
[機鋼王の託したそれは、刻を刻みし物。
……つまりは、彼にとって最も直接的に力を得られる、糧]
ちょっと、借りますよ、と。
[小さく呟いて、そう、と手を取り。
腕輪に軽く、唇を触れて]
[昨日の己の言葉は的を射ていたようで。ミリィが紡ぐ言葉を注意深く聞く]
やはり、か…。
じゃなきゃ、お前が協力するとは思えなかった。
…こんなの当たっても、嬉しか無いが。
機鋼竜が欲するは、俺らの力、か?
[外での騒ぎ。今は収束したようだが、その後になされていた会話の一部を思い出す。それは自分の恩人が紡いだ言葉だったか]
[そう言えば、その恩人の気配が無いような──]
……何故?
[浮かぶ色が、理解出来ず]
[拒絶ならば][否定ならば]
[まだ、わかっただろうに。]
邪魔者を消した、 それだけ。
[――本当に?]
それだけ?
[視界が狭まる…人の身を模した身体は、流れ出る赤に、確実に力を削られ、精霊たる力も、生命の娘との争いに消耗したままで]
……ん。何とか、いけるか。
[小さく呟き。受け止めた姿勢から、きちんと抱えなおす体勢に直しつつ、立ち上がる]
さて……それじゃ、一気に戻るとしますか。
だいぶ、騒がしいようだしな。
[残してきた白梟の伝える、広間の様子に低く呟いて。
肩に碧の獣を止まらせ、空間を渡る]
[リディが、消えた]
[しかし恩人には普通の気配しかしなかったと、傍らの少女は言う]
…完全なる協力者ではない、のか…?
[ミリィを庇ったと言うことは、恩人もミリィが機鋼竜に協力していたことは知っていたはず。しかし、恩人は違う、らしい。ブリジットが言うように、契約をしていないということなのだろうか]
[意識は別へと移ったか]
……ねえ、
“痛い”?
[まるで関係の無い問いかけ]
[滴る赤へと手を伸ばす]
治した方が好いよ。
壊れてしまわないように。
[触れるか触れないかのところで、][止まった]
あなたは…一体、なんのための……
[声は途切れて、近付く青に気付いたのは、その手が目の前に翳された後]
アーベル………
君は、何…だ…?
[以前にも問いかけた、その同じ問いを、もう一度口にして]
[ブリジットの言葉にちょっと思案顔。無表情だけど。]
……リディ。ああ、そういえば。了承はしていたけど契約はしてないのか。
強制転送には関わっていないから、リディ。
目的は企業秘密。口止めはされてないけど。
欲するものは……こっちは隠しても仕方ないか。
流石のご名答。機鋼竜が欲しがっているのは力。多分、出来るだけ多くの、ね。
[空間を『渡り』、屋敷へと。たどり着いたそこは、緊迫感に満ちているか。
取りあえず、どこに行こうか、と思いつつ、一歩、踏み出した所で、肩の従魔が翼を広げる]
……セレス? って、何処へ!
[呼び止める声に答える事無く、従魔は飛び去り。
それを追い、走った先には]
─屋敷・果樹園─
ユリアン……と。
アーベル?
一体……。
[何があったのか、と。どちらへともなく、問いかけて]
……怪我?
[それが誰の物をさしているのかは、すぐにわかったが]
俺じゃ、無理。ヴィンターならできるが……。
一体、何があったんだ?
[声にこもるのは、僅かな警戒。
ひとまず、腕に抱えたナターリエを草の上に横たえ、その前に立ち位置定める。
その傍らに舞い降りた従魔は、じ、と青年を見つめて]
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