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[ピュウピュウと吹き出る返り血に染まりつつ、事切れたことを確認すると、パッと手を離す。
ずしゃりと血溜りの中へ崩れ落ちる亜佐美。
それを冷めた目で見下ろしていたが、七重がこちらに駆けてくると、ゆっくり振り向き、]
……やぁ、遅かったですね。
待ち草臥れて蒼さん殺しちゃったじゃないですか。
[血に染まった笑顔をにこりと向ける。]
[震える声。小さなからだ。
なのに大きなことを言ってみせる。不釣合いのおんなのこ。]
七重姉は判んないけど。
でも僕は…殺さないよ、君を。
殺したって意味無いもの。
僕は無駄な殺戮ははきらい。
だから七重姉は殺させない。
ryouも殺さない。僕も、死にたくは無い。
ryouが死にたければ死ねばいいよ? 其れは自由だからね。
――だけど簡単には殺させはしないよ?
[其れだけを告げ、僕は七重姉を追って再び走り出す。
近付くに連れ濃くなる血の匂い。
僕は瞑目したくなるのを必死に堪えて、ただ足を進めた。]
[二人が駆け出すのを見てから少し遅れてそれについていきながら晴美の疑問や七重の質問にまとめて答えるように話しかける]
そうだよレンはWenさん。
綾野さんを…殺せば…すべてが始まって……終わるんじゃって…、
今は4人……誰かが死ねば……終わるんじゃ…ないかな…?
[それは迷いのせいか、走っているためか、途切れ途切れの答えだった]
…今手にかけなきゃいけないのは、ただ一人だけだよ…!
[涼へ返したのはそんな言葉。
晴美の制止も聞かず、目的地へと向かって走り続ける。
もう誰も手にかけたくないとは言わない。
こんな悲しい連鎖は断ち切らなきゃいけない。
喩え最終的に自分の命で贖わなければならなくなったとしても]
……愚か者の考え方かも知れないけど。
終わらせなきゃいけないのよ…!
[その後の呟きは他へと届いただろうか。
やや後に先程まで亜佐美や奏と居た場所へと辿り着く。
紅で染まった床、そして奏と亜佐美。
遅かったと、落胆の表情を浮かべながら現場へと近付く]
……貴方が最後の人狼、なのね。
[向けられる笑みに強く唇を噛んだ。
ここに残っていれば防げたのかもしれないと、自分を責め立てる]
[走りながらの会話。途切れる言葉を拾いながら]
レンが、…センセー…。そうか。やっぱりセンセーは…
? 綾野さんを殺せば…総てが始まって…終わ、る?
誰か…殺せば?
[その言葉に僕は今一度ryouを見て、問う。
正しい答えが来るかどうかはわからない。
消去法で考えると、僕視点からではその人でしか、
考えられないけど]
教え…て、ryou! 狼は…センセーと…誰?
[七重の返答を聞き、先を行くのを晴美と追いかけながら]
ナタリーさんって……言って信じるの…?
[聞き返すようにして晴美に返した返答は答えに近いもので、
七重に追いついた頃には奏と対峙をしているときだったか]
[あっさりとした肯定。
唇を噛んだまま、眉根が寄る]
……綾姉を殺したのも貴方?
そうじゃなくとも、やることは一つだけど……っ!?
[睨むようにしていたが、目に入ったものに驚きの色を見せた]
あ、貴方、本当に、Kana!?
[七重の背越しに見える奏の姿]
HALはどこっ!
[出たのは悲壮な声]
あなたは…
私の…仲間の…、友達の…、
HALじゃないっ!
[かけた言葉は拒絶の言葉]
[返された答え。
そこに紡がれた名を聞いて、僕は思わず噴出した。]
狼がセンセーと七重姉?
もしそれが本当だったら、僕って真っ先に食われてない?
だって僕は二人を疑えない。格好の餌食だ。
[もし僕が逆の立場なら。迷わず真っ先に狙うだろう。
でも万が一それが本当だとしても、僕は二人を信じるけれどもね。]
でもryouが言っていることが本当なら。
どうして僕に疑問系で答えるのかな?
[最後の問いには答えは求めない。
たどり着いた先には、もう何度も見た光景と、
七重姉と対峙した――]
あれは、誰?
[誰に尋ねるわけでもなく呟いた先には血にまみれた姿が、そこに。
丁度服を脱いでいるらしく、見慣れた物を不本意に見てしまい]
……生き残っているのって、僕以外女性じゃなかった?
[参加者を思い起こしては男の数を改めて数えなおした。]
綾野はレン……Wenの仕業だよ。それについてはお門違いだぜ。
っておいおい、物騒だねぇ。
[ケタケタと哂っていたが、視線に気付きニマリと哂い]
Kanaだよ。少なくとも、この身体はな。
そもそも、奏だって一言だって言ってないだろ?
『ボクは女の子です』なんてこと。
[七重姉とryouから飛び出す異なる名前。
kana、それが彼女の名前だったらしい。
でも今はどう見ても彼女と呼べない姿だけれども。]
一体何が…起こってるの?
[ryouの否定する言葉が悲痛に木魂する。
僕は少し混乱する頭を整理しようと、
三人の会話に*耳を傾けた*]
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