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嗚呼、もし、そのようになったら、
お願いするかもしれません。
[幼馴染みとは阿吽の呼吸のように、
何を手伝ってくれるつもりなのか理解し、
ゲルダへの返事と合わせて頷いて見せる。
そして風呂より上がってきた、赤髪の男が碧に映ると、
すくっと立ち上がって]
ライヒアルト=クラインベックです。
唐突ですが、ダーヴィッドさんはリディという少女を知ってますか?
[言葉違わずに唐突に結論部分だけ尋ねた。]
ご飯はまだー。
怪我はぱっとみしてないみたいだったけど……
[ヴィリーに答えてる途中でダーヴィッドが戻ってくるのを見る。
朝ごはんを食べる習慣のない女は食事にまで気が回らなかったようだった。]
呼びやすい、から。
[考えてみれば、昨晩、ぶち猫に対して自分はぶちと呼んでいた。
だが、近くにいる人物から、名前はツィンだからそう呼んであげてね。と言われたことを思い出した。
それと同じようなものなのだろうか。
でも、やっぱり何か違う気がする]
うーん。
[頭を捻らせていたが、ウェンデルから名前の確認をされると]
うん。そうだよ。私、リディ。
[と、嬉しそうに頷きつつ、ウェンデルの後を追う。
書庫に向かう途中で、他の子供たちの姿が見えたら]
みゅ。
[小さく呟いて、存分に話して慣れているウェンデルの後ろに隠れるようにして歩いた]
[焼きたてと聞いて鼻をひくつかせる。確かに甘さと香ばしさの混じった特有の香りが辺りに漂っている]
焼きたて!焼きたては偉いよね!?
焼きたてなら焼きたてに食べなきゃだよね?
お邪魔じゃないなら勿論食べるよ!
食べよ?食べよ!
[クロエの背中をぐいぐい押して匂いのする方へ]
―港・船近く―
おや。これは光栄です。
[胸に手を当て、微笑みながら頭を下げる。
当然、ヘルムートが女性だと思えばこその行動だった]
頑固な実益主義者か。
いい船作る人ってのはどこか似てるものかな。
[フーゴーの評価にクスと笑う]
最近は問答無用って奴らも多いから。
昔は違ったって話は時々聞くかな。
まあ、俺は軍人でもないし。どうしようもないけど。
[荒くれ者への嫌悪は同じく。
だがその中でも変わらず動こうとする意思が蒼い瞳の中にあった。
ニッと笑って見せる]
―港・船近く―
[穏やかな場所、と評することばにうつむいて]
やさしい人が多いものねぇ。こんなのでも受け入れてくれるし。
やさしいから、そのぶん。
[せつない、と、口のなかだけでのつぶやきは風にまぎれる。
けれど、顔をあげたなら、にっこりとわらって]
そうねぇ、もちかえらないと作り手さんにも失礼よねぇ。
クーちゃんのおさななじみさんの作品って聞いたけれど?
[どんなひとかまでは聞かなかったから、知っているだろうかと二人に視線を]
その兆候は海に慣れた者達にも見て取れていた。
が、実際にやってきたのはかなり唐突だった。
遠くの黒い雲に最初に気づいたのは誰であったか。
空は一気に厚い雲で閉ざされた。
ポツポツと降り始めた雨はすぐにザァザァという音を伴い、そのまま甕を返したような豪雨となってゆく。
真っ暗な空を切り裂く閃光。
不気味な風の音と、轟き渡る雷鳴。
港のすぐ近くでは激しい波が押し寄せているのも感じられるだろう。
島の人々は口々に声を掛け合って建物の中に避難してゆく。
そうして閉じこもりながら、嵐が早く通り過ぎてくれるように祈っていた。
あぁ、分かった。
するなら、日のある内に言ってくれ。
[ライにはそう言って。
ゲルダから返事を貰えば、少し眉を寄せて]
…飯くらい、ちゃんと食え。
[そう言った、最中。
雷鳴が唐突に空気を揺らした。]
―ゲルダの家―
ヴィリーさんとライヒアルトさん、ですね。
[二人から掛けられた問いに、首を傾げ]
リディさん……ですか?
すいませんが、心当たりがありませんね。
お腹は……空いている、かもしれません。
何日か食べてないので、空腹感はありませんが。
[カヤの反応に、自然、口元が綻んだ。
素直なそれは、やはり、作り手としては嬉しいもの。
だからこそ、教会の子供たちにも差し入れたりしているのだが]
うん、邪魔じゃないから、ちょっとお茶しようか。
……って、慌てない、慌てないー!
お菓子は逃げないから、もう!
[そんな事を言いながら、背を押されるままに店の中へ。
やり取りを眺めていたぶち猫はくぁ、と一つ欠伸をして。
空を見上げ、首を傾げてから、ととと、と後についていった]
―港・船近く―
船に乗ってるときのおじさまも見てみたかったわぁ。
いまもだけれど、ステキだったんでしょうねぇ。
それに、一代目の、その子も。
[まぶたを閉じ、そのときの光景を想像する。
空。海。光。影。翼。風。声。匂い。うつくしいものすべて。
再度ひらかれた焦げ茶のひとみには陶然としたいろ]
うふふ。なでてあげたい。
[おおきなくちばしは、いかにもなで甲斐がありそうで]
…早すぎる…!?
ライ、窓を閉めてこい。
俺は、外にいる奴らを呼ぶ。
[そういうと、玄関を開けて外を歩いていた連中を中に入るよう促し。
ダーヴィッドに、使って申し訳ないが、と前置きして]
すまないが、タオルを取ってきてもらえるか。
俺は、湯を沸かしてくる。
[ゲルダは雷が苦手だから、と口には出さず。]
─港・船の上─
職人ってのは皆そんなもんさ。
[笑うアーベルにそう返して笑い返し。続く言葉には頷きを返した]
ん、ああ。
それだったらゲルダのことだな。
そういやあのハンカチ、見事な刺繍がされてたか。
[ヘルムートの疑問には思い当った人物の名を紡ぐ。脳裏にはハンカチに為された刺繍を思い浮かべていた]
[話の最中、唐突に太陽が翳る。視線を天に向けると、黒き雲は空を覆い、太陽を隠し。雫がポツポツと落ちて来る]
おいおいおい、マジかよ。
ったく唐突だな。
おい二人共、宿に戻れ。
一雨……いや、嵐が来る!
[異変を感じ取り、急いで船から陸へと降りる。ヴェルトもまた、翼を羽ばたき船の縁から飛び上がった]
─雑貨屋・店内─
[そんな感じで、中へと入り。
店先のやり取りに気づいて起き出して来た母に、お茶の話をしようとするのを遮るように、響いた雷鳴]
……っ……。
[硬直、一瞬]
やっ……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
[間近に聞いている方が辛いのでは、と思われる悲鳴が響いた]
[それっきり名前の話に何かを言うことはなく]
あぁ、アイツらは気にすんな。
知らん奴が来るといつもああなんだ。
[後ろに隠れるリディと、その更に後ろからこっそりついて来ている子供らを見て軽く笑う。
やがて一つの部屋の前で立ち止まった]
で、書庫はここだ。
中の本は大事なモンだからな。
くれぐれも汚したりすんなよ。
[注意をした後で、扉を開いた。
埃っぽい臭いが漂う]
─港─
見せたくてももう15年も前の話だ。
くたびれたおっさんしか見せられなくて残念だよ。
[ヘルムートに言葉を返すも、雨は次第に強くなって行く。ヴェルトは一足先に宿屋へと。異変に宿屋のリッキーの俄かに慌ただしくしていることだろう]
―港・船近く―
母は今も向こうにいますよ。
父親の顔すら知らないままです。俺は。
[ヘルムートの父親との関係を聞けば、釣られるように告げて]
…ああ、ゲルダの、ですか。
[件のハンカチを見る。
綺麗だなと思うが、それを口にはしない。
ふと暗くなった空に顔を上げて]
親父さん、こりゃちとヤバそうな…。
おや、そうですか……。
[ふむっとダーヴィッドの応えを聴いて、一唸り。
彼の反応で、彼が記憶喪失でないことも知れる。
次に何かを紡ごうと唇を開いた瞬間。
雷鳴が鼓膜を揺すぶった。]
ああ、陽のあるうち
…――と云ってる場合でもなかったですね。
[こうなってはしょうがないと、窓をというヴィリーに頷いて、
ゲルダの家の窓という窓を閉めて回る。]
だなっ。
ルーミィさんも、宿へ。
外れまで戻ってる暇はなさそうです!
[その手を取って走ろうと、ヘルムートに手を伸ばす]
雷か。クロエも……、大丈夫かな。
[ボソッと低く呟いた]
[突如の雷鳴に一瞬だけは驚くが、それよりも目の前で起きた悲鳴の方に身体が反応する]
うわっと…大丈夫!大丈夫だかんね?
[そう言って何かから守るようにクロエを抱きしめて。「それにしても今のはデカい…」と心の中でつぶやいた]
おや。雷、ですか…
[窓の外の天候を眺めて眼を細めた後、ヴィリーの指示に頷いて。]
タオルですね、了解致しました。
先ほどの浴室のそばに、たしかあった筈ですね。
[ゲルダの様子に心配そうな視線を向けてから、先ほど借りた浴室の方へと向かう]
[勝手を知った台所で湯を沸かし茶を淹れて、中に避難させた者達に飲ませ。]
ゲルダ。お前も飲め。
大丈夫だ、家の中までは来ない。
[そう言うとゲルダの前にカップを置き、くしゃりと不器用に頭を撫で。
ダーヴィッドの方を向けば、微かに申し訳ないと分かる表情を浮かべ頭を下げた]
…すまないな。
美味いもんを食わせられる所へ、連れていってやりたかったんだが…しばらく外へは出られそうにない。
[簡単なスープくらいなら、作れるかもしれんが…と台所の方を見ながら眉を寄せて]
[直後響く雷鳴]
……あ?
[眉を寄せたところで、更に続く激しい雨音]
なんだ、急に来やがったな。
[天気は然程気にしていなかった故に、そんな言葉を洩らす]
─港─
アーベル、ルーミィのこと頼むぜ。
俺ぁ店の方で戸締まりの準備して来らぁ!
[ヘルムートへ手を伸ばすアーベルにそう告げて。フーゴーは一足先に宿屋へと向かう]
─港→宿屋─
おいリッキー!
外の保管庫から持てるだけの食糧中に入れろ!
いつまで続くか分からねぇからな!
[宿屋へと入るなりリッキーを呼び付けすぐさま裏の保管庫へと向かう。ありったけの食材を二人で掻き集めると、持ってきた食材を厨房にある保管庫へと詰め込んだ]
―港・船近く―
[響く雷鳴。徐々に存在をつよく主張しはじめる雨粒。
別荘よりは、宿屋のほうがちかいのは確かで]
そぉね、行かせてもらうわぁ。
くだんのハンカチも、そこですし。
[ゲルダ、という名前を頭に入れつつ、ついていく]
みゅう……。
[説明がなされても、知らない人がいるということには変わりなく、そのままの姿勢でウェンデルの後をこそこそとついていった。
そして、書庫に辿り着くと、埃の匂いなどは全く気にせず、目をきらきらさせながら中に入っていって、本を適当に取って見て回った。
その扱い方は、なんとも微妙で先のウェンデルの言葉が届いているとも思えなかったが、それでも、確実に汚しているわけではないという辺り、非常に微妙である]
……文字ばっかりの本ばっかり。
んー。なんかもっと簡単な本無いかな。
[言いながら捜し歩いていると、絵本が集められたコーナーに辿り着き、やがて楽しそうに読み始めた]
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