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投票はなかったけどマグナムは何発も打ち込まれた私が戻ってきた。
研究室…、問題はそこの教授とかが死んでるか生きてるかで変わるような気も。
生きてるなら他に構えてやるだろうし。
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今日も今日とて酔っ払いですこんばんは!
気がついたら今日で村終わりなのに何もやってなかったよ!
後日談考えてなかtt(ry
─解放直後─
[終曲を告げる機械音声は、どこか、遠く聞こえた。
思う事は、ただ。
父を嘆かせずにすんだ──という事。
それ以外の事は、その時は考えられずに。
その後、政府の状況処理班によって保護され、重症を理由に病院に収容された。
演奏会の主催側はこの状況のおかげで相当苦労した──というのは、後々に聞いた話。
ともあれ、父と再会したのは、彼の一件から数日が過ぎてからだった]
─解放後・病室─
……父上。
ご心配を、おかけしました。
[病室に飛び込んできた父に、最初に向けたのはこんな言葉。
返される、お前が無事ならば、という言葉に零れるのは苦笑]
……けれど……色々と、なくしました……から。
[ぽつり、と零された言葉が、沈黙を呼び込む。何のことを言っているかは、伝わるか]
……不思議なもの、ですね。
何も見えないから、何も見せなかった相手と。
いつか、完全にいなくなるのがわかっていた相手が。
……いなくなって、こんなに気が滅入るんですから。
[やや、俯き加減に綴られる言葉。
それは、滅多にない心情の吐露。
淡々とした口調とは裏腹、俯き加減の表情は、冥さを帯びていた。
喪失による、痛み。それは、自身が思っていたよりも、重苦しいもの。
俯く様子に何か感じたのか、父は短く名を呼んで、肩に手を置いた]
ん……大丈夫、ですよ、父上。
……おかしな気は、起こしません。
生あるならば、それが尽きる時まで生き続けるのが、私の在り方ですから。
それに……。
[途切れる言葉。父は静かに、「それに?」と繰り返し、先を促す]
……演奏会を頑張ると、約束しましたから。
[ゆっくりと、顔を上げながら告げる。
今は隠されていない異眸は、未だ沈んでいたけれど。
しかし、意思の光は絶えてはおらず。
その光に、父はそうか、と言って、笑った]
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>>マイルズ・ジョエル・エリカ
うん、今日もなんだ。
でも今日は一人酒じゃなかったよ!
友達とカラオケ五時間した後四時間飲んできた!
─解放後・自室─
[その後、あれやこれやと事務的な手続きを経て、無事に退院し。
今まで住んでいた区画は閉鎖されてしまったため、別の区画へと移住する事となった。
退院後は、各方面への挨拶回りや仕切り直しとなった演奏会の準備などに忙殺されていたものの、その合間を縫って、ある事を調べていた。
最後に、託された『名』。その過去を]
……たどれるのは、これが限界……ですか。
それに、しても……。
[ディスプレイに映る情報を見て、こぼれるのは小さなため息]
……重い……ですね。
[それでも、知っておきたかった。
そうする事で、記憶の中に確りと止めたい、と。
何故、と問われたなら、覚えている事しか、自分にはできぬから、と返すのだが]
…………。
[小さくため息をつき、ディスプレイを落とす。
ドアがノックされ、声をかけられたのはその直後だった]
ああ、ドロテア。
おりますよ、どうぞ。
[答える声は、常と変わらぬのんびりとしたもの。
それに応じて入ってきた黒髪のメイドは、一礼してメール端末を差し出してくる。
ここに落ち着いてから、新たに雇い入れたメイド。
使用人をどうするか、という点では父と話し合い、ズューネを受け入れるのはもうしない、という方向で意見の一致を見た。
父としては、同じような事態への懸念が強いのだろうが。
自身の心情的にも、ズューネを近くに置きたくはなかった。
……赤い滴を零していた時の様子が、記憶に焼きついて離れないから]
「……マイルズ様? どうか、なさいました?」
あ、いえ……なんでもありません。
……演奏会関係のメール、ですね?
[思い出した光景にふと表情を翳らせると、案ずるような問いが向けられる。
それに、すぐさまいつもの様子に戻って、逆にこう問い返しながら端末を受け取った。
それからふと、ある事を思い出す]
……ああ、そうだ。頼んでおいた、招待状の手配は済みましたか?
「はい、ご指示の通りに」
そうですか。
……レッグくんはともかく、ナターシャさんには、驚かれますかねぇ……。
[自身の本業の事は教えていなかった事を思えば、突然送られてきた招待状は驚きの元となり得るか。
そんな事を考えつつ、メールをチェックしていく。
激励のメールの数は、いつかよりも増えていた。
区画閉鎖の一件を案ずる内容のものも多い。
それらを一通り読み終えると、一つ、息を吐いた]
ありがとう。ああ、返信はちゃんとしますよ。
……すみませんが、コーヒーを淹れていただけますか?
私が手を出すと、惨状になってしまいますので。
[冗談めかした言葉に、黒髪のメイドは眼鏡の向こうの瞳を瞬かせる。
自身の不器用さ加減については、今の所は口で説明するに止まっていた。
未だ、その実情を見ていないのは果たして幸か不幸か。それは誰にもわからない]
……さて、と。
[メイドが部屋を辞すと、向き合うのはピアノ。
長年慣れ親しんだ物はあの出来事で焼け落ちてしまい、今あるのは同じ型の違う物。
その鍵盤に、ゆっくりと、指を落として]
……死が降りかかるのであれば、享受する。
けれど。
生が続くというのなら。
[音に紛れ、零れ落ちるのは小さな呟き]
……私は……生き続けます。
[その言葉は、誰へと向いたものなのか。
答えは露草色の奥に、そして、紡がれる旋律の奥に隠されて**]
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