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[永遠の18歳とのたまうミリィの声が聞こえれば]
……18……?
[何か言いたそうに呟いた。ミリィにはもっと低いだろう、とか、ひいてはその身長のことを言いたいのだろうと分かるかもしれない]
[――翼無き者が飛べるはずもなく、]
[傍の枝に手を引っ掛け直下は防いだが]
[大きく軋んだ樹木が悲鳴をあげる]
[急激な負荷を掛けられた右肩も同じく]
お魚あるのでしたら、なにか作ってきましょうか。
新鮮なうちの方が美味しいと思うのです。
どんな魚でしょうか・・・?
[マテウスへと目を向け、尋ねる]
[白梟が嬉しげに撫でられる様子に、大分気を許してるな、と思いつつ]
おやま。
それじゃ、ケーキじゃ足りないかな?
魚があるなら、彼女に頼んで、料理してもらうのも手、ですかね。
[マテウスに言いつつ、視線はちょうどそれを申し出たユーディットヘ]
ごちそーさま!
[回りの人々(人じゃない方も含めて)の会話を聞くともなしに聞きながら、マロンパイを完食。ハインリヒの「落雷と風」という言葉に、視線を向ける]
ああ、それ、疾風と雷撃の領域だから。
僕と同じで、自分の属性に近い場所に引き寄せられたんですねえ、きっと。
[唐突に跳んだ青年に、従魔は目を丸くし。
どうにか身体を支える様子にあわあわと]
「ええと、ええと」
[……どうしていいのかわからないらしい]
< 猫は階下へと向かっていたから、そのあと、部屋のむこうがわで、なにがおきたかなんてしりません。
まどの外のことなんて、しかも、気にしてなんていないのです。
さて、広間の方にちかづくと、声はさっきよりよく聞こえました。
どうしましょう。
猫は考えました。かんがえて、かんがえて。
……とりあえず身を隠しました。
ええ、意味がありません。 >
―中央塔・エントランスゲート―
…そうですか。
では、お時間のある時にで構いませんので。
[機鋼王への個人的な謁見を多忙を理由に断られ、書簡のみを従者に手渡して退出する。]
…異変の調査じゃしゃーないよなぁ、うん。
[小さくため息をついて、客人用に貸し出された鉄の馬の背へ。
脚の代わりにゴムの車輪がついたその馬を、ほんの僅か教わるだけでさりげに乗りこなせていたりとか。
普段から馬や銃器に慣れ親しんでいるからなのか、それともあるいは偏った才能の片鱗かもしれないとかなんとか。
低い唸りをあげる鉄馬を駆り、屋敷へと。]
…無理しなくても辿り着けたかも、なの?
[ユリアンの言葉に冷や汗たらり。
どうやら余計なことをしたせいで痛い目にあったようで]
そう、頼まれ事。
ま、それはその内に、ね。
[ブリジットの問いには曖昧に答え。
早く戻らなくちゃ、という言葉に、くすり、と笑む]
……心配してそうだもんねぇ、彼も。
[続いた言葉は、冗談めいて]
[其れを目指して歩きながらも、注意深く周囲を探る。]
ん……人間界ではなさそう、と……。
となると、さて……。
[呟く女とせわしなく羽ばたく蝙蝠を見ている何かが、取り込んだデータを本へと転送していく。]
■名前:エルザ
■種族:竜族
■属性:月闇
■職業:現在は歌姫をやっているらしい
■年齢:300歳程度、外見年齢は20代後半
────────────
200年ほど前、ある事件をきっかけに人間界へ。
以降、人間界を転々としながら生活。
現在は場末の酒場で歌っている。
ついてきた蝙蝠の名は"クラウド"。
< さて、でも、ここがどこなのかっていうのは、やっぱり知らなきゃなと、猫は思いました。
でもでも、こんなに人が多いんじゃ、しかたありません。
見覚えのある人もいるようですけれど……。 >
[ユーディットの言葉に]
何か、素で返されたーっ。
[とショックを受け]
[ブリジットの言葉に]
うんうん。試してみるとよろし。
[楽しそうに答え]
[ハインリヒの言葉の裏に]
……ハインリヒさん。何か、言いたいこと。あるのかなぁ?
[笑顔のまま、銃を構える。狙いはしっかり眉間。]
疾風と電撃の領域?
ああ、だからあんなに精霊力が強かったのか。
[ユリアンの言葉に納得したように頷き]
アンタもあそこに?
ああ、そうか。
そっちは電撃なんだもんな。
てぇことは、ここに引っ張り込まれた連中は自分の属性が強い場所に落とされてるってことなんかね。
…つかここそう言う場所が沢山あるってことか?
[自分は最初に足を踏み入れた場所とこの草原が広がる場所しか見ていない。言いながら僅かに首を傾げた]
[オトフリートとマテウスの言葉を聞き]
では、少し厨房をお借りしますね。
食材や器具は一通りあるというお話でしたし、人数も多いようですから少し頑張ってみます。
[ぺこりと頭を下げ厨房へと]
[耳に届いたのは澄んだ少年の声。
そしてもう一つ――扉の外から声が聞こえた気がして、振り返る。
足音はないけれど、離れていく気配に部屋の中で頭を垂れる]
…?
[何ゆえか響いた樹の軋む音に、私は窓から上体を乗り出す。
目に入ったのは、あの御方の今にも落ちそうな姿。
私は重力に逆らわず空へ出でて、獣の姿を取る。彼を救うために]
原因が何であるか……にもよると思うんですが。
[ハインリヒの言葉に、微かに眉を寄せて]
ま、今はのんびりと待つしかないでしょ。
原因がわからないのに送還しても、また呼ばれるかもしれないし。
しかし、いきなり凄いとこに呼ばれたんですねぇ……。
[現れた場所の話に、思わずこんな言葉が口をついた]
[ふよふよとこちらに近づいていた其れは、はっきりと見える距離に近づいたあたりで東の方へと進路を変える。女と蝙蝠は視線を交わした後、素直にそちらへと向かう。]
[やがて見えたのは一軒の屋敷。女は小さく首を傾げ。]
ご招待?
「招待されてなくても行く気だろ?」
あら、よくわかってるじゃないの。
はぁい…うっ。
[後でというオトフリートの言葉には素直に頷いて。
続いた言葉にはちょっと詰まった。心配はもちろんかけているのでしょう。その分きっと後で怒られるんです]
どうしたの?
[突然立ち上がったユリアンにはビックリ。きょとん]
あーーーー
[なんだかもう絶妙に危なげなアーベルの状態が目に入った。入ってしまった]
だいじょぶですかー?手え離さないでくださいよー?!
いやいやいや、うん、ミリィ若いなー、ってなー。
[向けられた銃に引きつった笑みを浮かべて弁明を試みる]
人は見かけによらないって言うしなー。
[一言余計かもしれない]
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