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ふーん。でも、またネリーが何かしたのね。
[それでも、大きな事件が起こるとは私には思い難かった。私は食べかけのスコーンを置いて席を立ち、ハーヴェイが視線を向けた窓へ向かった。
そして窓を開け放ち、外の森へ向かって言った。]
ネリーのばーか、陰険、悪戯もの、にせちちー。
……あの、なあ。
[窓の向こうへ投げられる悪口に、思わずため息一つ]
……余計に事態が悪化しそうだから、そういう事、言わない……。
機魔 アーベルが村を出て行きました。
16人目、機鋼の魔 アーベル がやってきました。
[コーヒーの香りを避けて隅に対比しつつ、精霊王たちのやり取りをぼんやりと眺め。
気を逸らすのも兼ねてか、周囲の時空間の湾曲を追っていたのだが]
……セレス?
[戻ってきたセレスが、いつになくしっかりとしがみつくのにきょとり、としつつ。
雷撃王が連れてきた少女の姿に、ほんの一瞬険しいものを過ぎらせ、それから、遅れて入ってきた影輝の王に問うよな眼差しを向けたことに、果たして周囲は気づいたか。
ともあれ、セレスが落ち着かぬ事もあり、動かずにいた……のだが]
…………。
……、ハーヴェイ?
[そのときのベアトリーチェは、その名前を確かに知っていたのでした。]
ここ、Kirschbaum……では、ないよね。
どうしたの?
[ここで少しの間、幕間劇に興じよう
それは今の彼にとって過去の出来事。そして今の彼女にとってはこの後に待ち受ける運命]
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[とある研究機関。そこは今燃え盛る炎に包まれている
その中心に彼女は立っていた]
あら、アーベル。こんばんわ
[それは何気ない挨拶]
もう。来るのが遅いから
[しかし、その右手は無数に枝分かれし、幾人もの研究員を串刺しに
そして、アーベルの方を向いた顔の右半分は]
全員、コロしちゃった
[木に侵食され、眼は蛇のように瞳孔の割れた瞳]
ウェンディ…
[さすがにあんまりな対の態度に、嗜めようと口を開きかけ、溜め息混じりの影輝王の言葉に苦笑する]
……ハーヴェイ殿の言う通りだぞ。それに時空王殿は馬鹿ではない。
大丈夫、ネリーはきっとハーヴェイがお気に入りだから。
[つまり私は自分が何らかのターゲットになるような気はあまりしていなかったので、胸を張ってそう言ってから窓を閉めた。
それから、小さな子供が(見た目的にはさほど私と年齢の差は無いような)こちらを見ていたので少しその子を見た。また、その子供の問い掛けに、ハーヴェイが一体どう答えるのかを見た。]
[名を呼ぶ、声。貴紫の瞳は静かにそちらを見やる]
……や、ベアトリーチェ。
うん、ここはKirschbaumじゃない。
俺の、知り合いの家、だね。
君こそ、どうしてここに……?
[青の眼が煙る霧の先に見ゆるは“今”の彼女ではなく]
……、無茶を。
[翠樹の力に侵蝕されし少女の姿]
[刺された人間の呻き声が聞こえる]
[彼らの創りし命すらその前では無力]
やり過ぎだ。
あんまり頭が良いのも困りものだと思うの。
……でも、クインジーがそう言うのなら、今度からはもっと違う言い方をリディに習うわ。
[私はそう言ってクインジーの傍まで行く間にも、もう一度ハーヴェイと小さな子供のやりとりに目を向けた。]
ああ、そうだ。
マーガレットのおうちなんだっけ。
[聞いたばかりのことを、思い出します。]
ベアトリーチェは――よく、わからない。
どこかにいて、
どこかへゆこうとしていた気がするのだけれど。
どこかへ、か。
[掠めるのは、苦笑。『輪転』司りし生命王であれば、その行く末を知る事も叶うやもしれないが。
その姿は、ここにはなく]
今はわからなくても、大丈夫。
行くべき所は、ちゃんとあるからね。
そもそもリディに習うのが問題だと思うのだがな。
[ウェンディの言葉に、年々口の悪くなる愛娘を思い出したか、表情が微妙に哀しげに。怖い顔に変わりは無かったが]
いかんせん…ネリー殿も、罪な御仁ではあるか。
[ハーヴェイと会話する子供にこちらも視線を向けて、僅かに沈んだ口調で呟いた]
[にせちち。
そんな単語に思わず紅茶を噴き出しそうになったのは秘密。
ハーヴェイと話す少女を見ながら、自分の子も昔はあれくらいおとなしかったのに、とぼんやり思ってはいるかもしれないが]
[アーベルの言葉に、フッと笑いが止まり]
だって、こいつらは私の腕を持っていって、それにアーベルもこいつらにいいように使われていたんじゃないの
こんな奴らに生きている価値なんてない
[冷静に冷酷に無表情で言い放つ]
[美里としての意識と大蛇の意思。それらが混在し溶け合った結果、彼女でも樹竜王でもない別の意識が表出しているのを彼は知っているのだろうか]
ちゃんと、ある?
……それなら、急がなくても、いいのかな。
[起きているのだけれど、まだ夢の中にいる気分、それがなんだか、気持ちのよい感じがするのでした。]
その人達も、ハーヴェイの知り合いだろうか。
ハーヴェイはたくさんの人を知っているのだね。
罪なヒトなんて言ったら、多分ネリーは喜ぶわ。
[私はクインジーの腕を撫でた。]
リディはね多分反抗期ってやつなの。
とても元気だけど、そのうちきっと大人になるわ、多分。
[(いかんせん人間ではないから、いつまで経っても大人にならないかも知れない)
私は、小さな子供に顔を向けた。]
おはよーさん。
お菓子を食べたらどう?
ああ、大丈夫。
ちゃんとたどり着けるよに、道はできてるからね。
[あんまりのんびりしすぎてもなんだけど、と。
冗談めかして言いつつ、ふわ、と頭を撫で]
ん、ああ、皆知ってる。
……そうだな、たくさんのものを見て歩いたから、知り合いも多い。
[苗床にとって風の子との会話は楽しくもあり、
懐かしさも感じさせるものでもあった。]
ユリアンは、ここから、帰るの?
力の強い人がいるから、それも簡単だとは思うけれど。
[でも窓の内側から、叫ぶ声が聞こえて、暫く口をつぐんだ。]
……さすがに男がいるところでいうのはどうなんだろうって思うけど、うん。
力が強いのは本当だと思うよ。
[にせちちとか。
色々頭が弱いんじゃなかろうかと――まだこのときは自分の属性の精霊王だと気付いていないからこそ思った。
ユリアンを伺うように見上げる。]
……嗚呼、
[生命倫理を問う気は毛頭無かった。]
[赦せぬ者であるのは確かなのだから]
価値が如何、という話ではない――
君が、力を使い過ぎだと言っている。
その有様は如何した。
[事情を知りはしなかったけれど]
[其の異質さだけは感じられて]
[一歩踏み込む、]
[抗魔銀の鎖が冷たい音を奏でた。]
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