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−Kirshburm:店内−
[二階から降りてきたその表情はえらくぐったりとしたもの。
昨日からの歪みの影響は人間の自分にはあまりにも大きく、今日に限っては楽器を手にする気力もないらしい。
とりあえずカウンターに陣取れば、べしゃりと上半身をカウンターに預けながらアイスジャスミンティをハーヴェイに所望する]
難しい……そうですね。
それを行なう事には、慣れているのだけれど……今は、そのための力は抑えられていますから。
[こちらを見上げる眼を、困ったような色彩を宿した翠の双眸で受け止めて]
っと……やあ、ミハエル。それにブリジットも。
も、という事は、君たちも?
ああ、そうだ。
[ポケットから輪を取り出そうとしたのですが、それは後ろからかけられた声に止まり、顔だけをそちらに向けます。金いろと、茶いろの髪が眼に入りました。]
ミハエル、ブリジット、こんばんわ。
ベアトリーチェは外に行ってはいけないのだけれど、
オトフリートとヴィンターが見に行ってきたそうだよ。
み、ミハエルさん、足はやいのー。
[小走りのままついてきた。
どちらかというと彼女が遅いのにも問題があるのだが]
あ、こんばんは。オトフリートさん、ベアトリーチェ。
何か見つかりましたか?
[オトフリートがここにいるということは、と期待をしながら聞いてみた]
……へ?
いついなくなったか判らない?
[おいおい、冗談だろとぼやいた。
自警団の団員が団長の行き先を知らない等という事は、
ありえないはずなのだが。
まあ、昨日の昼頃までは無事だったのだろうと思う。
イレーネの言葉が正しければ、だが。]
そうだ。
お前は遺跡へ入れたのだな。
[オトフリートへ頷いた。
ブリジットを振り返る。遅い、とは言わないが言わないだけ。彼女の質問への答えを半ば期待して、オトフリートを見ている。]
……?
[途切れたベアトリーチェの言葉にきょとん、としたのも束の間。
ブリジットの問いに、翠の双眸はわずかに翳り]
……なんといえば、いいのやら。
[とっさに口をついたのは、こんな一言]
だってだって。
[目は口ほどにものを言う。特にその手のは伝わりやすい。
反論しようとしたけれど、先にオトフリートの言葉が届き]
何かあったの?
[きょとんとして聞き返した]
ー教会・礼拝堂・現在ー
[笑みを浮かべたまま、ゆっくりと、背にした祭壇に両の肘をついてもたれかかる]
かつて、一人の吟遊詩人が、魔界の奥、堕ちたる光の王の座所に迷い込んだ。
王は彼に謎をかけた。
「我が恐れるものを謡ってみよ、見事に謡いきれば望みを叶えよう。しかし適わねば、その魂を永遠の闇に繋ごう」
詩人は、竪琴を取り、謡った。
そして、望みのものを手に入れた。
……で。
ありうると思うか、これ。
[ユリアンとダーヴィッドに聞いてみる。]
俺はありえないと思ってる。
こりゃ本格的に『消された』か……?
[首を掻き切る、物騒な仕草。]
行方不明か…。
[自衛団は、団長捜索に大わらわで、とてもじゃないが、鍵の書探しに協力を願えるような状況ではないようで。]
えぇ、見かけたらお知らせします。
[逆にこっちが頼まれる始末。]
―詰め所・今朝―
ギュンターさん、家にも帰ってないの?
――無断欠勤なんてギュンターさんらしくない。
あの人はそういうの一番嫌いだから。
『これってやっぱり「消された」のかな……?』
[最後の言葉は自警団の人には聞こえないようこっそりと]
……何か、というのは、俺自身が聞きたくてね。
追跡のために飛ばした輪……ブリジットは、確か見ていたかな。あれが、消された。
[何に、どのように、とは、今は口にはしなかった。
そして、それから導き出された一つの説も。
それは、たどり着いた先の強大さを知るが故の忌避か。
……単に、往来のど真ん中で話せるような事でもないから、というのもあるのだが]
−工房−
[アマンダは工房へと戻り、食料を仕舞う。
人を装う為の食料は、人気のない時間に森で動物達に分け与える。今は、まだしないけれど。
再び出て行こうとして、置かれたままの仕事用の油に目を留める。上質のそれは、イレーネが持ってきてくれたもの]
そう言えば…代金が、まだ。
先に、寄って行こうかな。情報があるかも、だし。
「チッ」
[アマンダの呟きに、千花は口元を前足で拭いつつ鳴いたのだった]
…。
[口元へ指をあてて、オトフリートの言を聞く。
彼の竜の追跡を”消した”という事実を、反駁しながら]
つまりは、追跡しきれなかったのだな。
それは、我々も”消される”可能性が多分にあるな。
…相手が人間の子供へどういう対応を示すか解らないが。
[ベアトリーチェをちらと眺め]
輪?
[首をかしげたまま、今度こそ輪を取り出しました。無限のかたちをした、不思議な輪。てのひらに収まるくらいの大きさです。これとおんなじものだろうかと考えます。]
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