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―→自衛団詰め所―
[それから詰め所に向かう皆についていき、ゲルダの話は黙って聞いて、
その答えはなんだったか、いずれにせよ自分が口を挟むことはしなかった]
クロっちも乙女だもんな。秘密のひとつや二つくらいあるだろうさ。
[クロエの言葉にはそう笑いかけて、他の人がごねるならその場から引き連れていこうとし]
まぁ、クロっち何があるんだか知らないけどさ、あまり気にすんなよ?
私は別に秘密があっても気にしないしな。
いくら仲のいい幼馴染って言ったって、なんでもかんでも教えられるようなもんじゃないだろ?
[そう去り際に言い残しておいた。
程なくして、クロエのなく姿が見えて、ライヒアルトがその間に入ろうとするのをとめようとしたが遅く、手を伸ばすだけになった]
まぁ、可愛い子は得だな…
[ぼそりと小さく誰にも聞こえない声でつぶやいて、
自分があまり受けることのない扱いをうらやましく感じることは心のうちに。
クロエの傍に寄るのは少し遅れて、ギュンターに怒鳴りかかっているライヒアルトの様子はとめるつもりはなかった]
クロっち大丈夫か?
[そっと、その頭を撫でて]
あんま無理はするなよ?
[そうやさしく声をかけて、それからライヒアルトとギュンターの様子を眺めていた]
ま、待ってよライヒ君…!
気持ちは解るけどそんな事云っちゃ駄目だ
[幼馴染のすすり泣く声を聞き自分も中の様子が気になる故に迷ってはいたが、けれどもライヒアルトが果敢にも其処へ割入るのなら涙を流す幼馴染へと寄り添い背を撫ぜようとして。]
お願いだからクロエにも、ライヒ君にも酷い事しないで…!
[クロエの前に立つライヒアルトの服の裾を掴み、駆けつけた団員達へふるふると頸を振った。此処で騒ぎを起こしたくないと想った娘は青年の声を制そうとして。]
……何か理由があるのだよ、ね
先ずはそれを聞いてからでも遅くは無いと想うのだよ
だから、そんなに怖い顔しないで欲しいよ…
[俯く娘の声は何処か震え、よわよわしいものとなり。
泣くまでは行かずとも感情が高ぶる印象を与えようか。]
―宿屋 食堂―
[一つ残っていたサンドイッチを拝借し]
ご主人……は、いないのだったわね。
[片付けておこうと、空になった皿を重ねる]
あら、おかえりなさい。
皆詰所に向かったみたいよ。
[姿を見せたアーベルにはそう応えた]
─宿屋・食堂─
[連れて来られた赤毛の男は、未だそこに残っていたか。
話しかける、という気になりにくい様子に、声をかけるのは躊躇われるのだが]
あー……んじゃ、行き違っちまったか。
[詰め所に、というカルメンの言葉にがじ、と頭を掻き。
その手元を見て、おっと、と短く声を上げた]
ああ、片づけなら俺がやりますって。
お客の手を煩わせるわけには、まいりませんから。
―雑貨屋―
ごめんくださいっと。
あー、ゲルダちゃんじゃなくてごめんね。
団長さんに話があるってクロエちゃん達と詰所に行ってるよ。
俺は預かってもらってた荷物を引き取りに来たんだ。
[走ってる途中で気をつけてといってくれたゲルダを思い出して、溜息をついたお婆ちゃんに謝った。
荷物を受け取ろうとすると、じっと見つめられて]
……お婆ちゃん。
俺は親父じゃないからね。
[首を振って背を向ける]
期待とかはしないで欲しい。
[それだけ言うと足早に雑貨屋を出た]
[引き止める声が幾つか聞こえていた。
修道士であり保護者染みた立場上見過ごせず
じ、と真剣な眼差しを自衛団長へと向ける。
背の方ではベッティやゲルダがクロエを案じていたから
ゲルダの止める声に漸く張り詰めた息を吐き出し]
――…何も喧嘩しようって訳じゃない。
この顔は生まれつきだよ。
そんな心配するな、大丈夫だよ。
[裾を掴むゲルダへと落ち着いた声を掛け]
用が済んだなら行こう。
クロエ、立てるか……?
[クロエの様子を窺う]
―宿屋 食堂―
あなたも行ってきたの?
[顔を上げてアーベルの顔を見る。
赤毛の男がその場にいたとしても、今は意識から外れていた]
あら、それならお願いしようかしら。
[申し出には素直に甘えることにし、手に持っていた皿を彼に手渡そうと]
─自衛団詰所・執務室─
[ゲルダから傍にいたことの礼を言われればどういたしまして、と微笑んだ。
団長と二人だけで話がしたいと言った自分に、渋々と心配そうに見る幼馴染達の姿がありがたくも申し訳なくもあり。
離れ際にベッティからあまり気にするなと言われれば、泣きそうな顔で微笑み頷いた。
そして団長と話している内、弱音を零して泣いてしまったのだが。]
え…?
[顔を伏せて泣いているところにライヒアルトの怒鳴り声が聞こえ。
驚きに顔を上げれば自衛団長を睨みつける姿が見え慌ててその背に手を伸ばした。]
ち、違、違うのライ兄、ギュン爺ちゃんは何もしてない、悪くないの。
悪いのは、私なの。
解ってるよ、でも…団員さん達、とてもピリピリしてるから
ライヒ君が痛い目に合わされても可笑しくないのだよ…
[娘は手首の、処置された手をさすりながら青年に請う。此方が危害を加えなくともあちらはどう感じているか解らない。そも、この張り詰めた空気でそうならない可能性を否定したくは無くて。]
うん――――…
でも、そんな顔は、余りさせたくはないのだよ…
[そう伝えると裾から手を離し、重苦しいこの空気の中、はあと息を吐き。]
ベッティもクロエのこと、心配しているし…クロエ、大丈夫かい?
[保護者としての付き添いを申し出て呉れた青年の方を見やり]
ん…ライヒ君、クロエが立てなさそうなら、頼んでも好いかな
[泣き顔のまま、何事かと駆けつけた自衛団員に視線を向けて。]
何でもないです、何もないから、まだ来ないで。
ね、ギュン爺ちゃん。何も無かったよ、ね?
[自分が言うよりも団長の言葉の方が重いだろうと水を向けて。自衛団長が頷くのを見れば団員達は渋々引き下がったろうか。
自分を気遣い背をなでてくれるゲルダとベッティそれぞれにまだ涙に濡れた瞳を向けるとありがとう、と礼を言ってからライヒアルトにも微笑み]
怒ってくれてありがとう、でもね、爺ちゃんは悪くないんだ。
私がね、怒られなきゃ、いけないの。
─宿屋・食堂─
ええ。
さすがに、あんな話を聞かされては、ね。
[あなたも、という問いかけに、浮かべたのは苦笑]
ここにいる間は、従業員ですから。
遠慮なく、使ってくださってかまいませんよ?
[苦笑の時間は短く、食器を差し出されたなら浮かぶのは、笑み。
丁重な手つきで受け取ったそれを、台所で手早く片して]
……しかし……もしかしなくても、ベッティと。
……キーファーも、行った……って事か、これは。
[後者はともかく、前者は。
妙に心配と言うか何とか言うか。
どんな意味でかは、表には出さないが]
………ん?
[クロエの言葉に目を瞠る。
二度三度瞬きしてから自衛団長へと目を向けた]
そうなのか?
[確かめれば自衛団長は頷くか。
誤解と分かれば苦い表情を浮かべ青年は頭を下げる]
済まなかった。
……あ、でもな、クロエが悪いって訳でもねぇぞ。
俺が勝手に勘違いしただけだ。
[クロエへと向き直りそう言い聞かせる]
[その後もしばらくぼんやりと村を眺めて。
けれどずっとそこに居る訳にも行かず、ゆるりとした動きで樹の根元から立ち上がった。
俯き加減のまま、村へと繋がる道を戻って行く]
───……。
[自宅への道と宿屋への道に分かれる地点で足が止まる。
宿屋へ戻ればまた皆が居るのだろうか。
そう考えて、両の手が拳を作った]
[他の者と違い、容疑者全員を疑えてしまうが故の恐怖。
人狼が居るかもしれない場所に戻ることは恐ろしく感じた]
[その現実から逃げたくなって、足が自然と自宅へと向く。
けれど、その足取りは重いままだった]
私、皆に、隠し事、してたの。
ギュン爺ちゃんは、おじいちゃんに聞いて、知ってたから。
だから、聞いてもらってたの。
[泣いている自分を案じるように蒼鷹は傍に擦り寄ってきただろうか。
その背をそっと撫でながら、皆がどう思うか怖くて逃げ出したい気持ちを抑え、言葉を紡いだ。]
…私の目、皆と、違うの。
死んだ人の、気持ちとか、正体、とか。
そういうのが、見えるの。
呪われた、目なの。
[数刻前、ゼルギウスが自分の容貌を憂いていた。
けれどそれはあくまで見た目で、こちらは本当に他者とは違うものが見える。
よっぽど自分の方が呪われているのだと、この目のせいで両親にも捨てられた少女はそう思っていた。]
[ゲルダとクロエの反応に漸く二人の懸念を理解する]
……あー。
保護者のつもりが心配させて済まなかった。
[ゲルダの言葉を受けてクロエへと]
立てるか?
……自衛団長殿が悪くないなら誰も悪くないだろ。
若し、悪い者が居るのだとしたらそれは……
[結社を名乗る自衛団長が示した人狼の存在。
怖がらせまいとしてか其れは言葉にはしなかった]
ごめ、んね。
皆に言ったら、嫌われちゃうって思ったら、言えなくて。
お母さんたちみたいに、離れていっちゃうって思ったら、言えなくて。
ずっと、内緒にしてたの。
皆に嫌われたくなかったから、ずっと黙って、て、ごめ、んなさ、い。
[ゲルダやベッティ、ライヒアルト達から優しい言葉をかけられると余計に罪悪感が湧き上がって。
泣きながら謝るしかできなかった。]
―宿屋 食堂―
……たしかにね。
[苦笑に返すのは同じ種の笑み]
じゃあ、今度からそうさせていただくわ。
[そう言って食器を渡した後は、椅子に座り、箱の中の人形に傷がないかを一つ一つ確かめていた]
ええ、一緒に行ったみたいよ。
引き止めたほうがよかったかしら。
[人形に目を落としたまま言う。
アーベルの心配が何に向けられているかは知る由もないが]
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