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まあ、あまり長く留められていると悪戯心が起きてしまうかもしれませんし早期に解決してくれると良いですね。
それまでは出られないという状況はお困りの方もいくらか居るわけで。
良くも悪くも普通とは言い難い方ばかり。
どうなるでしょうね。
[広間に居る数名をながめやり何かを考えている]
慣れてるならいいか。
オレも、これぐらいなら平気だし。心配いらなかったね。
[オトフリートの言葉に、へらと笑いを向ける。
聞かれた言葉に、少しだけ瞬いて]
うん。やっぱりこれっくらいの時に、会ってるね。
間違ってなくて、良かった。
イレーネは久しぶりだから、「久しぶり」オトフリート。
あと、「随分立派になったね」って。
[あとほかにも、何かごちゃごちゃ言ってるけど、
言葉が難しくてよくわからないから、
とりあえず此れだけ伝えておけば良いよね。]
…何か、疲れてる?
[気配と、纏う『声』が、元気ないから。
理由は判らないけれど、こてんと首を傾げて]
見ての通り、元気ですよー。
そちらさんも相変わらずお元気そうですね。
[にこにこにこ。陽光の精に笑いかけながら、ハインリヒに怪訝そうな視線を一瞬向ける]
[背中に突き刺さる視線が痛い。振り返るか否か。振り返ったら取って食われそうに感じているかもしれない]
『いやまぁうん。
こっちが何もしなければ向こうも特に何もして来ないはずだよな。
探らなければ問題ない』
[気配を感じた時から過去の記憶が甦っている。その記憶は痛いものでしかない。いつの間にか冷め切っていた珈琲を飲み干すと、ぎこちなく後ろを振り返った]
…よー、ひさしぶり、だなぁ。
[引きつった笑顔で若干冷や汗をたらしながら、視線の主─ヘルガへと挨拶した]
アールグレイにミルクですね。
今日、準備したのは栗とお芋のムースとメロンのスープなのですけどそれでよろしいでしょうか?
[首をかしげ]
[青の青年の発した、唐突と思える言葉に一つ、瞬く。
思考が読めない……という点は同じ、という所だろうか、と。そんな事を考えつつ]
……ここに来てから、何もない、ってことはないんですが。
[ブリジットの問いには、軽い口調でこう返す。
過ぎった言葉を悟ったなら、多分、苦笑しただろうけれど]
[リディの視線がこちらを向いたのでおや、と小さく瞬き]
…ああ、えーと。もしかしなくてもちびっこだ。
雷撃さんと翠樹さんとこの。
[まるで近所のおばちゃんのような表現で少女を見る]
大きくなったもんだねー、そりゃ歳もとるわけか。
ハインリヒ様、顔色が悪いですよ?
やはりお風邪を召したのではないでしょうか。
何か暖かいものでも用意しますが・・・。
[スープがまだたくさん残っているはずですし、と呟き]
半分。――名前の?
[アーベルに一度見られたけど、またアルに視線が戻った。
何だろう。難しすぎて、オレには良く判らない。
ノイと、イレーネで半分こかな。
凡その答えを知ってそうなのが、中にいるけど
…でもきっと聞いても、教えてくれないだろうし。]
やっぱり、イレーネとあってるのかなぁ。
[ぽつりと言葉を零しながら悩む少年を他所に
視線を向けられた鴉はふわりと羽ばたいて、空へ上がる。
手には、留まり慣れていないらしい。
再び青年の頭上へ着地しようと]
まぁね。
相変わらずどこにいったって植物があるところに呼ばれるらしくてね。
まったく、いつから翠樹の精霊になったのか記憶にはないんだけどさ?
[かすかに肩をすくめながら、ちらりと猫を見てから視線をライデンへ戻す。
ユーディットの提示してきたスイーツにはふむ、と小さく首をかしげる]
上出来。ムースのほうをもらおうかな。
ま、一応、飛べもしますし?
[さらりと返しつつ。伝えられた挨拶に、異眸をやや、細める]
……いえいえ。『器』はまだまだ、若輩ですので。
[伝えてきたのが仔竜の頃を知る相手なのはわかっていたから、表情はやや、苦笑めいたものに]
疲れていると言うか……まあ、疲れているんでしょうねえ……。
[続いた問いは否定しようとしたものの。結局できなかった]
[瞬かれる緑を認め]
[視線が移ろう――時空の竜へ]
……、
[瞬かずに青は見詰め]
其方も、わからない。
[そう呟いて、][目を伏せた。]
[手から飛び立った鴉は頭上へと降りる]
[機鋼の馬を駆り、いくら風を切って走ろうと、あの感覚にはとても及ばない。
口の中だけで小さく悪態をつき、鉄馬を停めて、屋敷へと。]
いやいや、かぜはひいてないさ、うん。
じゃあこーひーもういっぱいもらうかな。
[何故かユーディットに対しても棒読みになったまま珈琲のお代わりを頼む]
そう、他の人の時にはノイと呼べばいいのね。
他の人のときにノイって呼ばないように気をつけるのね。
[どうにか理解したようだ。どうにか、だけれど]
うーん、獣族や竜族の気配ではなくて。
精霊ともちょっと違うのよね。
分からないから魔、というのは止めろっていわれたし…。
[鴉に向けた視線は段々凝視に近くなりながら]
イレーネとも通じるから、属性は精神だよねぇ。
一番近いのは精霊なんだけど…むぅ。
[後一歩の所で確証が取れないようだ]
[まるでからくりのような動きでこちらを振り向く男に典雅な微笑を一つ向ける。
───けれど、深い葡萄酒色の瞳がちっとも笑っていないのは気のせいだろうか]
───やぁ、ボケ。
…ああ、ああ、間違えた。ヴォルケ、だっけ。
相変わらずうだつのあがらなそうな冴えない人相だね?
[にこにこと微笑むも、いうことがかなり酷い]
ちびっこじゃないし!
[膨れた。単純に年数でいえばヘルガより長く生きている筈だったと思ったが、時間経過に関する体感的なものは、種族や個人差がかなり大きい]
ヘルちゃんは相変わらず派手ね。
へぇ、知り合いか。
な、はちみつないかな?
[ヘルガとハインリヒ、ユリアンの言葉を面白そうに聞きながら、ユーディットにコーヒーのおかわりを頼みながら聞いてみる。]
[厨房より人数分のカップと十個ほどのムース、珈琲紅茶のポットを手に]
お待たせしました。
[広間の全員の前にカップを置き、希望の飲物を注いでゆく。]
[青年から投げられた言葉に、翠と紫はほんの少しの険しさを帯びて]
……わからない、か。
記憶違いでなければ、300年前に会っているような気がするんだけど、ね。
[そしてその邂逅が、旅立ちの直後に魔界へと向かう切欠になったりしたのだが]
[ボケ。その言葉と続く言葉でで相手がまだ自分を許しては居ないことが良く分かる。向けられる笑みが恐ろしい]
いや、うん。
もうやらんから許してくれ。
[名前をわざと間違えられたことや、人相についてこっ酷く言われていることに関して文句一つ言うことなく。顔の両脇に手を挙げて降参のポーズ]
ああ、頼むよ。
[ユーディットに支持する様子は慣れたもので]
いいじゃないか、ちびっこで。ちいさいんだからさ。
は、は!派手、ねぇ。しょうがないさ。
こういう顔と性格と思考で生まれてきたんだ。
こればっかりは誰に文句の言いようもないだろうさ。
[リディの反論も歯牙にかけず、陽光の精霊はマイペースに笑う]
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