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─台所─
[邪気の感じられないカルメンの言葉に、軽く、唇を噛んだ]
……探さないと、ならない。
ん、それは、確かなんだよな。
そのために、できる事、しないと。
[呟きは、独り言めいて]
……俺の……できる事。
[『それ』が何かは知っている。否、教えられた。
けれど。
そこに至る過程が生む反発を抑えられるほどには、大人になれていない]
…………。
[結局、それ以上は言葉を紡がず、沸いた湯を桶に移す。
鸚鵡は喉を撫でようとする手に逆らわず、くるる、くるる、と。歌うような調子で鳴き声を上げる]
― →ブリジット達のいる部屋―
[人の行き来に邪魔にならぬように、荷袋を背負って部屋へと入り]
ほっとんど出遅れてる気がするが、どうだ?
[母体に眼を向けないようにしながらひそめるような声で聞いた]
…お湯は用意、してたよね。
まだ必要じゃなさそう、だけど…
[そういいながら、ブリジットの汗を拭いて]
…大丈夫だよ、ブリジットさんがこんなに頑張ってるんだ。
元気に産まれてくるに決まってる。
[そう、自分に言い聞かせるように。]
─台所─
さがす、ために、できる、ことー。
………?
[思い浮かばなかったようだ。
ロートスを撫でる手が止まって首を傾げている。
歌うように鳴くロートスに気付くと、楽しげな表情が浮かび。
再び撫でる手を動かした]
la la lululu lululi lulala...
[ロートスが鳴くのに合わせるように、声で音を取ろうとした]
―八つ時・集会場外―
(随分と長い間気を失っていたのだな)
[ハインリヒと言葉を交し後、筏の端へと向かう。
シャツに張り付いた赤が疎ましく感じられる。
天を仰ぐと陽は既に天頂を過ぎていた]
……今は小康状態ってとこ、かな。
陣痛はひどそうなんだけど…まだ。
ブリジットさん、頑張ってる。
[ゼルが来たことに気付けば、同じく小声で返答し]
ふぇ?
[ふと視線を感じた気はしたけれど、人の出入りが激しいせいもあって、それがクロエのものだとまでは気付かない]
がんばるです。
ブリスさんも、赤ちゃんもっ。
[当人の中に生まれた嫌な予感など知らず、呼び掛けを続ける]
[結果的にこれといって役に立ちそうなものは見つからず]
悪い、結局何が良いかわからなくてな。
[出掛けにローザに言われた言葉を思い出し]
えっと…手を掴んでればいいのか?
[うっかりすると取り返しがつかない事になりそうなのと、触れていいものか悩んで]
…ふむふむ…はっきりいってしまえば、わからないんだが…
[ローザの言葉に体裁もなくぶっちゃけながらも、ブリジットの傍まで近づき、額や首に溢れている汗を拭う]
─台所─
[首を傾げるカルメンの様子に、苦笑が浮かぶ。
鸚鵡との唱和に、小さく息を吐いた]
あー……っても、どんくらいいるんだろ。
もう少し、あった方がいいかな。
[ぶつぶつと呟きながら、再度、鍋に水を張り、火の具合を見る]
俺、一度これ、届けてくるわ。
その間、ロートス頼む。
[軽い言葉に、鸚鵡は頼むのが逆、と言わんばかりの表情を見せるが、それは黙殺して。
湯を満たした桶を提げて台所を出る。
鸚鵡は不機嫌そうなままだったが、歌うよな鳴き声は途切れる事無く。
葦笛が奏でた音律を、徐々に織り成して]
[ロミの様子を見れば、気遣い微笑みを向けて]
ロミちゃん、疲れたらほかの人と代わってね。
[幼い彼女に、出産はショックなものかもしれない、と思うが遠まわしに彼女の意思に任せて]
[ハインリヒが戻ってきたのを見れば、おかえりなさい、と]
急なことだもん、仕方ないよ。
[もっと早く気遣ってあげられれば良かった、と内心で後悔しながらもハインリヒには顔を横に振って]
うん、いざって時はしっかり支えてあげられる男の人の方が良いと思うから。
それに、出産するときってすごい力なんだよ?
お母さんってそういうものなの。
─台所─
うん、ユーラ、も、いって、らっしゃい。
[届けて来ると言うユリアンの言葉に頷く。
ロートスの不満げな表情には気付けぬままに撫で続けた]
[途切れぬロートスの鳴き声に耳を傾け。
音が取れそうなところは一緒になって声で奏でて行く。
それが先日聞いた旋律と気付くと見えぬ瞳を瞬かせた]
あの、ときの、きょく。
……悩んでても、仕方ないっつの。
てゆっか、今はそれどころじゃねーし。
[は、と息を吐いて気持ちを切り替えつつ、産室となっている空き部屋へ]
えーっと。
様子は?
[桶は一まず廊下に置いて。
中に向けて、そっと声をかけた]
…はぅぅ。
[撫でられてちょっと落ち着きを取り戻しつつ]
ロミは、平気ですよ。
…あ、代わったがいいですか?
[ローザの気遣いにはあくまでそう答えたものの、ハインリヒの声が聞こえたので、退いたほうがいいかと首を向ける]
[街と繋がる筏には相変わらず自衛団が陣取っていたが深い疲労をおし隠しているように見えた。]
(無理も無いか、あのような事があったのだから……)
[今更ながらではあるが、魂の救われしように祈りを捧げた]
そんなに凄いのか?母は強し、ってやつか?
まぁ、オレが役に立てそうなのは力仕事くらいだからな。
[昨日も同じ事を言ったな、と内心思いながら]
でも、なんだ……
オレが見ててもいいのかね…
[出来るだけブリジットの体を見ないように気を遣いながら]
旦那様のところに子供と帰るんだろ?
だからがんばれ。
[励ますような言葉をブリジットに]
[ユリアンの声に振り向くと、安心させるように微笑んで]
今、ブリジットさんが頑張ってるとこだよ。
お湯、持ってきてくれたならこっちに置いてもらえるかな。
[そう言うと自分の隣を視線でさして。
ロミの返答にはううん、と頭を振って]
ロミちゃんが疲れてなければそのままお願いしていいかな。
きっと、ブリジットさんも頑張れると思うから。
[子供のぬくもりは、きっと彼女の支えになるだろうと思った。]
ハインなら縋られても平気だよね。
ダーヴさんも。
[緊張した笑みを浮かべる]
こんな時、気の利いた冗談でも浮かべばいいんだけどな。
[あのときの、というカルメンの言葉に、鸚鵡は鳴き声を上げるのを止め、こきゅり、と首を傾げる]
「『やくそくのうた』ー。
このうた、すき?」
[自身を写さぬ瞳を見上げつつ、鸚鵡はこんな問いを投げ]
[あやすように頭をぽんぽんとして。ロミが落ち着いたようなので手を離し]
ま、確かにそうだよな。むしろ経験豊富の玄人だ。とかいわれるほうが驚く
[ローザの言葉に妙に納得したように頷きつつ、冗談めかしてそんなこといって]
だが実際…絵が浮かばんのが辛い…ってことで、縋る存在はもういらんみたいだが足りないものってあるか?
[一応というように口にした]
ん、そか。
[頑張ってる、というローザの言葉に小さく呟く。
それから、視線で示された場所に、桶二つを運び込んで]
これで、足りるかな?
一応、追加で沸かしてるから、また持ってくるけど。
[確かめるように、問う。
視線はさすがにブリジットには向けられず、桶の揺れる水面に向いていたが]
─台所─
やくそく、の、うた?
うん、おと、きれい。
カーラ、この、きょく、すき。
[題名を聞いて一度きょとりとし。
続く問いには笑みながら答えた。
瞳は下へと落ちているが、ロートスの姿は瞳に映らない。
僅かにズレて床を見つめる形となっている]
そりゃそうだよ。だってお母さんだもん。
[自分自身の母は知らないが、自分の目の前で母になった人達は皆強かった。
そして今ここにも強い意思を持っているお母さんがいる。ただ、助けたい。それしか考えられずにブリジットのおなかを撫でた]
ここに居てくれるだけでも力になってるよ、クロエ。
[大丈夫、と出来る限りの微笑みを向けて]
ああ…それと、少し手が空くやつは…後ででいいんだが、少し着てくれないか。広間にでもな
[頭にあるのは先程の自衛団員のこと。ロミにみられてたなんて知らなかったが、さすがにブリジットの前でいきなりするのも無理と。場所を変えて呼び集めてすることにした]
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