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[玲の呟きには]
ここで喧嘩はボクとしてもうれしくないね。
[と隣の玲に聞こえる程度の呟き。
出て行く史人を見送りながらお茶を一口、
ちょうど飲み終えて。]
お茶入れてこようか?
それともこのまま見学(?)とかするならいらないかな?
[きっと見学することになればついていくかもしれない]
こーして見ッと、なかなか立派なモンだよな。
[上り切った先。
聳え立つ樹の幹に手をつき、広がる枝を見上げた。]
・・・冷て。
枯れちゃァいないんだよな、やっぱ。
[確認するようにこんこんと、手の甲で軽く叩いてみたりする。
それから丘の下に視線を移して、少しの間人々をぼんやりと眺めた。]
わ、そこまで、見抜かれてたんだ。
裕樹君を、ここに案内する途中で、史人にばったり会ったから。
つい、話し込んじゃった。
[琉璃の言葉に少し驚いてから、クスと小さく笑う]
琉璃は、遊びに来てたの?
居るとは、思わなかったよ。
[呼び捨てで呼ぶ限られた人物の一人である琉璃に首を傾げつつ訊ねる]
[晴美に自分勝手と言われれば]
晴美ちゃんにその言葉を言われるとは…。
[むぅとむくれたように唇を尖らせて、
よもすればそれはまんま少女のようで。
不敵に笑う様子ににぃと笑みを返して]
それは、ありがとう。
晴美と同じでボクも譲れないものがあるからね。
ボクはボクだ。
[なんだかんだで晴美が自分のことを悪く見てないことは察しており、
それ以上後は引かず好意的な笑みを浮かべる。
晴美のことは自分にとってはかわいい弟のようなものだ。
もっともそれを口に出せば本人はあまりいい顔はしないだろうしそれを口にすることはないが。]
[庭に植えられた木に寄りかかり、ぼんやり紫煙を立ち上らせつつ、つい先ほどの会話を思い返す]
……綾だから、俺は手ぇ出したくねぇんだろうが。
[零れ落ちる呟きを聞くものはなく。
ただ、風がよりかかる木の葉を揺らす音が響く。
都会の喧騒に慣れた身には、そんな静寂も心地よく……は、あるのだが]
……少し、歩くかあ。
[やっぱり、静か過ぎる気がして落ち着かず。
中はほっといてもまとまるだろーし、と呟いて。
そのままふらり、外へと向かう]
[榛名に笑って返しながら]
だって昨日ボクがまんまたどってた道だからね。
[榛名の質問には]
うん、その話し込みがもつれもつれて結局お泊りまでって感じで今にいたってるよ。
久しぶりに会う幼馴染、お互い積もる話も多いしね。
[同じような立場の榛名にはよくそのことはわかるであろう]
あは、琉璃も、だったんだね。
お泊り、したんだね。
そう言えば、小さい頃は、皆で、良くやったっけ。
懐かしい、な。
積もる話は、沢山。
…離れてると、どうしてるかとか、全然、分からないし。
[同意するように頷いて。しかしさっきはそう言う話はあまり出来なかったなと思い、少しだけ、む、と唸るような表情に]
その積もる話、あんまりしてなかったや。
また今度、かな。
―――しっかし。
[利吉がタバコを口にくわえたまま、遠くにそびえる「伝説の桜」を見つめる]
見た限り、何もおかしなことはなさそうなもんだけどねえ。
近くで見れば、何か分かるもんかね……ん?
[遠目で桜を眺めていると、その周辺に孝博の姿が見えた。
その手にはカメラ。桜を撮っていたのには相違ないだろう。
まだ、葉も花もついていない桜を撮る意味。それはやはり、この桜が花をつけない、という意味なのだろうか。
とりあえず、利吉が、桜のそばに近寄り、孝博に話しかけた]
よお。
また、殺風景な時期に撮ったもんだな。そんな写真……どうするつもりだい?
[ふらふらと、当て所なく歩いていく。
舗装もほとんどされていない道は、落ち着くような歩きにくいようなでなんとも複雑な感覚があった]
……あー。
後で、墓参りにもいかんとな。
あいつも、上から見てんのかねぇ?
[独りごちつつ足を止め、空を見上げる。
ふと思い出すのは、三年前に逝った悪友の事]
……っとに。
[馬鹿野郎が、と呟いて、また歩き出す。
歩みは自然、桜の丘の方へ]
そーだな、折角だし下からのアングルで1枚・・・ッと。
[カメラを取り出したところで声が掛かり、振り向く。]
ん、おォ。りっチャンか。
[呼び方は定着したようだ。]
殺風景ッつっても、この樹は何時来よーがこんなん・・・
アレ、聞いてなかったん?
卒論の題材にしよーッて思ってさ。元々その為に帰って来たんだし。
[その話題は榛名相手にしていたのであって、利吉が聞いていなくとも無理は無いが。
片手のカメラを示すように軽く振った。]
玲ちゃんに……、八幡…琉璃、さん?
[どこかで聞いた覚えのある名前を思いだそうと、視線を少しさ迷わせ。
見返したのは眼と、咽喉もと]
…家屋趣味はたしかに、変わってるかもしれないが…まあ好きになったらしょうがないからね。
貴方にも、そういうものがあるんじゃないかな?
[からりと、笑ってそう返した]
ああ……そういや、んなこと言っていたような気もするな。
耳の端で聞いた覚えがある。
[少しだけ、天を仰ぎながら、そう呟いた]
んで。
花が咲かないのを知ってる。
それを卒業の題材にしようとしている。
ということは、伝説は本当、ってことかな?
この桜の下に、巫女―――それから、魔が眠っているという伝説が。
…やめた。
[小窓の外を見ていた視線を引き戻して。
焜炉の火を落とした。立ち昇っていた湯気がフッと消える]
私が考えたって仕方ないじゃない、ね?
[自分へと言い聞かせるよに声を出し、パチ、と両手で顔を叩いた]
細工物屋 玲が村を出て行きました。
13人目、細工物屋 玲 がやってきました。
話が降り積もり過ぎるより前に。
戻ってきて欲しいんだけどな、私としては。
[父親用の湯飲みと急須、水受け用の器をお盆に乗せて戻る。
榛名と琉璃の話に半ば割り込む声は笑っていて]
そうすればお土産もそれだけ頼めるしね?
[父親の渋面にも笑ってみせる]
[裕樹の挨拶には、ふんと鼻を鳴らし]
西行院晴美だ。ゆくゆくはこの村を統べる者として君を歓迎しよう。
[内容は歓迎のものだが、相変わらず不遜さのにじみ出た言いよう。
そして、家を見せるかという話はどちらに付くでもなく静観していたが、話が収束の方向へ纏まると]
では俺は暇させてもらうとするか。
三年前に出て行った俺の子分も帰ってきているらしいからな。
本来なら向こうから出向くべきなのだが。仕方ない、俺様直々に会いに行ってやるとするか。
では馳走になったな。
[そう言うと、葛木家を後にする。]
そうだね、昔は仲良く……
[そこで言葉が途切れ]
うん、今でも二人とは仲がいいつもりだよボクは。
[笑いかけながら]
話す機会はまたあるんじゃないかな?
うん、一生いなくなる、わけじゃ、ないしね?
[言葉に微妙なニュアンスを交えながら]
それにしても珍しいね外部の人がこの村にくるだなんて。
[話を変えるように再び裕樹のほうに視線を向けた]
[庭に向かうという史人の声には小さく頷き。
榛名が家長と交渉する間、まっすぐな視線を向け続けて]
ええ、俺は勉強をしたい一心でこの村に来たんです。
俺に手伝える事があるなら、こき使って下さって構いませんし…よろしくお願いしますっ。
[後一押し、と言っていた史人の言葉を思いだし、姿勢は土下座へと移行。
しばらくの後、短い了承が聞こえて、輝いた顔を上げた]
ふふ、お土産、か。
確かに、そうだね。
[玲の言葉にクスクスと笑みが漏れる]
せめて、一年に一度は、顔見せて、欲しいかも。
あまり連絡が取れないと、心配に、なるし。
[再び丘の近くまでやって来て、上を見上げる。
大振りの枝のみを広げる桜の古木。
幼い頃から、それは不可思議な存在に思えていた]
……と、儀式始まると近づけんし。
今のうち、眺めとくか。
[次はいつ来るかわからんし、と呟きつつ、ゆっくり丘を登って行く]
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