情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……了解いたしました。ではそのように竜都に伝えておきます。
[恐らく虚竜王を知る者であれば、己が耳を疑うかのような一言。
だがそれすらも彼女は機械的な応対を返し、驚いた様子もない。
虚竜王もそれを気にするでもなく、「よしなに」と告げるのみ。]
では、これより竜都へ遣いへ行ってまいります。
会議までまだ暫く時はございますゆえ、どうぞその時までお休みくださいませ。
[そう言って深く頭を下げると、次の瞬間にはその姿はまるで端からそこには無かったかのように溶け消える。]
[そうして、竜都に赴いた彼女が告げた虚竜王の竜王会議への出席の報は、竜卿全土を震撼させ、全員出席を義務付けられた竜王会議が開かれることになるのであった。
そして、同時に随行者として彼女の名簿も提出されていた。]
■名前:ユーディット=アーカーシャ(U.D.T=Akasha)
■属性:時空(エインシャント種)
■年齢:外見18歳 / 実年齢不明
■刻印:あり。蛇が杖に巻きついている意匠のものが喉に。
■経歴:竜卿・人間界問わず、何か事件がある際にその姿が目撃されることがある。
とはいえ、何れの場合も何時の間にか忽然とその姿は消え去っているのだが。
彼女が何時から存在していたのかを知るのは恐らく虚竜王のみ。
誕生についても不明な点が多く、少なくとも1200年前には今の姿で目撃されている。
/*
色々と謎が多い時空の竜にして虚竜王の眷属。
鋭い方は、彼女が竜であって竜でないような違和感など感じてくだされば。
縁故としては、毎回の竜王会議において委任欠席の旨を伝えに来ているので、今までの竜王会議に参加された方は知っていていただいて問題ないです。
あとは上記のような事件の際に唐突に現れるくらいで、それ以外は無限なる虚にいるようでいないような状態なので、実は縁故が結びにくい。
ただ、話しかけられたら名乗り込みで反応は返してます。
でも唐突に消える。
―竜皇殿・門の近く―
養父上。
[外から戻ってきたらしいギュンターに声を掛けられる。
白鳩は小さくクルと鳴くと空高く飛び上がっていった]
はい、お受けして参りました。
受けた以上は確りと努めさせていただきます。
[頷くとギュンターは本殿の方へ。
それを見送り、今度こそ外に出ようと歩き始めた]
─蒼天の座─
[天に浮かぶ庭園、そこを取り巻く大気の流れを深い緑が切り裂いてゆく。
小柄な体躯は風の流れを受け流し、大きな翼が気流を制し、捉える]
いよっと……ご帰還、っと!
[大気の壁を突破した常磐緑の竜はふわり、と柔らかな草の上に降り立ち、その姿を金髪の少年へと変えた]
んー、久々っ!
「久々、じゃあねぇだろ、てめぇはっ!」
[身体を伸ばしつつ言った直後、後頭部に入ったのは鈍い一撃。
振り返った先には、不機嫌そうな草色の瞳]
あにすんだよぉ、いきなりぃ。
[殴られたところを押さえつつ、上目遣いに背後に立つ若者──嵐竜王を睨んだ]
7人目、流水竜 ナターリエ がやってきました。
はぁ……。
[全裸でベッドに横たわったまま、恍惚の表情で、ナターリエが息を吐いた。
隣にいる、これまた全裸の男が、下卑た笑いをもらす]
『―――へっへ。
しかし、あんたのような綺麗なシスターから誘いを受けるとは思わなかったぜ』
[その言葉を受けて、ナターリエは妖艶な瞳で男を見つめた。
―――ぞくり。と、それだけで、全身に快感が走った]
あぁら……。
誰にだって、欲求不満になるときはあるわぁ。
それぐらい……分かるでしょぉ?
[ノドに絡みつくような甘ったるい声。
ごくり、と男は生唾を飲んだ]
あぁ、駄目ぇ……。
まだ……まだ、ノドが乾くわぁ。
[ペロリと舌を伸ばし、自身の人差し指を舐める。
一戦終えたばかりだというのに、男の臨戦態勢はすでに整っていた]
だからぁ……頂戴ぃ?
『い……言われるまでも無えよ!』
[男がナターリエに飛びかかろうとした次の瞬間―――]
―――貴方の全て。
[ナターリエの顔だけが、妙な縦変換がかかり、引き伸ばされたかと思うと、その大きな口で、男の体を飲み込んだ。まるで、大水がなにもかもを飲み込み、全て消し去ってしまうかのように。
男には悲鳴を上げる暇も、自分がどうなったのかを考えるような時間もなかった。
やがて、元の顔に戻ったナターリエが、大きく一度ノドを動かし、下唇を舐める]
……うふふ。
ごちそうさま。
[しばらく、そのままの姿で余韻に浸っていたが、やがて、乳房にある刻印がうずきだして、ナターリエが我に返った]
―――あぁ。
そう言えば、なにがしかの会議に着いてこいとか言われていたかしらぁ?
本来なら、もっと他のちゃんとした人達を選ぶでしょうに。
私を選んだ理由は何かしらぁ?竜王様ぁ?
……嘘のうまい愛しきお方。
[くすりと小さく笑んで、ナターリエがその場から溶けるように姿を消した]
[丁度その頃、水竜王の随行者の名簿として、ナターリエが提出されていた]
■名前:ナターリエ=メルト
■属性:流水
■年齢:外見年齢・20歳前後 / 実年齢765歳
■刻印:有/乳房。赤や青に明滅したりすることもある。
■経歴:本来は、妖怪の一種。
軟体動物からの派生だと言われているが、本性はよく分からない。
他の生物を、捕食&吸収し続けるうちに強大な力を有するようになり、やがてそれが水竜王の目に止まり、竜としての力と姿を有するようになった。
刻印を与えることにより、力ある存在を自分の目の届く範囲に置いておくのが理由とも言われているが、生粋の竜族よりも、力は劣っていることからも詳しいことは不明である。
人間界を放浪して、自分の欲求(食欲&性欲)を満足させることだけを今は生きがいとしている。
元が軟体動物ゆえに、性別はアンドロギュノス(もしくは、雌雄同体)なので、両刀である(また、水の特性を生かして、どちらかを隠したりすることも可能。男はそれゆえ、女としてのみのナターリエと出会った)
ぶっちゃけ、エロい。
「後頭部に一発ですんだだけいいと思え、この放蕩義弟!」
自分出歩けねーからって、オレに当たるなよ、カイショーナシ兄貴!
[どっちもどっちだ]
んな事より、なんで会議に出る気になったりしたん?
いつもんなら、さっさとバックれてんのに。
「あー……虚竜の御老が出るとか言い出したからだよ。
んで、皇竜殿が全員出席義務とか言い出してよー……めんどーったらありゃしねぇ」
……そんなんに巻き込まれたわけ、オレ。
「ま、そーゆーこった。
とにかく行くぜ、遅れるとうるせぇ」
はーいはい、っと。
8人目、生命竜 クレメンス がやってきました。
[そのまま、他の竜らがぎょっとする様子には目もくれず、まっすぐ上座―命竜王ティアマトの座する所まで走り込み。
王と邂逅第一声。]
行き遅れもいいとこの姐さんがとうとう出来婚って、
マジか!?
「嘘よ。」
[黒髪の美女にざっくり即答され、クレメンスは思いっきり噴いた。]
し、初歩的なネタで釣られた俺…。
[がっくりと崩れ落ちる黒衣の男の後ろ頭――丁度刻印がある首元を、命竜王ティアマトは持っていた羽扇で叩く。]
「お馬鹿。こうでもしないと、貴方は竜卿に戻ろうとしないでしょう?」
まぁそうだけど。
…で、自分の威厳を追い落としてまで俺をこっちに呼んだ理由はあああああいでででででででで、痛い痛い痛い!
姐さん足足!ヒールなんだから痛いって!!
[使い古されたクレメンスの革靴のど真ん中に、命竜王の赤いヒールの踵がさっくりささっていたり。]
「貴方って、ほんっとに相変わらずね…………一回その減らず口を針と糸で縫ってあげるわ。近いうちに。」
すいません御勘弁願います。
[そのまま土下座の格好でさっくり許しを請いながら。その格好のままで少し声色を整えて。]
で、この格好で本題聞くけど。
竜王会議の随行任務に俺を宛がうつもり?
[伏せられていた為、クレメンスがどんな表情をしているかは、見えない。
生命の竜王は小さく、ほんの小さく嘆息しながら、呆れたように呟いた。]
「…相変わらず。妙な所で聡いのね。」
[クレメンスは顔を上げると、へらりとした笑みをうかべ。]
―竜都・西通りの商店―
それならこちらにしよう。
[黒い硝子瓶を指差す。
薄蒼の細身のローブがサラリという音を立てた。
店主は笑いながら瓶を包んでゆく]
いや、私はまだ見せていただいていない。
無駄になったら自分で飲むだけだから構わないと思って。
[毎度あり、という声を背に受けながら通りへと戻る。
このまま竜皇殿の近くに居た方が良いのか、それとも一度家に戻るか。考えながら来た道を引き返してゆく]
まぁ、年の功ってやつで。それなりの情報網は持ってるし。
虚竜王、本気で来るのね。
[ひゅぅっと、音のしない口笛を吹きながら、ついていた膝を床から離して立ち上がり、埃を払った。
無限の竜王の名に、命竜王は微か眉根を寄せる。]
珍しい。
[口元に笑みを浮かべながら、だがクレメンスの感想はその一言のみ。]
「珍しい、どころか前代未聞よ。一体会議で何が起きるのやら。
…貴方だったら黒虫並の生命力は持ち合わせてるし、何が起ころうが最悪死ぬことはないだろうと踏んでの人選なわけだけど。」
うわー。姐さん本人目の前にして言うね。
[酷い言い様にもけらけら笑って、楽しそうに受け答える。
堅苦しいのが苦手なクレメンスにとって、こういう受け答えは望む所でもあった。]
「言わせてもらうわよ。それにクレメンス、貴方大事な用事がある時に限って捕まらないのだから。
わたくしたちは数が少ないのは承知しているでしょう。たまには役に立ちなさい。」
はい、はい。
[男は竜王に軽く、諦めたといった様子で溜息をつきながらも、けらりと快活に笑うのだった。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新