情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[伸ばした手を振り払われると、溜息を一つ吐く。
持っていた花を、胸元のポケットに刺すと、
再度伸びる手は、相手の頭を抑えるように添えられる。]
困ったな。
本当に私には君に恨まれるような覚えがない。
君が、そこまでするのならば、
私が気がつかない内に何かしていたのかもしれないが……。
[クルクル回る腕から繰り出される、
掠めるひ弱なパンチを受けながら、首を傾げた。]
で、私は君に何をしたんだい?
[相変わらず淡々と、冷えたように響く声音で尋ねた。]
[目を逸らす様子に、何か確信したかも知れない]
あはは、ま、ウチもそんなんはカンベンだね。
かあさんがひっくり返っちまうし、あの世の親父までひっくり返っちまうかも知れないよ。
[冗談めかした口調で言い。
ついでに、と頼まれたものに思案の素振り]
チビさんたちのか。
それなら、飴の瓶詰めが入ってるから、それでいいかい?
その内また、焼き菓子でも作って差し入れるよ。
[店の前から中へと戻り。
箒を隅に片付け、棚から頼まれたものを出して、カウンターに並べていく]
あー、もう!
なんで効かないのよ!
[なんだか、体の調子が変。こんなはずじゃなかった。
相変わらずもぶんぶんと腕を振りながらも、ライヒアルトの言葉を聞くと、考え込むように腕を止めて]
みゅう……。
[と、なんだか寂しそうに呟いた。
探し物を見つけて、それに復讐する。本当にそうだったんだっけ?何をしたんだっけ、この人は?
そんなことを頭の中に浮かべると、先ほどまで感じていた空腹感がまた少女を襲った]
駄目だ……お腹すいたよう……。
[ほとんど攻撃にもなっていないようなもので力を使い果たしたのか、倒れ掛かるようにライヒアルトの胸に額をくっつけると、ずるずると崩れていき、少女は気を失った]
そりゃそうだ。
教会が雑貨屋に乗り込まれるなんて、俺だって聞いたことねぇさ。
[軽く笑い声を上げた]
あぁ、それでいい。
[それからクロエについて店の中へ。
入れ違いのように猫が歩き出すのを横目で見送り]
そいつは助かるねぇ。
こないだのも好評だったしな。
……まぁ、そっから取り合って喧嘩まで始めやがったんだが。
あれを収めんのにゃぁ骨が折れた。
[懐から小銭を出して確認しつつ、やはり軽く続けた]
おや、まぁ…――。
[ずるりと頽れた相手を、真上から見下ろす。]
腹が減って、気を失ったのか。
[まったく動かぬ表情のまま、
仕方ないといった風に、少女の身体を肩に担ぎあげた。
フィールドワークをしていることもあり、見た目よりは力はある。
――何より、少女の身体は軽かった。]
なにか、食べられる物でも買って行った方が良いか。
[担ぎあげたまま歩いていると、
雑貨屋のぶち猫が歩いているのが目に留まった。
それで思い立ったように、
荷物のように少女を担いだまま、雑貨屋の方へ。]
[ぷかぷかり。パイプから一つ二つと煙が吐き出される。船に乗っていた時も、海を眺めながらパイプをふかしていたことをフーゴーは思い出していた。そんな中、散歩をしているのだろう、ぶち猫が目の前を横切るのを見た]
…………お。
おめぇ、雑貨屋んとこの……いけねぇ、名前がすっとんじまったな。
俺も歳かねぇ。
[ぺち、と額に手を押しあて苦笑を漏らす。尻尾を揺らしながら悠々と歩くぶち猫を眺めつつ]
…あんにゃろは顔に似合わず猫飼ってたっけねぇ。
そりゃ船に紛れ込んだ鼠の駆除にゃ持ってこいだったがよ。
[思い出すのはやはりかつて船に乗っていた時のこと。親友が実益で猫を飼っていたことを思い出し、可笑しげに笑いを漏らした]
[猫の気まぐれはいつもの事、と気にした様子はなく。
手際よく、品物を包んでいく]
ま、せいぜいそうならないようにしとくれよ?
[くすくすと笑いながら言って、代金を告げる]
おや、それは嬉しいね。
……でも、ケンカになっちまうのはちょいと困るかな。
ちゃんと、分け合う事を教えたげないと。
[差し入れの顛末には、思わず苦笑を浮かべる]
[少女を担いだ学者の姿に、ぶち猫は一瞬、きょとりとしたやも知れず。
そのまま悠然と歩みを進め、呼びかける声と、続く笑い声にぴくり、と耳を動かし立ち止まる。
にゃあ? と小首を傾げる様子は、「なーに?」と問うているよにも見え]
[雑貨屋の方へと歩きだせば、フーゴーの姿。]
……フーゴーさん、こんにちは。
[愉しげに笑う相手に、何がそんなに愉しいのだろうか?
と、話題を振ることが出来たならば、
変人の烙印は押されていないだろう。
少女を荷物のように肩に背負ったまま、
それでも挨拶をと、緩く頭を下げた。]
[───意識が抜けたまま。
ほとんど思考どころか、感情にもならないようなそんなあやふやなまま。
なんとなく今思うのは]
(なんだか、あったかい)
[遠い昔に似たようなことがあったような気がする。
だけど、記憶は全て闇の奥へと消え去っていて何も思い出せない。
今思っていることさえ、目が覚めてしまえば全て忘れてしまうかもしれない。
それでも、ちょっとだけ、嬉しかった]
いやいや、何でもねぇよ。
[問うように首を傾げるぶち猫にはそう声を向けて。よっこいせ、の掛け声とともに腰かけていた石から降りて地面に膝をつくとぶち猫の喉元に手を伸ばす]
ん?
おぅ、ライヒアルト。
……なんでぇ、その格好は。
[荷物のように肩に少女を背負う姿に少し呆気に取られた表情。膝をついているために見上げる形となるか]
はいよ、肝に銘じとく。
……つってもそこまで金にゃぁ困ってないから、そこんとこは安心してくれ。
まぁ、時にはちーっとマケてくれっと嬉しいがねぇ。
[などと言いながらも、言われた金額をその通りカウンターの上へ]
さぁて。
こってり絞っといたから、次からは大丈夫だと思うが。
それだけ美味かったってことだろ。
アイツら、飯はよく残すクセにな。
[肩を竦めてみせた]
[死角になって見えなかった先ほど見かけたぶち猫が、
フーゴーの近くに行ったことで見える。
ぶち猫は再度、生物学者の姿を見て、
一瞬きょとりとした表情を見せただろうか。]
……格好、ですか?
いつもと変わりませんが。
[問いかけに、自らの身体を上から下へと見やり。
嗚呼、と頷いたのは、視線の先を感じてか、
肩の少女が微かに身じろいだのを感じたからか。]
……拾ったんです。
[非常に端的に述べた。]
母一人子一人で営む慎まし〜い雑貨屋に、あんまり期待せんといてー?
[どこが慎ましい、と突っ込まれそうな事を言いつつ、代金を確かめる]
はい、確かに。毎度あり、と。
なら、チビさんたちに言うといて。
ご飯残してる内は、なんも作ってあげんよー、てね。
[肩を竦める様子に、騒動の様を思い浮かべ。
それから、悪戯っぽい笑みを浮かべて、こう言った]
[ぶち猫は、喉元に伸びる手を避ける事無く。
ごろごろ、と喉を鳴らす。
学者に向ける視線は、やはり、どこかきょとり、としたもの。
興味深げに、尾が揺れた]
[いつか目が覚めた後に、教会の身上書に書かれた項目にはこう書かれていた]
−−−
■名前:リディ・ルゥリィ Liddi Rulli(ただし、記憶の中にあった名前なので本名かどうかは分からない)
■年齢:思い出せない
■職業:特に無い
■経歴:覚えていない。一番最初の記憶は森の中。
−−−
以下はPL情報。
島生まれの島育ち。
ただし、他の住民は全員リディの顔は知らない。
家族は無し。友人はもういない。
持ち物で身元を照会するものは無い。運動神経は鈍く、いたずら好き。
ライヒアルト家の居候予定。
■希望縁故:基本的にほとんど始めて出会う人ばかりになりますが、そこから友人その他になれるならお受けいたします。
後はまあ、なんとなく設定が分かる人ならそっち方面もどうぞw
いやそうじゃなく。
[格好、の勘違いにはしっかりと突っ込みが入った。続く説明、と言うには短い言葉には片眉を上げて]
拾ったってぇ。
そんなほいほい落ちてても困る代もんじゃあねぇか。
おめぇが拾ったってぇことは、森に居たのか?
あそこに居たってぇのも不思議な話だが。
[ライヒアルトが良く向かうのは森、そこで拾ったのかと思い再びの問い。ぶち猫の喉を擽りながらも視線はライヒアルトと、担がれた少女へ向かう]
それはそれとして。
気ぃ失ってんだか寝てんだか分からねぇが、大丈夫なんかその子?
あぁ、悪かった。
そりゃぁあんだけ取り立ても厳しいんだしな。
[何処か揶揄うような口調で言いつつ、買った品を手にして]
ハハ、ソイツぁ効きそうだ。
今度言ってやるとしよう。
そんじゃ、また来るな。
ありがとさん。
[ひらりと片手を上げて、店から出た]
[相手の表情が動くのとは反対に、まったく表情が動かぬまま]
森ではなく、すぐそこで因縁をつけられました。
私には覚えがないのですが、どうも私に恨みがあるようで。
[相変わらず淡々とした声音で続ける。]
……腹が減ったと気を失ったので、
クロエさんのところでクッキーか何かあれば買って帰ろうかと、
思っているのですが。
[ずれた少女を担ぎ直す仕草を挟み]
流石に、この子を背負ったまま、買い物は無謀でしょうかね。
[真顔で呟いた。]
……アレは、例外さね。
[からかうような言葉に返すのは、冷ややかな一言]
うん、言うてやって。
お残ししなくなったら、とっときのお菓子焼いだけるからねぇ。
はぁい、またよろしゅうに。
[こちらも片手を上げてこう返しつつ、店を出る背を見送った]
[自分とは対照的に動かぬ表情。これで愛想もあれば、とは思うが言ってもどうにもならないために口には出さず]
はぁ? 恨みって。
おめぇ何かやらかしたのか。
……そもそも誰だこの子。
[目を覚まさない少女に視線をやり、首を傾げる。見覚えは無さそうだ]
腹ぁ減ったって。
それだったらクッキーよりはちゃんとした飯食わせた方が良いんじゃねぇか?
つーかその格好で動きまわったら他の連中にも驚かれるのがオチだ。
買いに行くんならうちで寝かして行きゃ良い。
リッキーも居るし、おめぇが離れてる間の面倒を見るくれぇは出来る。
[冷ややかな声にはやはり肩を竦めるのみだった]
さぁて。
後は、今日の飯買って帰るか……
……ん?
[雑貨屋を出て少し歩いたところで、訝しげな顔をして立ち止まる。
視線は数名と猫、主に担がれた少女へ]
フーゴーさんもご存じないのですか。
[首を傾げた相手を見やり、何にしても言葉の足らない生物学者は、その一言で、自分も担ぎあげた少女が何者か知らないと暗に告げる。]
……ああ、それもそうですね。
昨日の夕食の残りで良ければ有るのです。
[フーゴーの言い分に、一つ頷いて。
けれど、申し出には首を横に一度振った。]
この子が何に対して恨みを持ってるのか、
まだ聞けてないのですよ。
できたら、起きた時に直ぐに聴いた方が良い気がするので。
残り物で間に合わないようなら、
後で買い足しに出かけることにします。
7人目、作家 ヘルムート がやってきました。
―村外れ・別荘―
んっんー…、なぁんでかしら。
浮かばない時って、ほぉんと浮かばないのよねぇ。
[つづりかけの羊皮紙を前に突っ伏し、おもく息を吐いた]
せぇっかく気分転換に、こんな僻地にまで遊びにきたのにねぇ。
これはもう…散歩にでもいくっきゃないわねっ!
[なにがどうしてそんな結論に至ったか。
別荘をでて、むらなかの方角へむかっていく]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新