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まったく…神は時としてとんでもない試練をお与えになる。
こんな、子供まで巻き込んで……。
[エーリッヒの言葉に真剣な面差しを向ける]
えぇ、存じております……もし、人狼が本当に居るのなら…
家族でさえ信用ならない、と言う事も。
[それまでとは違う、強い口調でそう伝える]
[男は、神父を見て考えた。彼に任せて本当に大丈夫なのかと。しかし慣れているという言葉には、説得力があった。加えて金髪の青年も手伝い始めて、どうやら大丈夫そうだと思う]
しかしこりゃあ、女子供にゃあんまりな状況じゃねえか?
[ふらふらと台所へ向かうノーラと、震えているイレーネやナターリエを見渡して溜め息をついた]
…姉様?
[優しい声が聞こえた。
ゆらりとそちらを見て小さな声で応える]
姉様、私も姉様みたいになるのかしら。
姉様はどうして…兄様は…。
[そこまで呟くと強烈な頭痛が襲い掛かってきた。
思考もバラバラになるようなそれに頭を抱え込む]
痛い…。
─集会場・外─
[自衛団長の姿が闇に消えて。
行く手を阻んでいた団員たちも、自然、距離を取る。
それでも、こちらを見る目には、鋭い警戒の色があった]
……ふざけろっての……こんな……。
こんなやり方って、ある……かよっ!
[苛立ちを込めて、呟く]
そうやって、誰か犠牲にして……そんなのって……。
[消え入りそうな呟きと共に蒼は、陰りを帯びて。
風が攫った呟きが溶ける前に耳に届いたなら、そこでようやく、ユリアンの姿に気がつくだろうか]
やー、それ持って転んだりしないようにねー?
[ちょっとは心配そうに、危なっかしい男の背中を見送り、口の中だけで小さく独り言。]
…まぁ、まだそうなるって決まった訳じゃない、し…と。
慰霊碑、だっけ?
確か、それ見に来たんだよね…俺。
あとで場所教えてもらわなきゃなぁ。
ぁー、ついでに雑巾とかあったらちょうだい。
捨てていい奴。
拾いきれない破片は拭いて一緒に捨てるから。
[あらかた破片を拾い終わり、]
[割られた食器がかたづけられ、その場の喧騒は収まって]
やーなかんじ。
13人の中に人狼、か。
[ぽそりと誰にも聞こえぬよう小さく呟いて、頭をかいた。
緑の頭巾でまとめられた茶色の髪が、さらりと揺れる]
……素手で割れた食器を触ったら怪我するよ。
箒かなにかで集めたほうがいい。
[掃除用具はどこにあったかと、視線を彷徨わせて]
[ナターリエや、エーリッヒが語る人狼の話題を耳にするが信憑性を抱かないようで、嘆息。それは呆れたという意味ではなく単に先程までの空気が壊れたことに対してだが、そうもいってられまい。
それよりも怯えている者達のほうがまだ気にかかる。]
13か…あまり俺は信心深くはないが。縁起の悪いものは避けたいものだ。なんて文句は自衛団に言うかな…気に入らないな
[と、クレメンスに言い。苛立たしい気分を抱いたままに、女性や子供のほうを眺める。ただなだめる役目はどう考えても自分の役目ではないだろうと自覚しているのでどうするということもできずではあったが]
レディ・ノーラ。
あなたは休んでいてください。
そんな顔色で無理に動いては、俺より酷いことになりますよ?
[安心させるようにノーラに笑いかける]
[そしてキッチンに入り]
ブリジット君も、大丈夫ですか?
少し休んだ方がよろしいのでは?
――休むといっても、難しいかもしれませんが。
[男は一歩身を引いて、エーリッヒの言葉に応じるようなナターリエの顔を見る]
シスター。あんたが聞いてるのは「その伝承」だけかい?
[村のランプ屋には彼女と女主人が暮らすのみだった。
けれどナターリエを見上げた彼女は確かに姉を呼んだ。
記憶の底に沈められたはずの姉を]
……アーくん、戻ろうよ。
[前髪を掻き上げて、溜息を吐いた]
そりゃ、気に食わないけれどさ。
ここにいたって、冷えるばっかりだ。
…まぁ、本当に居るのならっていうか…居るっちゃ居るんだけども…
[修道女の言葉に何かを言いかけて、銀髪の少女が頭を抱えて呻いているのに気づく。]
…どした?
具合悪いの?
[辺りを見回して、]
お医者さんとか、居る?
[キッチンの中の物を見回しながら、何度目かのため息]
まったく。
『重要どころが抜けた迷信だ』
[先に見つけたボロい雑巾を手にした]
[頭を抱え込むイレーネを支えようと、そっと手を差し延べて]
大丈夫?
もし辛いなら、上に行って休んだ方がいいわ。
[そう言って宥めながら。
エーリッヒの声にそちらを見て]
慰霊碑でしたらご案内いたしますけど?
…わたくしでよろしければ。
[と声を掛けてみる]
[キッチンに向かう途中、クレメンスに声をかけられた]
・・・はい・・・はい、そうですわね。
ごめんなさい、お任せしますわ。
[明るい笑顔を作ってクレメンスに向ける]
[広間へと戻っていく]
[食器が割れた原因と、彼女に怪我がない事を知ると、ほっと息をついた。]
[それでも台所に入り、おいたままにしてあった袋を両手で抱えたら少しだけ落ち着いて。]
[台所に現れたクレメンスには、こくと頷いた。]
大丈夫、です。平気…。
[笑みは強張ったままだったが。]
[休めという言葉には緩く首を振る。]
でも、片付けがまだ残ってますから。
[そう言って、心配かけてすみませんと小さく会釈して。広間へと戻ってゆく。]
[ハインリヒの声に一瞬体が跳ねた気がする。
だけど、できるだけ平静を装い、彼に向き直る]
わたくしが聞いている「伝承」はそれだけです。
ですが…人狼がどういうものか、は存じております……。
わたくしの家族は、人狼に殺されましたから。
[それを告げることが、皆にどういう影響を与えるかはわからないけれど。
それだけ、告げて言葉を閉ざす]
……ああ。
[戻ろう、と促されれば、小さく、呟くように言葉を返して。
それでも、蒼の瞳はまた一瞬、闇の向こうへと]
風邪引いたら、バカだし……戻る、か。
片付けは、やりますよ?
[ノーラが戻ったのを見届けた後、辿り着いたキッチンで、ブリジットにそう答える]
そんな顔で動いていては、まわりに心配をさせますからね。
俺だってやるときはやりますし、それに――
他にも頼りになる人がいますしね。
ブリジット君も休んでいたほうがいいですよ。
[広間に戻れば、エーリッヒの声に反応して。]
[何だか辛そうに呻くイレーネに近づき肩に手を触れる。]
イレーネ、どうしたの?大丈夫…?
[心配そうに見つめて。]
…頭、が、痛く、て。
[涙目になりながら途切れ途切れに答える]
あ…シスター。
前、みたいな…もっと、酷い……。
[手を差し伸べられた所でナターリエを認識する。
前から相談していたのも、不安とたまに来る頭痛のことが中心で。
その時はこれほど酷いものではなかったのだが]
はい、落ち、ついた、ら…。
[今は切れ切れに答えるのが精一杯だった]
ん、どうした?
[エーリッヒがイレーネの様子を伺うのに目をとめて。
ブリジットがノーラと共に広間に戻るのを見ると、
呼び止めて]
ブリジット、イレーネが具合、悪いみたい…。
見てあげてくれないかな?
[それから箒、袋を見つけ、すべてを持って広間に戻る]
[丁度シスターの言葉が聞こえた]
[彼女を見る]
[だが言葉は出さず(出ずに)]
…
あ。これでいいですよね。
雑巾と、箒と。
あとはゴミ袋です。
[まだ破片の散らばる場所、エーリッヒに話しかけた]
え?
……馬鹿は風邪を引かないんだよ。
だから、アーくんは引かない、引かない。
[軽い口調。出来るだけ、普段と同じに]
[警戒する自衛団員のそばで、おちゃらけた話をするのは、異質だったろう]
[男は、シスターの答えに肩をすくめた]
そいつぁ、悪いことを聞いたな。
[それきり、興味を失ったように踵を返すと、椅子の傍に置き放しだったナップザックを拾った]
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